2010年03月25日

とうとうmixiもテレビCMを始めましたね

XperiaのテレビCMが流れているようですが、私はまだ1回も見たことがありません。一方、見かける機会が多いのがSNSのmixiのテレビCMです。卒業式など別れのシーズンらしいCMになっています。SNSでのテレビCMというと、すでにモバゲーTownやGREEが流しています。mixiもついにテレビデビューといったところでしょうか。

SNS大手のCMを比べてみると、異なったスタンスでメッセージを発信しているのが分かります。自分なりの解釈をしてみようと思います。

まず、テレビCMで先行したGREEやモバゲーのテレビCMは、ユーザー獲得というよりも広告主に対する訴求が目的です。つまり、「テレビCMをやっているくらいの立派な会社だから広告を出すに値する企業なのですよ」というメッセージを伝えているようです。

ただし、モバゲーの最近のテレビCMは、個人情報保護をきちんとしましょうというメッセージに変わりました。おそらく、中学生や高校生が気軽に電話番号など個人情報を教えてしまって、何かトラブルが発生したのでしょう。モバゲーブランドではなく運営会社のDeNAでCMを打っていることからも、会社としてきちんとユーザー保護をしているのを広告主や当局に示すのが目的なのだと思います。

さて、mixiはどうでしょうか。招待制から登録制に変更になったこともあり、ユーザーを獲得するのが目的のCMのように見えました。「つながるといいことあるよ。卒業したら会いにくくなるのだから今のうちにmixiでつながっておきなよ」と、高校生や大学生に向けてメッセージを発信しているようです。

とても素直なCMですが、SNS最大手でありながら、発信するメッセージは自社サービスの内容説明だけなのかと思うと、mixiの将来性に疑問符がついてしまいます。

そもそもテレビというメディアが持つ力に疑問符が付き始めていますが、テレビはまだまだ強力な告知効果があります。mixiがテレビを使って自社サービスの宣伝をするのは有効な手だと思います。ただ、もっとマネタイズに直結するものを流しても良かったのではないかなと思います。ユーザーは増えたけど広告収入は増えないし、でもシステム投資は膨らむし...といったことがなければいいなと思います。

日本のネット広告は、すでに新聞を超え、テレビに次いで2番目の市場規模にまで成長しました。いつになるかはわかりませんが、ネット広告はテレビも越えるでしょう。その時、SNSなどネットワークメディアがマス広告からターゲティング広告までを担うようになると思います。

ネットサービス事業者は少し前のテレビのようにメディアの王様として君臨する準備はできているのでしょうか。テレビに頼らなくてもメディア価値を上げなければネットの将来も危ういのかなと思いました。

少し話題がそれてしまいましたが、今回はここまでとします。YouTubeにアップされているmixiとモバゲーのCM映像を張り付けておきます。








タグ:広告 CM テレビ


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2010年02月04日

SNS事業者は何で成長路線を描くのか

前回の記事「SNSはゲームプラットフォームなの?」では、SNS事業者がゲームを中心とした成長戦略しか描けないことからSNSの将来を心配して書いてしまいました。少し感情的になってしまったところもあります。

正確にはSNSではないのでしょうけれど、モバゲータウンが無料ゲームを提供して会員を集めることに成功し、無料ゲームを踏み台に有料のアイテム課金を根付かせることに成功しました。このビジネスモデルが成功したことで、GREEも無料ゲームからアイテム課金への道を歩んでいくことになります。ゲームは儲かると信じてしまったのかもしれません。

この不景気で広告収入の伸びを期待できない中、モバゲータウンやGREEは広告に頼らない個人への少額課金で儲けを確保しています。一方、mixiは従来の広告モデルでまだなんとかやっている状況です。これは巨大な会員組織を持っているから運営できているのであると予想できます。So-net SNS(SNSを作ろう!)のようにサービス終了に至ってしまったものもあります。ソネットのお知らせ「So-net SNS(SNSを作ろう!) サービス終了のお知らせ」を読むと、さらりとではありますが、コストに見合った収益を確保できない苦しみが伝わってきます。

どこで売り上げを確保するかがビジネスモデルになるのですが、今のところ大きいのは広告収入か個人課金などの販売収入くらいしかありません。特に昨今の経済状況では広告規模が急速に拡大するとは思えないので、これまで未開拓であった個人からお金を徴収するのを考えるわけです。ところが、やはり個人からお金を頂戴するのは難しいわけです。どうすれば個人はお金を払ってもらえるのか、その解決策がゲームなのかなあと。

うまく言えないのですが、ゲームははまればはまります。寝食を忘れて没頭できるくらいはまれます。ゲームを進めるためならお金を払います。ライバルを出し抜けるならお金を払い続けます。そんな人は少なくないのでしょう。ユーザーが喜びサービス提供者も喜ぶ。WIN-WINの関係を構築できているわけです。

「民間企業だからどのような手段を講じても利益を追求すべし」という考え方が完全に正しければ何も問題ありません。前回の記事に戻ってしまいますが、SNS事業者はゲーム"だけ"に注力してしまっていいのでしょうか。ゲーム中心でビジネスを展開することが悪いわけではありませんが、どの事業者もゲームに頼っていてはサービスの独自性もなくなってきますし、そのサービスも似たり寄ったりになってしまうと、会員が目を向けてくれなくなります。これは広告モデルであれ販売モデルであれ、利益の減少に直結します。

個人から少額の課金をするところまではいきましたが、その先の成長戦略を模索しているというところでしょうか。"ソーシャル"という場を活用したゲームを提供するのもいいですが、ゲーム以外で"ソーシャル"らしいものを提供することでサービスの差異化を図るのも悪くないと思います。あくまでも個人的な感想ですが。

今回もうまく書けなかったです。すいません。
でも、今回はここまでにしておきます。
タグ:SNS ゲーム


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2010年02月03日

SNSはゲームプラットフォームなの?

最近のSNSで素朴な疑問があります。SNSって人と人との交流がコンテンツになるサービスだと思っていたのだけど、知らない間にゲームをする場所になってしまっているような気がします。これはSNSにとっていい方向なのでしょうか。

例えば、GREEとmixiです。どちらも日記をメインコンテンツとして成長してきたSNS大手です。今はどうでしょうか。GREEはテレビでCMを流していますが、どう見ても無料ゲームのサイトにしか思えません。あのCMを見てGREEに登録した人はゲームでしか遊ばないだろうし、もしかすると、新しい人にとって以前から日記を書いていた人を不思議な存在として見るかもしれません。

一方mixiはテレビCMなどの力を借りない成長路線をとりました。mixiアプリで成長を加速する目論見です。そしてこの目論見は成功します。でも、使われているmixiアプリは農園を管理するゲームだったりするので、これもSNS本来の力で未来を目指したわけではなく、やはりゲームの力を結果的には借りたわけです。

GREEもmixiも民間企業なので営利を求めます。なので、どの方向に進めばお金が儲かるのか考えるのは悪いことではありません。むしろ、企業体として当然のことだと思います。

最初の疑問に戻りますが、これはSNSにとっていい方向、つまりSNS事業者が渇望している未来なのでしょうか。なんだか、最近(といってもかなり前から)の小中学生の友達付き合いみたいなものを連想させてしまいます。最近の子供たちは友達と遊ぶ時、携帯ゲーム機(DSやPSP)を持って、友達の家に遊びに行きます。集まって何をやるかというと、各自がゲームをしているわけです。「楽しいのか?」と疑問に思う大人は多いでしょう。全員がそうであるとは言いませんが、そのような状況は少なくはない状態です。

