2008年10月10日

Facebookがヨーロッパに拠点を設立か

米国から出て行こうとしないFacebookがアイルランドのダブリンにヨーロッパ本社(International headquarters)を設置するようだ。ヨーロッパと中東、アフリカといったEMEA地域での、テクニカル、セールス、運営に部分をみることになる。

日本語に翻訳しただけのサービスを日本語版と言い張り、なかなか外に出てこないひきこもりのFacebookであるが、やはり海外にも拠点が必要だと感じたのだろう。まずはヨーロッパに進出するようだ。おそらく米国に次いで2番目に大きな市場であろうヨーロッパに進出するのは適切な判断である。

私は日本人なので、日本にも拠点を設立して欲しい。ユーザーサポートは日本語で行う必要があるので、日本にサービス拠点を設置してユーザーサポートを実施してほしい。贅沢をいえば、日本の事情に合わせた日本語版Facebookをリリースして欲しい。単に翻訳しただけでは使いにくくてしょうがない。私はいまだに英語版で使っている。その方が見やすい画面が表示されるからだ。とにかく日本人ユーザーは厳しい。Facebookには日本人を満足させる品質を提供できるようがんばってほしい。そこまでして、やっと日本でFacebookユーザーを増やす下地ができる。

また、関係ないけど、2008年10月10日時点では外部RSSをインポートするとタイトルが文字化けするのは修正してほしい。こんなとき日本語で話せる人がFacebookにいると助かる。ね?日本には日本の拠点がいるよね。

仮に拠点を設立したなら、アジア・パシフィック全体を見るAP本社となるだろう。この場合、日本国内に拠点ができるかどうかは微妙だ。例えば、AP本社を設立するのはシンガポールや香港でもいいわけだ。地理的に必ずしも日本にある必要はない。必要なのは日本語でのサポートである。そのあたりをFacebookには理解してもらいたい。

◎参考記事
Facebook to Locate International HQ in Dublin, Ireland
タグ:Facebook 本社 HQ


posted by やすお at 03:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年10月03日

Facebookの新画面がとやかく言われていますが...

「Facebook」というキーワードでこのブログを訪れている人がけっこういるので、今日はFacebookについて久しぶりに書いてみる。

さて、個人的には気に入っているFacebookの新画面。だが、ブログなどを見ていると気に入らないと思っている人の方が多いようだ。NewsFeedに現れるフレンドの活動が見やすくなったので、よりフレンドを親しく感じることができるのはメリットだと思うし、同様にプロフィール画面もその人がどのような活動をしているのかが一目瞭然なのがいいと思うのだけど。旧画面はごちゃごちゃしていて、アプリケーションをたくさんインストールしている人のプロフィールは表示にかかる時間がとても長かったので、新画面で解消されたのはうれしいことだ。

このように新画面の利点をいくつか挙げることはできる。そして私の意見を代弁するかのようなブログ記事を見つけたので紹介しておこう。詳しいことがこのブログ記事で紹介されている。

さて、不満は特にないのだが、インストールしているソフトウエアの種類がわからないのは少し不便。プロフィールページの「Boxes」タブをクリックしなければ、インストールしているアプリケーションの種類が分からなくなっている。旧画面では、インストールしているアプリケーションのアイコンが並ぶブロックがあったが、新画面ではそれがなくなっている。あれは便利だったのになあ。クリックするだけで、アプリケーションの画面にジャンプできたから。

FacebookがOSを目指しているのであれば、アプリケーションに用意にたどり着く機能などを強化してほしい。アプリケーションを起動するのが面倒なOSはありえないので。


◎関連記事
タグ:Facebook


posted by やすお at 03:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年09月12日

FacebookがOSになった?

グーグルがWebブラウザ「Google Chrome」(読み方:クローム、愛称:ちょろめ)をベータリリースしたとき、このブログでもグーグルの狙いについて私の見方を紹介した(参考記事:「グーグルの新Webブラウザ「Chrome」の本当の狙いとは」)。簡単に説明すると、ChromeはInternet ExplorerやFirefoxとブラウザ戦争をするのではなく、Windows OSをChromeに変えようとしているのではないかというものだった。

そして、今度はFacebookの出番だ。すでにFacebookは世界一のSNSであるといわれている。また、最近はそれほど言わなくなったが、SNSこそ次世代のOSになると言われてきた。そんなFacebookが画面のレイアウトを少し変更した。言われなければ気が付かないかもしれないが、Facebookの戦略がモロ見えになっているようで滑稽ですらある。

Facebookのスタートメニュー修正点は画面の下側だ。Facebookのfaviconの横に「Applications」というボタンが配置され、クリックすると自分がインストールしたアプリケーションリストが表示される。あたかも、Windowsの「スタート」ボタンを押したかのように。「Applications」の右側にもいくつかのfaviconが並んでいる。これはユーザーが良く使うであろうアプリケーションを登録するブックマークである。Windowsではクイックリストに相当するものと考えて良いだろう。

画面右下には、フレンドがオンライン状態なのかどうか、チャットできるのかどうか、フレンドなどから通知が来ていないかどうか、といった通知エリアとなっている。Windowsでも通知エリアになっているところだ。Facebookはマイクロソフトの資本が入っている。だからというわけではないだろうが。

さて、グーグルはWebブラウザをOSにしてパソコン市場を握ろうとしている(2008年9月11日の予想)。一方、FacebookはあくまでもWebブラウザはWebブラウザで残し、その上でアプリケーションを動かそうという戦略のようだ。どちらの方が優れているとは言えないが、グーグルの取り組みは理想論に近い。その分、グーグルが考えている以上に普及の道は長くなるだろう。

