今週末はF1韓国GPが開催されます。また、その翌週にはいよいよF1日本GPです。鈴鹿にF1がやってきます。今年は日本人ドライバーがいないので、盛り上がりがいまいちのような感じがしますが、今年はぜひ鈴鹿サーキットに足を運んで、生のレースを観戦した方がいいです。
というのも、2014年のレギュレーションで、まずエンジンが変わります。自然吸気(NA)エンジンからターボエンジンに変わります。もう自然吸気エンジンの甘美な音(正確にはエグゾーストノート)が聞けなくなります。古いF1ファンの人なら分かるかもしれませんが、ターボエンジンの音は面白くないです。なんと言うか、気持ちがいい音ではないんです。
フェラーリサウンド、ホンダミュージックとたとえられるように、エンジン音は人々を魅了する音楽を奏でることがあります。ターボエンジンにはそれがないのです。
まあ、私が知っているターボエンジンの音は、過給圧が制限された時代のものなので、余計に印象が悪いです。加速しながら走る車からは、せっかくターボスイッチを押しても、すぐにポップオフバルブが開いてしまって、「うーん、ぷしゅ、うーん、ぷしゅ」という音をさせながら走っていました。ちなみに、「うーん」の部分が過給しているところで、「ぷしゅ」がポップオフバルブが開いた音です。文字にするとさらに格好悪い感じですね。
ちなみに、ホンダがマクラーレンと組んで、勝ちまくったあの伝説の時代です。セナ・プロの時代ですね。
そして、ターボが禁止され、NAエンジンの時代になるわけですが、ターボの時代を経験した私は、NAエンジンの音を聞いてしびれました。最初に聞いたのは、鈴鹿サーキットで開幕前にホンダがテストをするというので、見に行った時でした。確か、ドライバーはベルガーだったと思います。
エンジンはホンダV10。音量も大きかったですが、甲高いエンジン音のインパクトは今も忘れられません。「気持ちいいーーー!」これが正直な感想です。
■もう純粋なNAエンジンは復活しないかも
昔話ばかりしても仕方がないので、将来予測もしてみましょう。私の個人的な予測では、もう甲高い気持ちがいいNAエンジンの音は復活しないと思います。
ターボエンジンは自然吸気エンジンと比較して燃費がいいので、昨今の原油高や環境への配慮を考えると、どうしてもターボエンジンでのレースにならざるを得ないわけです。さらに、ターボエンジンの先を考えると、次はハイブリッドか電気自動車ということになります。
電気自動車のレースって想像してみてください。サーキットには、「シャー、シャー」というモーターで動くラジコンのような音が控えめな音量で流れることになるでしょう。きっとレースの魅力は落ちます。私は、大地を揺るがす爆音を出しながら走るレーシングカーが好きです。このような考え方を持つ人は多いはずです。
もう純粋なNAエンジンは二度と復活しないでしょう。そんなわけで、NAエンジンを楽しめるうちに、時間とお金に余裕がある人は鈴鹿サーキットにぜひ行ってみてください。これがラストチャンスなんです。
私もぜひ行きたいのですが、お金と時間の余裕がないので難しいです。でもでもでも、鈴鹿サーキットに行きたい!
久しぶりのブログ更新が、ネットと関係ない話になってしまいましたが、これだけはお知らせしたかったので、あえて書いてしまいました。