SNSも人と人が交流するのではなく、そのサービスに集まってはいるけれど、各自が黙々とゲームをしている。そんな感じに見えてしまうのです。また、最初の疑問に戻りますが、SNSを含むソーシャルメディアは人がコンテンツとなるサービスです。人の活動が人に影響を与え、さまざまな意味で"面白い"と感じることができるサービスです。interestとfunnyを1つの場所で体験できると言った方がいいかもしれません。

人の振る舞いは予想できないし、各人のキャラは異なるので、ゲームに例えると無限のキャラと無限のシナリオがあるのと同じです。そんな楽しいプラットフォームを出来合いのゲームで遊ぶ空間にしてしまっていいのでしょうか。

もう少し言えば、ゲームをユーザー獲得のエサにするのはいいのですが、そうして集めた会員をなんとかSNS本来の楽しみに気付かせる仕組みが必要なのではないかなと思います。

posted by やすお at 03:17 | Comment(2) | TrackBack(1) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2010年01月07日

地味にmixiのサイトデザインが変更されている

mixiのような有名なサービスは、ユーザーインタフェースが変更されるとブログやTwitterでたくさんの人が話題にする。今回の変更は残念ながら大きな話題にはならなかった。もうmixiは話題にされないサービスになってしまったのだろうか。

ちなみに、今回のリニューアルはマイミクなどの更新情報を分かりやすくするというものだが、うーん、どうかな、以前と変わらないような気がするのは私だけだろうか。

また、予定していた機能を実装していないことも気になる。今回は友人の更新情報(コミュニケーション・フィード)という機能が実装されなかった。これはこれまでコンテンツごと(日記やコミュニティなど)に分類して表示していたのを、新着順などユーザーが表示する順番を選択できるようにする機能だ。

新着順で表示できたら、これはもうFacebookのニュースフィードみたいに分かりやすくなるのかなと期待させる。これが実装されたらmixiの印象はがらりと変わるのではないだろうか。裏を返せば、がらりと変えてしまうことを恐れてしまい今回のリニューアルでは時期早尚として見送ったのかもしれない。

どちらにしろ、mixiのリニューアルについてネット内で語られなくなったことの方が重大な現象だと思う。もうmixiは限界なのかもしれない。

では、今回はここまで。
タグ:mixi


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2009年11月03日

mixiアプリとfacebookアプリは、どちらが儲かるのか

SNS内で動かすアプリケーションについて思ったことを書きます。今日は休日の狭間なので、お酒を飲みながらブログを書くことにしました。何が飛び出てくるか自分でも分かりませんが、15分以内に書ける範囲でさらりと書いていこうと思います。誤字脱字などはご容赦ください。

ということで、SNS内で動かすアプリケーションについて書きます。これ、冒頭で書きましたね。すでに酔っ払っているかもしれません。すでに酔いどれ日記に突入か? いや、そんなことはさせない。少し残った理性で、真面目にブログを続けます。

まず、SNS内のアプリケーション(以下、ソーシャルアプリ)というと、最近注目を集めているのがmixiで使えるmixiアプリです。サンシャイン牧場などが良くも悪くも話題になっているようです。これが日本のSNSの話です。もっと広げれば、GREEやモバゲーのゲームなんかも一部はソーシャルアプリといってもいいかもしれません。私はゲームをほとんどやらないので、詳しくは知りません。ごめんなさい。

一方、海外に目を向けると、Facebookのアプリケーションがあります。ソーシャルアプリの元祖みたいな存在です。ソーシャルアプリを導入した結果、世界一のSNSに成長しました。かつての世界一SNSであるMySpaceもFacebookの成功を見てソーシャルアプリ機能を実装しましたが、音楽というメインコンテンツを持っているMySpaceでは、あまりユーザーに受け入れられていないようです。

で、ビジネスSNSのlinkedInにもアプリケーションがあり、こちらもあまり活用されていないようです。ビジネス用途なので、コラボレーションアプリなどが出てくるかと思ったのですが、時期尚早ってところでしょうか。

ぐだぐだと書いてますが、SNSでアプリケーションを動かすことは当たり前となり、これからはそこからいかにマネタイズするかが課題となります。Facebookのアプリケーションは成功しているようですが、本当にアプリケーションベンダーが儲かっているのかどうか、良く分かりません。ゲームを提供している会社は儲かっているようですが、そのような企業はごく一部なのではないだろうかと疑問に思います。

mixiはどうなんでしょうね。結局ゲームしか儲からないのでしょうかね。せっかくのSNSですから、人と人との交流を深めたり、共同作業ができるようになるとSNSらしいのかなと思います。それでマネタイズできればいいのですが、そこの成功パターンがまだ見えていないのが不安要素ではあります。

そういえば、このブログでだいぶ前ですがSNSがパソコンのOSになると書いたことがあります。なんだかんだ言いながらも、特に仕事でパソコンを使う場合は、電子メールなど人とコミュニケーションをするのがメインになります。コミュニケーションをベースにしたコンピューティングが、SNSがOSになった世界です。現在のパソコンで動かすアプリケーションは、クラウドベースのWebアプリも同様ですが、メールなどのコミュニケーション機能をよく使うと思います。なら、コミュニケーション機能を最初から持っているSNSをプラットフォームにした方が効率よくアプリケーションを動かすことができるし、アプリの開発も効率よくできると思います。

おっと、もう時間がない。酔っぱらいのたわごととして聞いてもらえれば、今回はそれでOKです。何が言いたいのか良く分からなかったと思いますが、書いている方もなかなか整理できていないので仕方がありません。開き直りです(笑)。

ということで、今回はここまで。

posted by やすお at 00:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月15日

CUサービス終了に思う日本のビジネスSNSを成功させる方法

ヤフーが運営しているビジネスSNSのCUが2009年10月19日(ユーザーの招待は9月28日まで)に終了する。実名を登録させることでビジネスにおける人脈構築を狙ったのだが、失敗に終わった。日本ではなかなかビジネスSNSが根付かない。欧米ではLinkedInという成功事例があるのだが、実名制を嫌う(匿名性を好む)日本人の性質がSNSのビジネス利用を妨げているのかもしれない。

CUについて、過去に書いた記事「ヤフーのCUはLinkedInのライバルになるのかなあ」を読み返してみた。「成功しないだろう」と書いたことが、残念ながら当たってしまった。そして、このブログでまともにCUについて書いた記事は「ヤフーのビジネスSNS「CU」に招待してもらいました」だけであり、しかも「まだ登録しただけなので、詳細なレビューは後ほど」と書いておきながら、放置状態にしてしまった。過去記事にも書いたけれど、やはりコンテンツが不足した状態で、運営側のプロモーションもなければユーザーは放置して当然だと思う。そこに訪れる目的がなければ行かない。それだけである。


■日本のビジネスSNSとは

LinkedInは米国を中心に成功しているビジネスSNSだと思う。基本的には実名を登録し、自分のキャリアを公開して、人脈を広げたりビジネスチャンスを得たりするのに使われている。ほとんどの仕事は一人ではできない。人と人とのつながりの中で、人がビジネスを遂行する。なので、冷静に考えれば、仕事とSNSの親和性は高い。だが、日本では成功事例を聞いたことがない。

これも過去記事「ビジネスSNSとmixiのたった1つの違い」で指摘したが、SNSの中で構築する人間関係が仲良しクラブ的なものになりがちなことが、ビジネスSNSを難しくする原因となっていそうだ。仕事で付き合う人は、仲がいいというわけでは必ずしもない。いわゆる"仕事上のつきあい"という人間関係がある。友達にはなりたくなくても、同僚になっているケースは珍しくない。この仲良しクラブと異なる仕事のコミュニティをいかに構築できるかが、ビジネスSNSの成功につながると思う。