Facebookの取り組みは現実路線だ。WindowsはWebブラウザを動かすプラットフォームとして残し、Webブラウザ上でFacebook流のユーザーインタフェースを構築する。Webブラウザで動くスクリプトなどの修正だけで済むので、比較的短い時間でユーザーに広まっていくだろう。

Facebookがマイクロソフトの影武者だとするならば、グーグル対マイクロソフトの戦いが発生しようとしている。次のOSキングの座につくのはどこだろうか。

posted by やすお at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(1) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年08月19日

SNSのつながりはリアルなつながりを生めるのか

たくさんのソーシャルメディアがある。SNSだったらmixiやGREE、MySpace、Facebookなどがメジャーなところだろうか。仕事に使うSNSだったらLinkedInがある。ミニブログだったらTwitterが代表的なところだ。ソーシャルブックマークやソーシャルニュースにまで広げると、国内ならはてなブックマークやNewsing、海外ならDelicious.comやDiggといったところだろうか。

これらのサービスの根底には個人のインターネット内での活動がある。人が日記を書く、友人のブログにコメントを書く、つぶやきに返事をする、ブックマークを共有するなどだ。そこにリアルな人がいることを強く感じることができる。しかもワールドワイドのレベルで。

特に人と人との結びつきを強く感じることができるのはSNSだ。mixiでマイミクになろうとしたら、リアルでの知り合いかよほど興味が同じ人でなければ、マイミクの契りは結べない。もちろん、マイミクになるポリシーは各人で異なるので、誰でもオッケーな人も少なからずいるかもしれないが少数派だろう。

私の場合、mixiのマイミクはリアルで会ったことがある人が多い。とはいっても、オフ会で知り合った人がほとんどではある。MySpaceやFacebookでは、さすがにワールドワイドのサービスであるので、実際に会ったことがある人は少ない。でも、MySpaceなら音楽の趣味が似ている人とコミュニケーションする機会が増えるので、親近感がわきやすい。さらに音楽のイベントを通じて実際に会うきっかけにもなる。また、Facebookでは、さらに範囲は広がり、好きなスポーツや仕事の内容、他のソーシャルメディアでの知り合いなど、さまざまなジャンルの人とつながりを持っている。

たくさんの人と友達になれるSNSであるが、友人を増やしても、メッセージを交換したり、コメントを書いたりするのは特定の人に偏ってしまう。あまねくコミュニケーションするのはリアル世界と同様に難しい。でも、それでいいのかなと思う。

全員が私と同じことを感じるかどうかは分からないが、会ったことはないけれど頻繁にコメントのやりとりをしていると、本当の友人に思えてくる。もちろん、同じ趣味や考えを持っているのがベースにあるから、友人になりやすいのだけど、国境や性別を越えて友人になれるとは思ってもみなかった。私はモータースポーツ、特にF1が大好きだ。F1というキーワードでつながっている友人が、日本だけでなく、インドネシアや中国、アメリカにいる。そして、ひんぱんにメッセージを交換するような人は、F1というキーワードだけでつながっている関係だとはとても思えなくなってくる。これが友情というものだろうか。SNSで友情を育めるかどうか、実は疑問に思っていた時期があった。みんなうわべだけの付き合いじゃないのかと。最近はそのような考え方を否定できる。証拠に、苦手な英語でのやりとりも、「あいつのためなら辞書をひきながらでもメールを書こう」という気になる。友情(または下心)がなければそんな行動はできないと思う。

コミュニケーションをする機会が多い人とSNSで友人になるのは、ある意味、自然な流れだ。一方、SNSでつながってはいるものの滅多に会話しない間柄ではどうだろうか。まるで細い糸でつながっているような関係である。それでも、それを太いロープにすることができる力をSNSは持っている。

つい先日、3カ月ぶりに中国の友人からメッセージをもらった。「地震のボランティアに行っていたから連絡が取れなかった。現場では日本の援助があって助かりました。日本人と日本政府に感謝します。オリンピックを楽しんでくださいね」といった内容だった。SNSの難点は、相手が何らかのアクションを起こさない限り、相手がどういう状況にあるのか分からないことだ。何もない状態が3カ月続くと、リアルの世界にたとえれば、1年以上会っていないような感覚と同じくらいだろう。希薄な人間関係といってしまえばそれだけだが、メッセージひとつですぐに関係を元に戻せる。希薄な関係だからできるのかもしれないが。

さて、ここで何がいいたいのかだんだん混乱してきた。このエントリは自分のために書いているのかもしれない。何かは分からないが、何か人間関係の新しい仕組みが登場しそうな予感がするのだ。今の段階では言葉にできない。でも、何かが変わりつつある。
タグ:SNS


posted by やすお at 03:24 | Comment(2) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年07月26日

リニューアル後のFacebookが画面をちょっとだけ修正

facebook_imported_stories_settings.pngFacebookは7月22日にリニューアルしたばかりだが、まだ完全には作業が終わっていないようだ。おそらくリニューアル後にユーザーから指摘されたことを徐々に反映しているのではないだろうか。

Facebookには連絡していないが、リニューアル後の画面でおかしな部分があると過去のエントリで指摘した。今日(2008年7月26日)、Facebookにログインしたところ、指摘した部分が改善されているのに気が付いた。やはり世界中で困っていた人がたくさんいたのだろう。画面のように、「Wall」タブのところに「settings」というリンクが設置され、それをクリックすると、従来と同じように外部サービスのデータをインポートしてMini-feedやNews feedに表示できる。