仲良しクラブはmixiだけで十分。いくらビジネスSNSと名乗っていても、実体がmixiと同じ機能しかなかったら、仕事では使わない。嫌いな人にマイミク申請できるかと問われたら、できない(しない)と答える人がほとんどだろう。これまで、CUを含めてビジネスSNSは、仲良しクラブの構築にしか使えなかった。それが決定的な失敗の原因だと思う。


■人だけでなく企業間のつながりも必要じゃないかな

さらに、日本特有の事情について書いてみる。LinkedInがまだ成功している部類に入るのは、欧米のビジネススタイルによるところが大きいと思う。欧米では、まず個人が表に出て仕事をする場合が多い。一方、日本では会社が前面に出て仕事を行う。日本では、○○で働いている人だから、高い技術を持っているに違いない。△△だから、真面目な人だろう・・・とまず企業名で仕事のレベルや性格を判断される。もちろん、この判断は誤っている場合が少なくない。まあ、これを悪いというわけではない。日本では、良くも悪くも企業が主体となってビジネスが回っているわけである。会社と会社の付き合いの密度は濃いと思う。

SNSは個人と個人の結びつきを表現したものである。欧米の個人で仕事をするスタイルであれば特に問題はないのだが、日本では個人が前面に出ないので、SNSとの相性が悪いのである。mixiの会員数は多くても、ビジネスSNSが流行らないのはそういった理由もあると思う。

だから、日本のビジネスSNSは、企業と企業の関係を構築するサービスにすれば、なんとなく成功しそうな気がする。個人は企業名の後ろにかくれて、組織が活動をするのである。元々仕事はチームプレイである。企業は法人という格をもっている。ならば、法人がまるで個人のようにふるまってSNS内で活動するのはありえるのではないだろうか。

いろいろ書いたけれども、欧米のサービスを輸入もしくは真似るだけではなく、日本特有の事情を考慮したサービスが出てきてもいいのではないだろうか。社会人コミュニティ「ケイレキ.jp」もおしい。mixiのように濃いソーシャルグラフを構築しないで、ゆるいながらもしっかりとしたソーシャルグラフを構築できるのは良い点。しかしながら、もう一歩、仕事に直結した何かが欲しい。まあ、デジタルネイティブ世代にとっては、これくらいの関係が気持ちいいものなのかもしれないけどね。もちろん、悪い意味で書いているのではない。楽しそうでいいなあとうらやましく思っているくらいだから。

話が別の方向に行きそうなので、今日はこれくらいにしておこうと思う。軽く書くつもりが、長くなってしまったしね。

では。

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2009年09月09日

mixiの新機能「仲良しマイミク」ってグループ機能の1つだよね

日本最大のSNSであるmixiに心機能が追加されました。「仲良しマイミク」という機能です。簡単に説明してしまうと、日記の公開範囲を制限する機能です。ぶっちゃけて言うと、マイミクのグループ機能の一種です。

実は、私、この仲良しマイミク機能について誤解していました。mixiの説明ページを見ると、普段からメッセージを頻繁にやり取りするような、濃密なコミュニケーションをしているマイミクを登録して、お互いの友情を確かめ合うような機能だと誤解していました。違うんですね。そんなキモイ機能ではないんですね。グループの1つだったんですね。

私はマイミクシィがそれほど多くないので、元々mixiに備わっているマイミクシィ管理という機能を使う必要がありませんでした。グループ機能そのものを知らなかったのです。そのため、仲良しマイミクの設定画面を開いて、「新規グループ追加」のボタンを見て、「ああ、これはマイミクをグルーピングする機能なのだな」と勘違いしてしまったのです。仲良しマイミクとグループ機能を混同したわけですね。

そもそも、グループと仲良しマイミクは異なる機能のようです。だけど、同じような振る舞いをするといった感じです。では、仲良しマイミク機能はどう使うのがいいのでしょうか。残念ながら、まだ混乱している私には、mixiの解説ページを読んだだけでは理解できませんでした。どうしても、グループ機能の1つにしか思えないのです。

日記の公開範囲を制限する機能は、グループを設定しても実現できます。仲良しマイミクを設定する必要はありません。では、プロフィール情報の公開範囲を細かく設定できるのかと思ったのですが、それも違うようです。うーん、何が便利なのか分からない。

そもそもmixiでは、一般的に「マイミク」と呼ばれている間柄を「マイミクシィ」と表記してきました。細かいことですが、これからは「マイミク」と表記していくのでしょうか。なんだかどうでもいいことのように思えてきました。まあ、きっとどうでもいいことでしょう。

最近のmixiは世界一の規模を誇るFacebookというSNSにならって機能強化しています。mixiアプリなんかはまさしくFacebookの成功体験を見て、二匹目のドジョウを狙うものです。仲良しマイミクはどうなんでしょうか。mixiオリジナルなのでしょうか。グループ機能と混同させてしまうあたり、うまくないなあと思います。私が必要としない機能だからかもしれませんが。

ぐだぐだ書いてしまってすいません。なんとなく洗練されていない機能だなと思って、自分の中で整理するつもりでブログを書いてしまいました。結局、何も整理できませんでしたけれども。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 00:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年09月04日

Mixiの画面をどうにかしたい

mixiアプリが公開されましたが、なかなか広がりませんね。面白いアプリケーション(キラーアプリ)がないからというのが一番の理由でしょう。それ以外にも、現在のmixiにそのまま組み込もうとしたのが、まだ成功していない(あえて失敗とは言わない)理由になるのかもしれません。

Facebookで成功したSNS内のアプリ。ミニゲームを中心にプレゼントをフレンドに贈るギフト系のアプリなどがあり、アクティブユーザーもかなりいるようです。mixiアプリはまだ始まったばかりなので、とやかく言うのは間違っているかもしれません。でも、Facebookとmixiには決定的な違いがあるのです。

mixiのキラーコンテンツは何でしょうか。多くの人は日記と答えるのではないでしょうか。次はコミュニティといったところでしょうか。これがmixiの2台機能です。特に、日記のコンテンツ力はすばらしく、海外のメディアはmixiをブログプラットフォームであると紹介したほどです。確かにmixiの日記ってブログみたいなものですよね。

一方、Facebookのキラーコンテンツは何でしょうか。異論はあるかもしれませんが、フレンドの行動がキラーコンテンツになるのではないでしょうか。フレンドが発したつぶやき(ステータス)やギフト系アプリケーションでのプレゼント交換、ブックマークしたWebページ、投稿したブログへのリンク、YouTubeでお気に入りに設定した動画へのリンクなどがあります。この中でFacebookが持っている機能はつぶやき(ステータス)の更新くらいです。他は外部サービスの利用状況をFacebook内で通知しているにすぎません。mixiを使っている人にとって一番不思議に思うのは、日記機能がないことです。FacebookにはNoteという機能があり、それが日記機能に似ているのですが、正直なところまったく目立ちません。ちなみに、mixiのコミュにあたるものがFacebookではグループになるのですが、グループへの書き込みなどもあまりありません。2億ユーザーを誇る世界最大のSNSなのに、グループに書き込む人はそれほど多くありません。

■Facebookがすごいのは大量の情報を見やすくしたこと

SNS内で扱える情報は、外部サービスの情報を取り込むFacebookの方が圧倒的に多いです。日記とコミュだけのmixiとはまったく違う情報流通量です。しかし、自分のフレンドとのかかわりを再確認するのは、Facebookの方がやりやすいです。