細かいところでは、画面上部にも「settings」リンクが設置された。ここでは、ユーザーの情報を設定する「Account settings」と、情報の公開範囲を指定したり特定のユーザーをブロックしたりする「Privacy settings」がある。この設定はあまり変更しないので気が付かなかったが、外部サービスのインポート機能と同様に、探しにくいところに追いやられていたのだろう。トップに復活したわけだ。もしかすると、気が付いていないところで細かい点が修正されているかもしれない。

posted by やすお at 11:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年07月22日

Facebookがリニューアル、シンプルで表示が速いプロフィール画面に

Facebookリニューアル後のプロフィール画面ついにFacebookがリニューアルした。6月中には新画面が使えるようになる予定だったが、結局7月にずれ込んだ。新画面の印象は、以前と同じくシンプルで使いやすいものだということ。タブで情報が区切られるので、整理した形でプロフィールをチェックできる。

Facebookはアプリケーションをインストールできるようになってから、プロフィールページが大量のアプリケーションで埋まってしまう人も多かった。新画面では、Facebookの標準アプリケーション以外は別のタブで表示されるようになった。自分のステータスやWallへの書き込みは「Wall」タブに表示される。

これは、従来のMini-Feedに代わるものである。ただし、ここで1つ分からないことがある。従来のMini-Feedでは、del.icio.usでブックマークしたものやYouTubeのお気に入りに設定したものをMini-Feedに流す設定があったのだが、それを設定する画面を表示するためのリンクが見当たらない。よく探せば見つかるのだろうが、今のところ見つからない。外部サービスの情報を取り込むのはやめる方向なのだろうか。それなりに便利だったのだが...。

さて、「Wall」タブの右には「Info」タブがある。誕生日や興味がある性別、興味があるモノなどユーザーの属性情報が入る。従来のプロフィール画面では、この「Info」タブに載せている情報が表示される位置がまちまちで、Pokeされたり、検索でヒットした人がどのような人なのかチェックしようにも、どこにユーザー属性が表示されているのか分かりにくかった。そもそも、公開されているのかどうかも分かりにくい。「Info」タブで独立させたことで、その人の属性を容易に知ることができる。

Facebookの特徴であるアプリケーションは「Boxes」タブにまとめて表示される。この「Boxes」タブはやはりたくさんのアプリケーションを追加しているとゴチャゴチャしてしまう。なお、タブは増やすことができるので、よく使うアプリケーションは別のタブとして独立させた方がいいと思う。

プロフィールページがタブ化されたことで一番良かったのは、プロファイルページの表示速度が速くなったことである。これまで、「Facebookは重い」という意見をよく耳にした。確かにたくさんのアプリケーションがインストールされたページを表示するのは非常に遅い。他人のアプリケーションを確認する機会はそれほど多くないだろうから、今回のリニューアルによりユーザーのイライラは少なくなると思う。ただし、Facebookが重いと感じている人で、アプリケーションの実行環境によるものは、今回のリニューアルでは解消されない。残念であるが、アプリケーション提供者が実行環境を整備するのを待とう。

こんな感じでざっとファーストインプレッションを書き記した。使い込めば、良い点も悪い点も見つかるだろう。今のところ、私は新画面を気に入っている。何より、表示が速くなったのがうれしいのだ。
タグ:Facebook


posted by やすお at 22:03 | Comment(0) | TrackBack(1) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年06月24日

Facebookで人気があるアプリケーションはこれだ!

Facebookにログインしてアプリケーションリストを見れば、どれが人気なのか分かるのだが、Inside Facebookで取り上げられていたので紹介しよう。どのようなジャンルのアプリケーションが人気なのか一目で分かるので便利です。元記事は「Taking a Look at the 50 Most Active Facebook Apps」です。

リストの一部を引用します。元記事には50位まで記載されていますが、ここでは20位まで紹介します。自分のプロファイルページに追加する時の参考にしてみてください。

TitleDAUCategoryDeveloper
FunWall1,576,749GeneralSlide
Super Wall1,499,571GeneralRockYou
Top Friends1,251,213FlirtingSlide
Bumper Sticker1,130,034GeneralLinkedIn
Owned635,883GamesMyYearbook
Friends For Sale613,831GamesSerious Business
Texas HoldEm Poker556,338GamesZynga
Are You Interested?544,640FlirtingSNAP Interactive
(Lil) Green Patch480,388GamesAshish Dixit and David King
Scrabulous419,929GamesAgarwalla Brothers
Movies351,411ContentFlixster
Mob Wars330,034GamesUnknown
Pieces of Flair305,932Generalnliven
Bowling Buddies294,141GamesPlayfish
Who Has the Biggest Brain?279,763GamesPlayfish
Zoosk260,992FlirtingZoosk
iLike246,374ContentiLike
SuperPoke244,947GeneralSlide
Word Challenge244,232GamesPlayfish
Sparkey242,816FlirtingChainn


こうみると、フレンドに何かコメントするWall系のアプリケーションが上位に入っているのが分かります。FacebookはSNSなので他者との交流を楽しむのが目的となります。なので、Wall系が人気なのもうなずけます。あとはゲームが多いかなという印象を持ちます。ちょっと前までは、自分の好きな音楽を紹介するiLikeとかが上位にいたのに、最近はアクティブな利用者が少なくなっています。代わって、OwnedやFriends For Saleといったバーチャルな友達の売買市場が人気です。