これは、画面レイアウトの違いになるような気がします。Facebookでは、さまざまなサービスから流れてくる情報を「Wall」というページに表示します。ユーザーはWallを見ていればすべての情報を入手できます。一方、mixiではマイミクの日記の更新状況を表示する部分と、コミュの更新情報を表示する場所は異なります。mixiエコーのコンテンツでさえ画面上は独立して表示されます。フレンドが何を更新したのかは、mixiでは分かりづらいです。その上に、トップ画面の異なる部分をみないとマイミクの状況が分からないというのはかなり不親切だと思います。

いっそのことmixiもFacebookのようなストリーム型の更新情報通知に変わったらいいなと思う。そうすれば、マイミクがどのようなmixiアプリを使っているのか、日記を更新したことも分かりやすいし、外部サービスとの連携もしやすくなるでしょう。

個人的には。mixiエコーとTwitterが連携してほしいし、mixi内の日記に外部ブログの情報を取り込みたいです。日記の場合は、mixiの日記と外部のブログの両方を使って、1つのmixi日記として使うことができると楽しくなると思います。

大量の情報をいかに扱いやすくするかがSNSサービス構築者の腕の見せ所かなと思います。現在のmixiは、たいした更新情報は流れてこないのに、きちんと更新情報を見ようとすると面倒になります。mixiアプリを追加しただけでこれですから、外部サービスとの連携なんてさせたら、かなり混乱すると思います。とにかく、mixiアプリを実装したmixiが次にやらなければならないのは、情報の流れの整理かなと思います。

では、今回はここまで。

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2009年08月26日

mixiアプリ、盛り上がるといいね

日本を代表するSNSであるmixiで、mixiアプリを使えるようになった。mixiアプリとは、mixi内で動くブログパーツみたいなもの。SNSの特徴をいかしてマイミクと遊べるミニゲームなど、ソーシャルメディアらしいつくりとなっている。

過去記事「mixiがFacebookの後を追う」や「mixi、次世代へ」でも触れたが、SNS内のアプリケーションというものは海外のSNSでは当たり前の機能になっている。最初は米国のSNSであるFacebookがこの機能を公開した。それがきっかけで、世界一のSNSへと成長したわけだ。このSNS内アプリは、音楽を中心としたSNSであるMySpaceにも実装され、日本語版のマイスペースでもアプリケーションが使えるようになっている。そういう意味では、mixiアプリは国内初のSNS内アプリというわけでもない。

■mixiでは爆発しないかも

私もmixiアプリをいくつか入れてみた。入れてはみたものの、最初、何を入れようか迷った。使いたいmixiアプリが多くて迷ったのではない。その逆だ。面白そうなmixiアプリがないのである。始まったばかりのサービスなので、アプリの絶対数が少ないのは仕方がないのだろうが、ミニゲームで暇をつぶしたい人以外は、興味をそそるものがあったのだろうか。

mixiアプリのラインナップが充実するかどうかは、開発者がどれだけ増えるのかとユーザーがどれくらい期待しているかにかかってくる。つきつめれば、ユーザーがmixiに何を求めるかで、需要の大きさが決まる。すでに、SNS内でアプリケーションを使えるようにすれば、ユーザーが勝手にインストールして使う時代は終わったと思っている。MySpaceは、音楽を中心にしたコミュニケーションが中心なので、MySpace内のアプリケーションはほとんど使われていない。アプリケーションで遊んでいる時間があるのなら、好きなアーティストの音楽を聞いたり、ライブの情報を仕入れたりするのに時間を使うからだろう。

一方、Facebookはフレンドとの交流がユーザーの目的となる。単にチャットやメッセージのやりとりだけでなく、Facebookアプリケーションを使ってバーチャルギフトを送るなどでコミュニケーションの幅を広げることができる。アプリケーションがうまい具合にユーザーの目的とかみ合っているのだ。だから、Facebookアプリケーションは爆発的に広がった。ユーザーがたくさんいればたくさんの開発者が参入し、さらにアプリケーションとユーザーが増えると言う好循環になっている。

では、mixiではどうだろうか。mixiのメインコンテンツは、コミュニティでのコミュニケーションで、次に日記といったところだろう。mixiは会員とのコミュニケーションが主目的である。だったら、Facebookのようにmixiアプリも爆発的に普及しそうに思える。

ここで、もう一つ重要なのが、日本人気質である。誤解を恐れずにいうと、mixi内のコミュニケーションはムラ社会のコミュニケーションである。個人と個人のコミュニケーションではなく、集団の中で情報を循環させるコミュニケーションなのである。先ほど、mixiのメインコンテンツはコミュニティと書いたが、まさしく、コミュという集団内の情報交換の場所を提供するのがmixiなのである。決して個人対個人のコミュニケーションではない。そして、SNS内アプリケーションでユーザー間の交流が発生するものは、個人対個人のコミュニケーションが要求される。これは多くの日本人に合わないだろう。もし、mixiアプリが普及するのであれば、日本人のデジタルネイティブ世代が欧米流のコミュニケーションに慣れた証拠になるだろう。

■やはりFacebookの後を追うmixi

少し厳しいことも書いたが、mixiはmixiでがんばっていると思う。Facebookの成功をよく研究していると思う。そして、コラボレーションアプリを用意することで、1つのマネタイズ手法も確立し、Facebookモデルをも越えようとしている。うまくいけばいいけれど。

問題は、mixiアプリの情報を表示しなければならなくなった画面だろう。日記、コミュ、写真、アプリ、エコー・・・と、情報が分散されて表示されるので、かなりごちゃごちゃして見にくくなった。画面をもっとすっきりと見せられるようになれば、mixiアプリも普及するかもしれない。現在は、mixiアプリを入れることで、日記やコミュの更新情報が見にくくなるような感じがする。

では、Facebookのようにユーザー個人に関する更新情報をNews Feedなどストリームにまとめて流してしまえば解決するように思える。しかし、これもいい解決方法とはいえない。先ほども書いたように、mixiのメインコンテンツはコミュの書き込みと日記である。これを読みにくくすると「mixiが使いにくくなった」と批判を浴びるだろう。ストリームに日記やアプリの更新情報を一緒に流してしまうと、mixi内での日記やコミュの書き込みの表示頻度が下がってしまう恐れがある。mixiアプリが普及するとメインコンテンツが弱くなるという皮肉な結果になる。

mixiは情報を整理して、しかもユーザーが求めるものをこれまで以上に見やすいように画面設計しなければならないだろう。mixiアプリを続けるのならね。これも、広告収入との関係があるので、うまくいかないと判断し、広告主が増えないとなったら、あっさりとmixiアプリから撤退するかもしれない。

どちらにしろ、mixiは次世代SNSへの一歩を踏み出した。始めたからには、日本一のSNSらしく普及に努めてほしい。そして、日本に閉じたサービスから抜け出し、世界に通用するSNSになってほしいと思う。コミュニケーションは国境を超える。すでに日本国内だけで交流する時代ではない。mixiアプリが交際展開のきっかけになるといいと思う。難しいだろうけど。

では、今回はここまで。ちょっと長くなったね。

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2009年08月01日

参考ピープルは参考にならないかも

朝日新聞が提供している携帯電話向けのSNS「参考ピープル」で、ベータテスターを募集している。本サービスは2009年9月1日からスタートするという。早速、私も登録してみた。ベータテスターは1000人の募集なので、試してみたい人は急いだ方がいいかもしれない。まあ、そんなに急ぐ必要もないかもしれないけれど。

参考ピープルは、ソーシャルブックマークとSNSを組み合わせたようなサービスだ。ユーザーが、「これは役に立つなあ」と思ったら、リンクを登録すると会員間で情報をシェアできる。ミニブログ機能もあり、Twitterのようなつぶやきを投稿することができる。Mixiのようなコミュニティもある。もちろん、SNSなので、会員同士が友達になることもできる。

このようにスペックを並べると、何でもできるサービスのように思える。しかしながら、現時点ではどうも中途半端なサービスとなっている。基本的には携帯電話で使うサービスである。ユーザーがみんなに知らせたいWebページがあったとしても、はてなブックマークやDelicious.comのようにすぐにブックマークできるわけではない。わざわざ参考ピープルにアクセスし、知らせたいWebページのURLを直接入力するか、参考ピープルの検索エンジンを使って、目的のWebサイト(携帯サイト)を再検索しなければならない。

とにかく面倒である。いくら面白いWebページを見つけたからといって、人はこのような面倒な作業をするだろうか。人間はそんなにお人よしでもないし、ヒマでもない。携帯電話でURLを入力するのなんて、想像しただけでいやになるし、参考ピープルの検索エンジンで目的のページが見つからなかったら、ユーザーの努力は無駄になる。

このようなサービスはパソコンをベースにした方が便利だと思う。ブックマークするのに、わざわざ今見ているページを離脱しなければならないのは不自然である。携帯電話向けのサービスであっても、ブックマークはパソコンで、リンク先を見るのは携帯電話で、という使い方なら理解できる。ベータが取れるころには、そうなっているのだろうか。

まあ、まだベータ版なので、9月1日の正式版サービスでは使い勝手がよくなっている可能性はある。私の想像ではその可能性はかなり低いとは思うが。まあ、大手新聞社のお手並み拝見といったところだ。

ちなみに、私の参考ピープルでのニックネームは「やすお」となっています。飼っている犬の写真をプロフィール画像にしています。参考になるピープルになる自信はまったくありませんが、よろしければ友達になりましょう。

では、今回はここまで。

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2009年04月25日

MySpaceに翻訳機能がついた

いつからあったのか記憶にないのだが、MySpaceのユーザーが持てるブログに翻訳機能がついていた。日本語で書いた文章を英語などに翻訳できるし、外国人が書いたブログを日本語に翻訳することもできる。

翻訳エンジンはGoogleのものを使っている。さすが全世界の知識を整理しようとするGoogleである。MySpaceのブログもGoogleが整理する対象として無視できなくなっているのだろうか。

翻訳精度はGoogleの翻訳エンジンの機能による。試してみたが、あまりよくない。数年前からGoogleは翻訳機能を提供していたが、まだまだという印象は変わらない。さらに、長い文章だと翻訳が終わらない。私のブログはそんなに短くないので、翻訳リンクをクリックしても翻訳完了の画面は出てこなかった。

それにしても、自分が書いた文章を英語に訳せるのは面白い。まったく他人の文章のようにみえてしまう。コメントも翻訳するので、フレンドの書き込みがいつもと比べて格段に格好よく見える。

もちろん、海外のフレンドが書いたブログも日本語に翻訳できる。好きなアーティストが書いたブログを、精度はそこそこだけれども日本語で読めるのはうれしいことだ。

グローバルコミュニケーションにおいて、壁となるのは言葉である。交流サイトのSNSで翻訳機能が付くのは、SNSの利用目的に合致していて歓迎すべきことだ。本当にいつごろリリースされたのか分からないが、将来を期待できる機能がこっそりと追加されていた。このような自動翻訳で実用に耐えるようになるまで、どれくらいかかるのか気になる。できるだけ早くクオリティが上がるのか楽しみだ。

では、今回はここまでです。
よい週末を!

posted by やすお at 03:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年04月24日

mixi、次世代へ

日本のSNS大手のmixi(ミクシィ)が、次世代SNSへと動きだした。mixiで動くソーシャルアプリケーション「mixiアプリ」を普及させるために、コミュニケーションファクトリーに出資し、mixiアプリの開発を推進する。また、mixiアプリを広く募集するキャンペーン「ソーシャルアプリケーション アワード」を開催する。

SNSで動くアプリケーションって何?と思う人も多いだろう。これは、ブログで例えると、ブログに組み込むブログパーツみたいなものと思えばいい。ブログパーツはブログ本体以外に天気予報など追加で情報発信するのに使われる。一方、SNSでのアプリケーションはSNS内でつながっているフレンドとのコミュニケーション機能を強化するものになる。mixiだったらマイミクシィ(マイミク)にバーチャルギフトを送ったり、お薦めの動画を紹介したりできるようになる。

実は、SNSで動かすアプリケーションは新しいものではない。米国のSNS大手であるFacebookやMySpaceにはすでに実装されている機能である。海外にはFacebookやMySpaceのアプリを提供するのがメインの企業もある。以前にも紹介したが、SuperPokeなどを提供する米Slide社や、SuperWallを提供する米RockYou!社などが代表的なところだ。なので、mixiの取り組みは新しいものではなく、すでに先行しているSNSにようやく追いつこうとしているところである。ついでに言うと、MySpaceは日本版サービスを提供しており、そこでもアプリケーションを利用できる。日本国内に限ってもmixiが最初というわけではない。

では、mixiの狙いは何だろうか。これは、CNETの記事『「mixiアプリ開放は過去最大の変革」--ミクシィ笠原氏、自社イベントで講演』で紹介されている。つまり、mixiのサービス拡充である。mixiでは日記をキラーコンテンツにして、これまで会員を増やしてきた。日本人は日記が好きなのだろうか、この機能が広く受け入れられて会員数を伸ばし、ページビュー(PV)を増やし、売り上げを伸ばしてきた。そして、今では日記だけでは次の成長路線に乗れないこともはっきりした。次の成長シナリオを描くために、mixiアプリを提供するようになった。と、こんな感じである。

また、mixiだけではさまざまな会員を満足させる機能を実装できなくなってきたので、サードパーティの力を借りるという意味がある。冒頭で紹介したコミュニケーションファクトリーへの出資だったり、「ソーシャルアプリケーション アワード」の開催だったり、積極的に外部のリソースを活用しようとしている。

そして、米RockYou!社はソフトバンクなどとの合弁企業であるロックユーアジアを設立している。ロックユーアジアは米RockYou!社の各種SNS向けアプリケーションのmixi版を提供する。仮想ペットの飼育ゲーム「Super Pets」と軽い挨拶ができる「ハグ☆ミィ」、自分のリアルな感情表現をするコミュニケーションツール「マィ☆モード」のベータ版を提供開始した。

mixiがmixiアプリを推進するのと同時に、実際にmixiアプリを開発してくれる企業があることは、mixiにとっては追い風である。だが、mixiがFacebookのようにアプリケーションで成功するかどうかは、実際にリリースしないと分からない。日本のMySpaceを見ていると、あまりアプリケーションを使う人がいないので、mixiももしかすると成功しない可能性だってある。このあたり、日本企業をうまく巻き込むことで、日本独自のアプリケーションが登場する可能性がある。期待しよう。

mixiについてはもっと書きたいこともあるのだけれど、長くなるので、今回はここまで。ここで書ききれなかった部分が別の日に改めて記事にしたいと思う。

以下、参考記事を挙げておく。

◎関連記事


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2009年04月22日

静かな会話、言葉を使わない会話

まず、エレベータでの出来事を紹介しよう。エレベータに乗りこんだ二人組がいた。その二人はおしゃべりを楽しんでいた。正確には楽しんでいるように見えた。もちろん、エレベータの中では話をしないのがマナーである。新入社員研修でビジネスマナーの基本として習った人もいるだろう。この二人組は声を出さずにおしゃべりをしていた。手話で自分の伝えたいことを表現し、相手の言いたいことを目で理解しようとする。そんな光景に出合った。