こうみると、私も人気のアプリケーションをいつのまにやらインストールしています。フレンドにリクエストをもらう機会が多くなるので、人気のアプリケーションはどんどん利用者数が伸びるのだと思います。

ちなみに、最近お気に入りにアプリは、子犬を育てるゲームのPokey!です。私もゴールデン・レトリバーを飼っています(Pokey!の中だけですが)。よろしかったら骨でもあげてください。

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2008年06月21日

人気ゆえに動画もたくさんアップされているFacebook

FacebookをYouTubeで検索したところ、たくさんの動画がヒットする。替え歌や映画などのパロディが多く、なかなか面白い。今日はいくつかの動画を紹介しよう。CGMの力を感じますね。



Facebookを使い込んでくるとたくさんのアプリケーションのリクエストを受け取る。最近は減ったが、フレンドを招待しないと使えないスパムのようなアプリケーションもあった。そんな時代に製作されたのだろうか。下の動画は楽しくFacebookのダメなところを伝えている。


Facebook Anthem



怖いけど他人事としていると面白い。


The Facebook Skit



Facebookの歌はたくさんありますが、代表的なのを1つ紹介します。


Facebook Song
タグ:動画 CGM Facebook


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2008年06月17日

世界一のSNSになるかFacebook、グローバルSNSゆえの死角はないのか

これまで"世界第2位のSNS"だとか"MySpaceに次ぐ大手SNSの"とかいう枕詞をつけられていたFacebook。その枕詞が使えなくなるかもしれない。いつかくるとは思っていたが、トラフィック(ユニークビジター数)でMySpaceを抜いてしまったのだ。完全に抜き去ったわけではないので、Facebookに対して"世界一のSNS"という枕詞を付けるにはまだ早い。

Facebookは世界中からトラフィックを集めているという特徴がある。米国でのトラフィックはまだMySpaceに追いついていない。私個人はMySpaceの方がユーザーは世界中に散らばっているのかなと思っていたが、実態はそうではないようだ。そういえば、Facebookは英語版以外の言語に翻訳するのに、Facebookユーザーがボランティアになって翻訳作業を進めた。日本語版のリリースもユーザーが翻訳をし、Facebookはリソースを与えただけだった。そんな仕組みを使用したからかどうか分からないが、急速にFacebookの多言語化が進んだ。今では35言語(2008年6月現在)でFacebookを使うことができる。一方、"世界一のSNS"であるMySpaceは29カ国の言語(あれ?中国がないぞ。あるはずなのに)に対応している。

Facebookの戦略がグローバル市場を狙っているのかどうか分からないが、いい意味でユーザーを巻き込んだグローバル展開の方法は斬新で面白い。海外のサービスを使おうとするユーザーはアーリーアダプター層であるから、そのサービスに対してユーザーが参加できるイベントがあるのは、ユーザーにとってうれしいことだと思う。

あとは各国で運営するのに、米国法人だけでやっていけるのかが微妙なところかな。各国に特化した広告を集める必要があるはずなのだが、日本法人なしでやっていけるのだろうか。まあFacebookにログインすると日本語の広告が表示されることもあるので、もしかしたらそんな心配は無用なのかもしれない。

だとすると、広告以外のことが気になる。例えばユーザーサポート。2008年6月現在、ユーザーサポートはないに等しい。日本ではまだ先進ユーザーがほとんどだと思うので、サポートはいらないと思うが、これからは一般ユーザーが入ってくる。そうなったとき、「使い方が分からない」となげくユーザーをどうフォローするのだろうか。これもユーザー同士で助け合えと主張するつもりなのだろうか。もちろんそういう手法もあるだろう。でもなんだかねえ。

サービスが大きくなると、それはそれで問題をかかえるわけだね。

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2008年06月10日

Facebookが進む道−企業向けコラボレーションツールになれるか

興味深い記事を読んだ。japan.internet.comの「Facebook、企業向け市場に意欲」だ。従業員が仕事でFacebookを使うようになるというものだ。「仕事でFacebook?」と思うかもしれないが、それほど突拍子もないことでもない。日本では実名でSNSに登録している人は少数派だが、海外では本名が当たり前である。勤務先を公開している人も多い。ビジネスパートナーとしてつながりを持つことは自然の流れである。

さらに、学生時代からFacebookを使い始めた人が多いので、友達同士の付き合いから次第にビジネスをからめたつながりへと育ちつつある。今はまだプライベートでの利用が多いだろうが、ビジネスに活用しようとする人が今後は増えるのは間違いない。Facebook自体もビジネス向けの機能を実装していくことだろう。その動きは少しずつだが始まっている。例えば、友達をカテゴリに分けて管理できるようになっていること。これは最近(2008年になってからかな?)実装された機能で、使い方の一例を挙げると、趣味仲間や親戚、仕事仲間というようなグループを作成し、そのグループにフレンドを割り当てることができる。重要なのは、グループごとに自分の情報を公開するレベルを設定できること。これにより、バーベキューではしゃいでいる写真を取引先の人に見せなくてすむ。また、仕事にかかわる重要事項もFacebook内で共有できるようになる。各企業が規定しているセキュリティ・ポリシーに合致しているかどうかは別の話になってしまうが。

そして、ビジネス向けにFacebookを仕立て上げるには、Facebook対応のアプリケーションの存在は無視できない。すでにFacebookで使えるアプリケーションには、医者や弁護士といったプロフェッショナル(専門職)向けのアプリケーションがある。また、企業内情報システムをSaaSで提供しているsalesforce.comには、「Faceforce」というsalesforce.comとFacebookを連携させるアプリケーションがある。営業日報などで取引先担当者を社内で使うsalesfore.comで管理し、必要に応じてコンタクトすることができる。