そういえば、過去にも似たような経験があって、込み合った電車の中で、男性二人が話をしているのを見かけたことがある。電車の中も大声で話をしていけない場所とされている。こちらも手話でコミュニケーションしていた。車内のアナウンスが大音量で響いている中では、声は聞きづらい。でも手話なら騒音の中で声が消えてしまうことがない。手話を便利だなと思った瞬間でもある。

手話で会話している人を見て気がついたことがある。この二つのケースで話をしている人たちは目を輝かせながら会話をしているのだ。私は手話について詳しいわけではないが、声よりは伝えられる情報量は少ないと想像する。表現したいことを表現しきれないこともあるだろう。誤解だって生じているかもしれない。でも、会話をしている間、当人の目は輝いているのだ。これは、人類がいかにコミュニケーションを必要としているかの証拠になるかもしれない。逆にいうと、コミュニケーションをする必要があるから、手話が生まれたのかもしれない。

ネットの世界でも、最近はソーシャルメディア全盛期であり、個人間のコミュニケーションがとりやすい状況ができている。ここでいうコミュニケーションの舞台はワールドワイドになる可能性がある。SNSだとMySpaceであったり、Facebookになったりする。日本独自のmixiやGREE、モバゲータウンなどがあるが、それらは少しおいておこう。日本の特殊事情を長々と説明するわけにはいかないので。

ただし、ワールドワイドのソーシャルメディアの日本人が参加する場合は、言葉の壁が立ちはだかる。もちろん、そんな壁をたやすく超えてしまう人はいるが、多くの人は壁として大きくそびえたつことになる。

ちょっと強引にFacebookやMySpaceの話にもっていく。これらのSNSでは、アプリケーションを使うことができる。私が言葉を使わないコミュニケーションだなあと感じるアプリケーションもある。いわゆるギフト系と呼ぶアプリケーションはほとんど言葉を使わないコミュニケーションとなる。たとえば、米Slide社のSuperPoke。FacebookやMySpaceで使えるアプリケーションであるが、小さな画像やアニメーションをフレンドに送信したり、返信されたりしながらコミュニケーションできるものである。

Facebookでは古くからあるアプリケーションで、相手を選んで「high five」とか「hug」、「kiss」といった動作を示す動画像を送りあうことができる。それだけだ。だが、送りあう行為がまるで会話のようである。送る動画像も相手のことを考えて決める。「これを送ったら笑ってくれるかな」「元気出るかな」などを考えながら送信するものを決める。誕生日やバレンタインデーなどは専用の画像があるので、それを送る。言葉を選びながら話すのに似ているというイメージは理解できるだろうか。

で、SuperPokeといったギフト系アプリケーションでは、基本的に言葉を使わない。メッセージを添えることはできるが、ほとんどの人は使っていない。送るものに自分の気持ちを込めるので、ほとんどのケースで必要ないのだ。また、動画像は言葉の壁を越えて物事を伝えることができる。ハートマークを送られたら、なんとなくうれしい気持ちになるだろうし、いたずらをしようとして落とし穴を送って、笑ってもらおうとすることもできる。

始めの話に戻るが、これは手話と同じく、言葉を使わない会話なのではないだろうかと思ったわけだ。人類が求めている他者とのコミュニケーションであり、言葉の壁を超え、声以外の会話を実現する。そんな新しいグローバルコミュニケーション(ユビキタスコミュニケーションと言ってもいいかもしれない)が、登場しつつある。コミュニケーション手段はもっとバリエーションが増えるだろう。どんな人とどのような会話ができるのか楽しみである。

最後に、FacebookのPokeとSuperPokeについて説明した動画を貼っておく。


本気にしないように。こんな怖いことはないから(笑)。
では、今回はここまで。

posted by やすお at 02:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月21日

アメーバでも仮想世界が始まった−アメーバピグ

仮想世界はなかなか成功しない。だが、そこにチャレンジする企業はいる。アメーバブログを運営するサイバーエージェントは疑似3次元の仮想空間「アメーバピグ」を提供しはじめた。ユーザーは自分自身のアバターを作成して、仮想空間内を歩き回れる。用意されている空間は、渋谷や代々木公園、浅草など、実際の日本の場所を模している。

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まだ始まったばかりなので、中にいるユーザーは何をやっていいのか混乱しているようだ。とはいえ、一部は仮想空間内でチャットなどを始めており、仮想空間に慣れている人も一定数はいるようだ。

3次元の仮想空間といえば、リンデンラボのSecond Lifeが有名だ。2年くらい前だろうか、多くのマスコミに取り上げられ、さらにIBMや日産自動車など大手企業がSecond Life内でマーケティング活動を始めたものだから、当時は、すべてのものが3次元仮想空間に吸い込まれていくかのようだった。当時の私は、3次元仮想空間は失敗する。Second Lifeがもてはやされるのは、3次元空間の物珍しさであって、実経済とは結び付かない。また、パソコンのディスプレイという中で3次元空間を表現することと、実際に3次元であるかのように歩き回る操作をすることは非常に難しい。だから、一過性のブームであって長続きしないと言っていた。そして、その通りになった。

今回のアメーバピグも似たような仮想空間サービスであるが、ユーザーに定着するかどうか判断するのは早い。アメーバピグの場合は、完全な3次元空間でのサービスではないこと、つまり、3次元空間のように見えるが、実際には2次元の処理でしかないゆえに、完全3次元空間でのアバター操作よりも簡単になる。しかし、私が操作したところ、それほど自由には動かせなかった。チャットもどうしていいのか分からない。発言は容易にできるので、どちらかというとTwitterに近い状態になっている。

今度こそ仮想空間サービスが普及するのか、アメーバピグで試されている。アメブロ登録者(アメンバーという)はすでにたくさんの人がいる。なので、アメーバピグに入れる人の絶対数は多い。この会員数をエンジンにして、一気にサービスを盛り上げることができるかがキーになる。どうなることやら。

今回はここまで。では。



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2009年02月14日

MySpaceとFacebookの戦い−動画を制するものが勝ちなのか

熾烈な戦いをしているSNSの2巨頭。決着はどのようにつくのだろうか。まあ、決着と言っても、どういう状態になったら勝ちなのか判断基準があいまいなところがあるのでなんともいえない。判断材料としては、どちらも民間企業であるので、売り上げまたは利益が多い方が勝ちとした方がいいのだろうと思う。株式の時価総額で比べる手もあるが、Facebookが非公開企業であるので、簡単には2サービスを比較することはできない。

では、売り上げがまたは利益を最大化できるところという観点で見てみよう。TechCrunchの記事「MySpaceの方がユーザーの滞在時間は長い」によると、ユーザー滞在時間が長い方はMySpaceとある。これは納得できる結果だ。MySpaceではフレンドになっているアーティストの音楽を聴いたり、動画を視聴したり、平気で5分から10分くらい滞在していることは珍しくない。

1ページの滞在時間が伸びると、それだけ広告を露出する時間が増え、視聴者に何かを意識させたりできるし、広告をクリックしてもらえる確率も高くなる。なので、少し前のWebサイトからは動画コンテンツをWebサイトに載せるようにしていることが多い。動画をしっかり見るユーザーが増えると、その分、ページビューが減ることになるのだが、最近はあまりページビューを重視していないらしいので、動画は広告を露出させるためのいい撒き餌になっているわけだ。

MySpaceはもともとリッチメディアポータルを目指して、音楽や動画を集めてきた。これが地道に効いてきたようだ。一方、Facebookには滞在時間を増やすコンテンツがあるのだろうか。候補となるのはアプリケーションで提供されるゲームだろうか。私はゲームをしないので、Facebookのゲームアプリがどれほど売り上げや利益に貢献しているか分からないけれども、音楽や動画にはかなわないような気がする。今のところ、Facebookでの音楽は、iLikeアプリケーション頼みであるし、動画にいたってはYouTube頼みである。

とまあ、そんなことを考えながらもMySpaceとFacebookを楽しんでいる。個人的には、音楽を聴きたいときはMySpaceを立ち上げっぱなしにして、フレンドリクエストをもらったアーティストのプロファイルページを表示したまま音楽を聴いている。別のWebブラウザでは自分がやりたいことをやっている。Facebookを立ち上げていることもあるし、ブログを読んでいることだってある。その場合もMySpaceの音楽が流したままだ。

そういえばmixiもなんかmixiラジオなんてものがあったと思うのだけど、きちんと機能しているのだろうか。私は、なんか中途半端なサービスのように思えたので、今はまったく使っていない。Mixiは広告モデルなので、大量の人を長時間引き止めておかなければならない。そのためのmixiラジオだと思うのだが。うまくいくといいなとは思う。

posted by やすお at 04:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月10日

バーチャルギフトは体に良い?