現在はまだ始まったばかりであるが、冒頭で紹介した記事のように、3年後にはビジネスの現場でFacebookを使うようになっているかもしれない。この分野でのライバルはLinkedInになるのだろうけど、会員数の増減によってはLinkedInの市場を奪ってしまうかもしれない。このあたり、会員数であったり、外部/内部のアプリケーションとの連携であったり、企業に入り込む要素は複雑である。

MySpaceなど遊びで使うSNSには飽和感が出てきた。これからの数年間はビジネスSNSが注目を浴びる時代がくる。日本では何をベースにビジネスSNSが立ち上がっているだろうか。会員数ではmixiであるが、外部アプリケーションとの連携が弱い。そこを解決できれば、ビジネスSNSでも覇者になる可能性はある。FacebookやLinkedInの下地は文句なしだが、日本でのサービスはまだまだといったところ。mixiのビジネス向け機能のリリースが遅くなるのであれば、これら2サービスにどっと人が集まる可能性もある。

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2008年05月31日

未来のOSはFacebookなのか、マイクロソフトも飲み込んでしまうかも

パソコンを含むコンピュータのOS(オペレーティング・システム)の未来について考えていたら、おもしろい未来が見えてきたのでポストする。見えたといってもまだ霧の中の木を見るようなもので、全然具体的ではない。ただし、これからの10年でドラスティックに変わる可能性は高いと思う。

コンピュータのOSについて考えるきっかけは、TechCrunchの「新デザインには「Facebook OS」のヒントがいっぱい」という記事。ネットのOSの覇権をGoogleとFacebookが争っていて、Facebookは具体的にしたものを開発者向けに公開したという内容だ。

コンピュータのOSがインターネットをベースとしたものに移行するという流れは、すでに前提条件のように捉えられている。マイクロソフト自身もVistaがパッケージとしてリリースする最後のOSになるかもしれないという発言を過去にしている。Windowsについては「Windows 7」というVista後継OSが開発されているのだが、開発スケジュールによっては、パッケージで表にでることはないかもしれない。

ITの世界では、ビッグブルーと呼ばれたコンピュータの巨人IBMをビル・ゲイツのマイクロソフトがインテルと組んでコンピュータのダウンサイジングを実現した。そしてマイクロソフトもついに倒される時代が目の前に迫っている。マイクロソフト帝国を脅かす存在になったのは、Yahoo!やGoogleといったインターネット企業が台頭してきてからだ。インターネット時代の初期はYahoo!が覇権を握ったが、その後登場したGoogleがYahoo!にとって変わる。日本ではまだまだYahoo!の存在感は大きいが、ワールドワイドでみるとGoogleがインターネット業界を牛耳っているといえなくもない。Google帝国の誕生である。

そして、話を元に戻すが、OSとしてインターネットを見た場合、Googleが提供しているサービスだけでは不十分なことが分かった。理由を書くと長くなるので、別ポストで後日解説するが、今のままのGoogleでは10年後には帝国の姿はなくなっているだろう。どこかの会社に買収される話も出てくるかもしれない。2008年現在、Yahoo!がマイクロソフトに買収されそうになったかのように。

そこで登場するのがFacebook。TechCrunchの記事にあったように、Facebookは次世代OSを目指してサービス開発が進んでいるように思える。Facebookではアプリケーションも動くし、メッセージング機能もある。コンタクト管理もできる。コンピュータのOSに必要なものが一通り揃っている。これを改良していけばインターネットベースのOSが完成するだろう。

ここで面白い偶然がある。マイクロソフトのビル・ゲイツはハーバード大学を中退し、WindowsでパソコンOSの覇権を握った。そして、FacebookのCEOであるマーク・ザッカーバーグもハーバード大学在籍中にFacebookを立ち上げ、その後ハーバード大学を中退している。ビル・ゲイツとマーク・ザッカーバーグには学校やビジネスのやりかたに共通点がある。マイクロソフトがFacebookに多額の投資をしているのは、この共通点がベースになっているのではないだろうか。

ここで妄想モードに入るが、究極のパソコンOSを目指したマイクロソフトと同様に、FacebookはインターネットOSの究極の姿を追い続けるに違いない。そして実現してしまうかもしれない。マイクロソフトのビル・ゲイツは2008年7月にマイクロソフトを事実上引退する。このようなタイミングで同じハーバード大学中退の元気なCEOが時代の寵児になるのは偶然なのか必然なのか。

もっと妄想すると、Facebookが株を公開した場合、多額の資金が舞い込むのは間違いない。もしかするとだが、そのときにはマイクロソフトを買収するくらいの環境が整っているかもしれない。これが起こるのはまだまだ先だが、ドッグイヤーとかマウスイヤーといわれるインターネットの世界。何が起きても不思議ではない。

posted by やすお at 12:46 | Comment(0) | TrackBack(1) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年05月24日

実際にさわれるFacebookのリニューアル画面が公開

数週間後に予定されているというFacebookのリニューアル。画像ではいくつか新画面が公開されていたものの、実際に動くものは一般には公開されていなかった。それがようやく一般人でも新画面を見られるようになった。しかも自分のプロフィール画面で試すことができるのだ。下記URLでリニューアル画面を見られるので、Facebookに登録している人は見てみよう。何がどうなるのか知るには、実際に試してみるのが一番だから。