プレゼントとして食べ物を贈ることはよくある話だ。最近減ったもののお歳暮やお中元としてビールや高級ハムなどを贈るのは定番だ。そして、2月14日はお菓子メーカーが仕組んだバレンタインデーである。日本では女性から男性にチョコレートを贈る習慣がある。まあ、説明するまでもないだろうけど。

このチョコレート、高カロリーのため食べすぎはよくない。もっとも、よほどの人でなければ食べすぎを心配するほどもらうわけではないので問題はない。義理チョコの習慣もここ数年でかなり減ってきた。今年は不景気の影響を受け、さらに義理チョコが減るにちがいない。

話が脱線した。ここで言いたいのは、バーチャルギフトとしてチョコレートを贈ってはいかがだろうかという提案である。もちろん、本命チョコはリアルのものでリアルに渡せばいいと思う。問題は義理チョコである。義理というからにはそれなりの気持ちも入っていなければならない。しかし、このご時勢では義理チョコにかけるコストは最小限にしたい。そんなところだろうと思う。

バーチャルギフトはSNS内で贈られるギフトのことで、リアルなものを贈るわけではない。リアルなモノの代わりにデジタル画像を贈る。日本のSNSではGREEやモバゲータウンが有名だろう。海外のSNSではFacebookが有名である。もちろんこの他にもバーチャルギフトを贈ることができるサービスはあると思う。このバーチャルギフトは有料のものもあれば、無料で贈ることができる場合もある。Facebookなんかは無料のバレンタインギフトが多く用意されている。用意されているというより、ギフト系のアプリケーションのほとんどが備えているのではないだろうか。

バーチャルギフト(デジタルギフトと言ってもいいかもしれない)は、まだ市場が大きくなったとは言えない。ただし、GREEやモバゲータウンの売り上げでギフトだったりアバターであったり、リアルなものではないバーチャルなものの売り上げがそれなりの比率を占める。会員数ではmixiにかなわないGREEであるが、利益をみるとmixiと肩を並べる。これはバーチャルギフトの売り上げが寄与している。

デジタルネイティブ世代が台頭するころには、ギフトというものはデジタルであることが当たり前になるかもしれない。それはそれで、流通業が困ってしまうのだが、バーチャルギフトにお金を支払う習慣がきちんとできていれば、現在のお金の流れ(産業構造)は変えなければならないけれども、なんとか経済を回すことができるのではないだろうか。簡単には想像できない世界ではあるが、ありえる未来ではある。

どちらにしろ、チョコレートの食べすぎやビールの大量消費を心配しなくてすむ未来は健康にはいいかもしれない。と、強引にこの記事のタイトルで締めくくってみる。

ちなみに、バレンタインデーで女性から男性にチョコを贈るのは日本だけの習慣のようだ。海外では男性から女性に何か贈り物をすることの方が多いらしい。Facebookを使っていると、インストールしたアプリケーションから「バレンタインデーのギフトを贈りましょう」という案内メールが最近は毎日のように届く。私は根っからの日本人なので、正直なところ、どう贈っていいのか分からない。Facebookでは、こちらからは何も贈らずに、もし贈られたら返信する形で何かバーチャルギフトを贈るんだろうなと、漠然と考えている。海外生まれのSNSを使っていると、日本との習慣の違いに戸惑うことがたまにある。今回のバレンタインデーも困惑するイベントの1つである。

とりあえず、うまく乗り切ろうと思う。

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2009年02月06日

Web2.0時代は女性がリードする

「Web2.0」というキーワードを最近聞かなくなってきた。Webが新しい時代に突入したことが認識されてきたので、改めて言うこともなくなったのだろう。また、最近よく聞くキーワードとして「ソーシャルメディア」が挙げられる。Web2.0の具体的なサービスとして登場している。MixiやFacebookといったSNSはソーシャルメディアの代表的なものだ。

で、このソーシャルメディアなのだが、人と人とがコミュニケーションをするという性格のものなのだからかもしれないが、女性の参加人数が多い気がする。これまで、インターネットというと男性中心のようなイメージがあった(少なくとも私は)が、リアル世界と同じくらいの男女比でのソーシャルメディアへの参加がなされている。

と思っていたのだが、ソーシャルメディアの代表であるSNSの男女比をFacebookの会員で調べてみた。そうしたら、なんと若干ではあるが女性の比率が高いことが分かった。2009年2月2日時点で、日本人男性の会員数は9万9032人、日本人女性の会員数は11万6740人であった。男性会員は日本人会員の約45.9%で女性会員は54.1%になる。約10ポイントの差で女性の方が多い。米国でも似たような状況になっているので、日本だけの特殊事情ではなさそうだ。


個人差はあるだろうが、一般的に女性の方がコミュニケーションスキルは高い。スキルというかコミュニケーションに対する欲望が大きいと思う。電話やメールを使いこなしているのは女性の方が多いように思えるし、コミュニケーションにかける時間も男性に比べると長いと思う。

SNSの女性参加率が高いというのは薄々感じていた。日記を書くと、コメントを書いてもらうのは女性の方が多いし、さりげないメッセージを送ってくれるのも圧倒的に女性が多い。私が感心するのは、短期間に大量のコミュニケーションをとる能力というか、コミュニケーションに対する情熱だ。私もそれなりにブログを書いたりコメントを残したりしている方だと思っているが、彼女らはその上をいく。どうしてあれだけのことができるのか不思議だし驚きでもある。

何が言いたいのか分かりにくくなってきたかと思うが、結論は記事タイトルにある通りだ。コミュニケーションの要素があるサービスが台頭してきている現代において、女性が活躍する場が多くなってきている。Webサービスの開発は男性エンジニアが多いように感じているが、サービス内容の企画などは女性主導で実施した方がいいものができるのではないかと思ったわけだ。

女性向けサイトを女性に企画してもらうのではない。性別に関係なく、ソーシャルメディアの開発自体が女性に最適だと思うのだ。男性エンジニアが思いつかないものを彼女らは提案できるだろう。男性には気がつかない細かなおもてなしをソーシャルメディアサービスで実現できるだろう。男の私としてはくやしい思いはあるが、コミュニケーション能力の素地の差はどうにもできないと思う。

きっとWeb2.0時代は女性が活躍する時代なのだろう。男は次のWeb3.0時代にがんばろう。活躍する場所があればだが。

posted by やすお at 03:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年01月27日

MySpaceはFacebookと異なる道を歩む

ソーシャルネットワーク(SNS)というと、日本ではmixiやGREEが代表的なものだ。携帯電話向けにはモバゲータウンがある。一方、世界に目を向けると、mixiやGREEの存在感はまったくないに等しい。世界では、MySpaceとFacebookが巨大なSNSとして君臨している。このブログで何度も紹介しているが、FacebookがMySpaceを抜いて世界一のSNSになろうとしている。