◎Facebookの新画面

http://www.new.facebook.com/

ぱっと見はシンプルになったという印象だ。もともとFacebookはごちゃごちゃしていない画面だったが、アプリケーションをインストールできるようになってからは、細かいウィジェットで画面が埋め尽くされるようになり、見た目が悪くなってしまった(MySpaceほどではないが)。それを解決するのが今回のリニューアルの肝なのかもしれない。ユーザーがみたい情報にすばやくアクセスできるように、画面を複数のタブで区切ることで情報を整理している。

プロフィール画面は「Feed」タブを最初に表示する。従来の「Mini-Feed」が前面に出てきた格好だ。個人的にはプロフィール画面のトップはMini-Feedではなく、個人の基本情報を載せている「Info」タブの内容をデフォルトにしてほしかった。現在のプロフィール画面では、どこにその人の情報が表示されているのか分かりにくかった。そもそも公開しているのかさえ分からなかった。「Info」タブは一発でその人の情報が分かる。Mini-Feedの内容は、フレンドになってしまえば自分のNews Feedに流れてくる。いちいちプロフィール画面にアクセスする必要はない。なので、プロフィール画面はまだフレンドになっていない人がメインでみることになるので、「Info」タブをデフォルト表示にした方がいいのかなと思ったわけだ。

細かい指摘はいろいろしたいところだが、全体的にはタブで整理されたことがうれしい。アプリケーションをたくさんインストールしている人のプロフィールページは重くて表示に時間がかかっているので、アプリケーションの部分を別タブにすることで、表示が速くなるのも期待できる。でもまあ、こういうユーザーインターフェースは長く使っていかないと良し悪しが分からない。日本ではmixiが画面をリニューアルしたときに、一部、といっても少なくない数のユーザーから文句が出た。Mixiと比べて格段に多いユーザーをかかえるFacebookは、どのように新画面を訴求していくのだろうか。

さて、数週間後にFacebookはリニューアルを実施する。なんとなくではあるが、日本語版のプロモーションが始まったばかりだというのに、もうリニューアルだ。登録したばかりの日本人はリニューアルでさらなる混乱に陥る可能性が高い。それはきちんとフォローするのだろうか。さすが米国のサービスである。日本を特別視する必要はないが、ほとんど無視しているかのようなリニューアルスケジュールには疑問を感じる。

話が別の方向にそれてしまったが、画面のリニューアルは相当の困難を伴う。それが世界的なサービスであればあるほど困難度は高くなる。とはいえ、どんどん改良を進めていかないとユーザーが離れていってしまうのもWebサービスの宿命だ。変えるリスクと変えないリスク、そのバランスをいかにとっていくのか見守っていきたい。

■関連記事
Facebook本社記者勉強会ライブ −プロフィール新デザイン発表
新デザインには「Facebook OS」のヒントがいっぱい

posted by やすお at 15:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年05月22日

Facebookの歩き方 − 入門編:登録してからやることのリスト

Facebookネタが続いてすいません。日本人の登録者が増えているので、登録したのはいいものの何をやっていいのか分からない方々に少しでもお役に立てればいいなと思ってポストします。

で、Facebookに登録して最初にすることが知り合いを探すことです。Gmailなどのアドレス帳を読み込ませるなどできるので、知り合いを簡単に見つけることができます。あとは次の手順で自分のプロフィールを充実させていきましょう。

■まずはpokeから
知り合いが見つかったらまずはpokeしてみましょう。Pokeというのは日本人にはなじみがない言葉だと思います。私も最初はなにか分からなかったのですが、「もしもし」とか「ちょっとちょっと」とか、そんなニュアンスのアピールの方法だと思っていいです。個人的には知り合いのいる部屋のドアをノックする感覚だと思っています。

■フレンドリクエストを送ってみる
リアルな知り合いが見つかったなら、いきなりフレンドリクエストを出してしまっても構わないと思います。「登録したぞー」くらいのメッセージを添えると完璧でしょう。

■ネットの知り合いを探そう
一通り知り合いをフレンド登録したら、次はネットの知り合いを探します。MixiのマイミクやTwitterでよく会話する人、ブログのオーナーさんなど、気になる人を検索して見つけましょう。運よく見つけることができても、残念ながらその人がプロフィールを公開していなかったりします。その場合はpokeをしましょう。知らない人に対して最初にするアクションとしてpokeは便利です。設定によってはpokeを受け付けていない人もいます。その場合はメッセージを出しましょう。いきなりフレンドリクエストを送るチャレンジをしても構いませんが、そのときはメッセージを添えたほうが無難です。

■アプリケーションの追加
ここまでくると何人かの友達ができたことでしょう。ここまできたら次はアプリケーションをインストールしましょう。でも、どのアプリケーションを入れればいいのか分からない人がほとんどかなと思います。まずは、友達がインストールしているアプリケーションを眺めて、気になったものを追加していきましょう。インストールして気に入らなかったらアンインストールすればいいだけなので、初心者のうちはいろいろ試したほうがFacebookを理解する近道だと思います。

■外部サービスとの連携
もし、写真投稿サービスのflickrやソーシャルブックマークサービスのdel.icio.usなどを使っているのであれば、Facebookにそれらの機能を組み込むことができます。組み込むと、写真をアップロードしたときやブックマークしたときに、友達のNewsFeedで通知されます。これ以外にもたくさんのWebサービスがFacebookのアプリケーションとして使えます。検索窓から使っているWebサービスの名称を検索すると、対応するアプリケーションがあればヒットするので、それらを組み込むといろいろ便利です。

■個人的に便利に使っているアプリケーション
私がよく使うアプリケーションはSuperPokeです。名前の通りpoke機能をもっと楽しくしたものです。Pokeするときにさまざまなアクションを設定できます。ケーキを投げたり、踊りましょうといったアクションを設定したりできます。メッセージを書くほどではないんだけど、なにか友達にちょっかいを出したいときに便利です。iLikeという音楽関連のアプリケーションもあります。好きなアーティストの音楽を聴いたり、YouTubeにアップされているプロモーションビデオを見たり、いろいろ楽しめます。

■アプリケーション追加の注意
友達が増えると、アプリケーションをいろいろ紹介されると思います。アプリケーションを選べるのがfacebookの醍醐味なのですが、注意しないととてもごちゃごちゃしたプロフィールページになってしまいます。また、どのアプリケーションを追加するかで自分のプロフィールの性格が変わってきます。やみくもに入れてしまうと、あなたの人格というかキャラが分からなくなってきます。仕事中心にするのであれば、お遊び系のアプリケーションを追加するのはほどほどにしましょう。

 * * *

ここまでくればもう初心者からは卒業です。あとは友人の活動をNewsFeedで眺めながら、写真にコメントを書いたり、pokeしたり、アプリケーションで遊んだりすれば、それだけで交流ができます。ちょっと注意しなければならないのは、mixiみたいに日記機能がfacebookにはありません。Notesというのがそれに近いのですが、何か書いてもプロフィールの目立つところに出てきません。このあたり、ニッポンのSNSとグローバルスタンダードSNSとの違いが出ているのだと思います。でも、ご安心を。Notesに書いたことは友達には通知されるので、友達だけに読んで欲しいのなら、現状のNotes機能で十分なのかもしれません。

さて、長々と書いてしまいましたが、次に機会があれば中級編もポストしようかなと思います。その前に、私が立派な中級者にならなくてはいけないのですが・・・。がんばります。
タグ:Facebook


posted by やすお at 02:25 | Comment(4) | TrackBack(2) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年05月21日

Facebookの衝撃 --- mixiなどニッポンのSNSが進化するためのいいキッカケになるか

前回のポストで、Facebook日本語版(名前だけの日本語版だけどね)について書いた。今回は日本のSNSはどうなるかについて思いつくところを書いていこうと思う。

海外生まれのSNSが日本で広がるかどうか、しかもすでにmixiという巨人がいる中でユーザーを獲得できるのか、Facebookの日本での動向に目が離せなくなってきた。今のところ、注目度は高い。Twitterでの発言を見ても、「登録した」といった書き込みがそれなりに登場している。ただし、Twitterでの発言だけを見てみると、「登録したけど放置しそう」「使い方が分からない」といった発言も目立つ。Facebookに登録して日が浅いユーザーは、新しい概念のSNSに戸惑っているようだ。私もFacebookに登録してから数ヶ月は放置しておいた。今ではmixiよりもFacebookをよく使うようになったが、この変化はFacebook内でフレンドができたからである。フレンドの登場がきっかけで、私はどんどん使うようになっていった。

正直なところ、SNSの機能だけを見ると、Facebookの方がさまざまなことができる。mixiは文字と写真がメインの日記投稿システムであるが、Facebookは写真の交換、気に入った動画のクチコミ、バーチャルなプレゼントの交換など、いろいろ遊べる。これは、mixiしか知らない人にとっては斬新に見えるだろう。もしくは、理解できないものとして認識してしまうかもしれない。

友人との交流という面で見ても、mixiでは友人が日記を書くか、写真などをアップロードしないと誰が何をしているのか分からない。日記を書くことはそれなりに労力が必要。ひんぱんに日記を書いている人はmixiの中では少数派に違いない。Facebookはアプリケーションをインストールする必要はあるものの、Super Pokeなどでちょっとしたコミュニケーションができる。この手軽さがFacebookに人が集まる原動力なのだと思う。

また、フレンドの行動はニュースフィードという形式で知ることができる。例えば、「AさんがBさんと友達になりました」「CさんがDさんにバラを送りました」「EさんがFさんのWallに写真を投稿しました」といった情報が流れてくる。友人が何をしているか、息遣いまで感じられるほどだ。mixiだとマイミクさんが日記を書いたり写真などをアップしたりして初めて、マイミクの行動を知ることができる。それまでは、元気なのかどうか、いやなたとえだが生存しているのかも分からない。

とはいえ、ニッポンのSNSを考えた場合、日記を中心としたコミュニケーション機能は外せない。なぜか分からないが、Facebookは日記を書く機能が貧弱である、ないに等しいといってもいいだろう。これもFacebookなど海外SNSが日本で盛り上がらない理由の1つだと思う。

だとすると、ニッポンのSNSはチャンスである。日本人ユーザーの嗜好を理解した上で、Facebookのような機能を追加していけば、面白いものができあがるに違いない。日記を中心にして、flickrやtwitterと連携できれば楽しくなると思う。Mixiにはそのような分野を目指してほしい。Facebookが日本でも話題になったのをきっかけにmixiの機能強化のスピードが早くなることを期待したい。

あと、ビジネス分野でのSNSも盛り上がるといいね。Facebookはビジネスでも使えるようにユーザーがアプリケーションをインストールしてカスタマイズできる。つまり自由度が高い。さすがにmixiでは仕事の話はしにくい。面白いサービスが登場するのを期待しよう。

posted by やすお at 01:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年05月20日

Facebook日本語版?