さて、FacebookとMySpaceの違いをざっくりと言ってしまうと、MySpaceは音楽を中心にしたコミュニティを形成している。メジャーからインディーズレーベルのアーティストが自分のページを開設し、ファンが集まる構図だ。もちろん、音楽以外にもたくさんの観点で人が集まっている。コミュニティとして大きくなっているのは音楽である。一方、Facebookは友達を中心にしたコミュニティを形成している。友達といってもさまざまで、MySpaceのように音楽を軸にした友達関係もあれば、趣味や仕事、好きなスポーツなどを軸にしてコミュニティを形成する。MySpaceが音楽など楽しむものを中心にし、Facebookは人間関係を中心にした格好だ。

さて、世界一の座を降りようとしているMySpaceであるが、経済効果の観点からするとFacebookよりも影響が大きい。MySpaceでアーティストがCDのプロモーションをしたり、ライブの案内をしたりする。すると、熱烈なファンであれば、CDを購入するだろうし、iTunes Music Storeで曲をダウンロードすることもあるだろう。日程が合えばライブにだって参加したくなる。ファン以外にも曲を聴かせることで新しいファンを獲得し、さらなる楽曲販売につなげる。このように音楽を中心として、リアルなお金を動かす仕組みが出来上がっている。SNS自体で儲けが出ているかはともかく、リアルな経済に影響を与えていることは間違いない。Facebookはバーチャルで完結していることがほとんど。バーチャルギフトの購入などで販売収入を得てはいるが、巨額のお金を動かせるほどの仕組みは持っていない。

何がいいたのかというと、MySpaceが世界一のSNSでなくなっても、音楽を中心としたお金を回す仕組みがある限り衰退しているとはいえないことだ。最近はFacebookの快進撃の陰にやられているような印象を受けるが、実体経済をからめるとMySpaceの方がまだ強いのではないだろうか。MySpaceは会員数やアクセス数だけでサービスを評価する世界から、実経済へのインパクトの大きさでサービスの実力を測定すべきかもしれない。インターネット人口がまだ増えていることを考慮すると、まだまだMySpaceが伸びる余地はある。

一方、日本ではどうだろうか。日本では日本語版MySpace(マイスペース)がサービスを展開しているが、mixiやGREEにはまだ遠く及ばない状況のようだ。もちろんマイスペースは日本でも音楽を中心としたサービス展開をしている。たむらぱんのようにマイスペースからメジャーデビューしたアーティストも出てきており、CD売り上げなどに貢献しているようだ。じわじわとだが日本の音楽産業にも影響を与えている。

iPod登場以来、音楽はネットで購入するものと思っている人が増えていると思う。そのような人が増えれば、アーティスト情報はマイスペースで入手して、楽曲はiTunesで購入というパターンが出来上がるかもしれない。そもそもマイスペース内で楽曲を購入できるようにもなるだろう。

そして、音楽関連産業との提携も始まっている。マイスペースはJ-Waveと提携し、若いアーティストを紹介する番組を放送する。また、東京ニュース通信社とも提携し、新雑誌「MySpace From JP.(マイスペース フロム ジェイピードット)」を2009年5月に創刊する。さらに、エンタテインメントプラスは、マイスペースに登録しているアーティスト向けに、チケット販売サービスを提供する。

音楽が嫌いな人はいない。MySpace(マイスペース)が音楽を中心とする限り、人が離れていくことはないだろう。MySpaceはいいポジションを手に入れたと思う。



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2008年12月18日

GREEの時価総額がmixiを超えた。デジタルデータ有料販売はSNSの収益源になる

時価総額だけが企業の価値ではないですが、マザーズ市場はSNSのGREEの価値をmixiより上と判断しているようです。もちろん、上場したばかりでこれから株価がどのように動くか分かりませんが、投資家はGREEを評価しているということなのでしょう。

会員数が多いのはmixiですが、GREEは何を評価されているのでしょうか。

GREEにはアバターのアイテムを有料で販売しています。これが安定的な収益源となっているとのこと。アバターを着飾るためのデジタルデータを有料で販売するビジネスモデルはモバゲータウンと似ています。無料ゲームで会員を集めたり、テレビCMを使ったプロモーションをしたりなど、やっていることがあまりにもモバゲーと似ているというのは置いておいて、デジタルデータの有料販売はmixiにはない文化です。これがGREEは将来性のある会社だと投資家に判断された理由の1つだそうです。

インターネットは有料と思っている人がほとんどだと思います。その思い込みの中にいるとデジタルデータの有料販売というのはありえないビジネスモデルです。海外のSNSに目を向けると、Facebookもバーチャルギフトというデジタルデータがそれなりの収益源になっているようです。デジタルデータの購入は日本だけの流れではなさそうです。

デジタルデータを有料で購入するのは、音楽をiTunes Music Storeで購入する感覚と同じでしょうか。私は実際にモノがないと納得できないタイプなので、iTunesで楽曲を購入したことがありません。CDがないと変な感じになるのです。一般的にCDではなく音楽をダウンロードして購入するのは珍しいことではなくなりました。その流れでSNS内でのデジタルデータの購入も一般化していくのかもしれません。

この記事を書いている間も、まだデジタルデータ、しかも音楽でも映像でもない静止画をお金を出して入手する感覚がまだしっくり来ません。でも、世の中の流れと、今回のGREEの時価総額を見ると、デジタルデータはお金を出してでも入手する価値があるものに変化しつつあるのかもしれません。となると、インターネットは無料という概念もひっくり返る可能性があります。

インターネットビジネスの健全な成長を実現するには、どこかでマネタイズしないといけません。それを広告でまかなうのか、ユーザーから直接お金を頂戴するのか、これまでは圧倒的に広告モデルが主流でした。今後は、ユーザーの意識変化によって、直接ユーザーからお金をいただく販売モデルもやりやすくなるのかもしれません。

posted by やすお at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(1) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年12月02日

SNSのパワーユーザー向けのWebサイト

一人で複数のSNSに登録している人は少なくない。私もその一人である。複数のSNSに登録していて面倒に感じることは、フレンドの情報が散らばってしまうことと、同じフレンドと複数でつながることなどがある。

SNSの情報を1つにまとめたいという要望は多い。FrinedFeedみたいにひたすらコンテンツを集めて表示するというやり方もあるだろうが、最近話題になっている「Power.com」では、SNSにログインしてから各種コンテンツを取得し、まとめて表示する方法だ。Power.comでは各SNSの更新情報が入ったRSSを登録する必要はなく、Power.comと各SNSにログインするだけで、コメントなどをまとめて管理できる。

連絡を取りたいときに、「あの人はどこで知り合った人だっけ?」と探さなければならないことが多々あった。音楽関係ならMySpace、仕事関係ならLinkedInといたようにSNSの性格で、連絡先が見つかることは多いのだが、仕事とも趣味ともつかない境界線上の案件であれば、どのSNSを使って連絡を取ろうか迷ってしまうところだ。Power.comではすべての更新情報などを1箇所で管理できる。

日本のサービスに対応するのは相当先だろうから、mixiなどは当分無理だろう。ただし、これだけSNSが増えてくると、SNSのSNSが必要になってくる可能性も否定できない。Power.comは1つの解だとは思う。ただし、これが主流になるかどうかは不明だ。

今回はPower.comについて記録を残しておきたくて、ブログで触れてみました。Power.comの競合サイトはいくつかあるらしい。関連サイトへのリンクなども記載しているPower.comの記事を集めてみました。

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posted by やすお at 02:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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