2008年5月19日、日本語版Facebookが立ち上がったと言っていいのか微妙なところであるが、とりあえず今日が日本語でのサービス開始日なのだそうである。ログイン画面まで含めて日本語になったそうだ。

Facebook自体は英語のメニューのままで問題なく日本語を扱えていた。なので、ここで日本語版と言われてもしっくりこない。だんだん日本語になっていったという感覚なので、特別お祭り気分になるわけでもない。しかもすべてが日本語化されているわけでもなく、Facebookの特徴であるアプリケーションはほぼ英語のままで提供されるであろう。アプリケーションはFacebookが開発していないものがほとんどなので、多言語対応版は、アプリケーション開発会社が提供することになる。まあ、よほど余裕があるアプリケーションベンダーでなければ日本語版をはじめとする多言語版を出すようなことはしないだろう。開発&メンテナンス費用がバカにならないからね。

さて、日本語化?されたFacebook。日本でユーザー数を伸ばすことができるだろうか。正直なところ日本にはmixiがあるので難しいだろう。米国ほどの盛り上がりには残念ながらならない。それは、アプリケーションだけ英語になってしまうといった中途半端な日本語化が問題になるだろうし、mixiのような日記を手軽に書く機能がないなど、さまざまな要因がある。Facebookの先進的な機能に日本人が慣れていないというのもあるだろう。Facebookは整理整頓された上でアプリケーションを載せることで、ユーザーに楽しさやお役立ちを提供している。Facebookからmixiに戻ると、mixiがものすごく貧弱に見えてくる。こんなこともできないのかと。自分が見つけた面白い記事くらい簡単にリンクを公開できるようにしてくれたっていいじゃんなどと思ってしまう。

Facebookが日本に来た以上、mixiやGREEは本格的な対策を考えなければならない。いや、むしろここは敵対的対応をするのではなく、お互いにメリットがあることを信じて融合策を出していこうではないか。具体的にはFacebook内でmixiの日記を公開できるようにする。mixi側のAPIを整備すれば、プライバシーに配慮しつつ、Facebookなど他サイトでも日記を公開できるはずだ。日本人ユーザーがFacebookを使う上で困るのは、日記を書く機能が貧弱なところ。その弱さをmixiがFacebookのアプリケーションとして提供する。

日本のSNSも長期的な視点に立てば、Facebookのようなオープンなものになっていくのだと思う。アプリケーションで日本独自の文化などを熟成させてほしい。

最後になってしまったが、米国のSNS最大手である「MySpace」はすでに日本語版を提供している。ただし、こちらはアーティストのプロモーションがメインになっており、友達との交流にはあまりならない。そういう意味では日本のほかのSNSとはまったくやり方が異なる。一方、Facebookは友達との交流がメインになるので、SNSの性格としてmixiに近い。なので、Facebookとmixiがうまく連携できると、ユーザーにとっては使いやすくなる。

まあ、どちらにしろ面白いことができたらユーザーは楽しいわけで、Facebookが日本に来たことで日本のSNSが盛り上がれば、それはそれでいいかなと思う。日本のソーシャルメディアはまだまだいろんな方向に揺れそうである。

Facebook日本語版の公開を記念して、私のFacebookのプロフィールを公開します。興味を持った方は「poke」でも「友達として追加」でも「メッセージ」でもください。
タグ:Facebook


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2008年04月17日

FacebookがFriendFeedのマネ?

自分に関する情報を一元化したい。そんな要求に応えているのがFriendFeedというWebサービスである。FriendFeedはポストtwiterとして期待されているサービスだ。個人的には、新しいSNSの姿を見せてくれるのではないかと思っている。

では、既存のSNSはどうだろうか。もちろんFriendFeedの快進撃に指をくわえて見ているわけではない。

まず動き出したのがFacebookだ。Facebookは、自分がfacebook内で行ったことをMini-feed(ミニフィード)という形でフレンドに配信できる。Mini-feedに載せられる情報はfacebookの標準機能が備えるNoteや誰と友達になったのかや、一部のfacebook アプリケーション内での行動を配信できる。あくまでもfacebook内に閉じた行動をフレンドに伝えるものだ。

facebookのブログによると、Mini-feedに外部のWebサイトでの活動を流せるようになった。たとえば、del.icio.usでブックマークしたサイト情報や、flickrに登録した写真をフレンドに告知できるようになった。これまでも、facebookアプリケーションを使うことで同様のことを実現できたのだが、facebookの機能に実装したところに意義がある。

Mini-feedに対応したWebサービスはまだまだ少ない。なので、今すぐにFrinedFeedに対抗できるとは思えない。今回はFriendFeedに対する牽制球だろうか。

以下、参考情報です。

◎A new way to share with friends
http://blog.facebook.com/blog.php?post=13245367130

◎Facebook,外部SNSのアクティビティーも共有可能に
http://zen.seesaa.net/article/93542927.html

◎Facebook、Mini-Feedをサードパーティーのサービスに公開
http://jp.techcrunch.com/archives/20080415facebooks-opens-up-mini-feed-to-3rd-party-services/

posted by やすお at 02:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年04月16日

Facebookのプライバシー保護はどうなっとんじゃ

Facebookはプライバシーについてどう考えているのだろうか。人は誰でも自分の行動を他人の目から隠せる権利があると私は思う。Facebook beaconの騒動から何も学ばなかったのだろうか。

いくら自分の情報(行動)をやりとりするサービスだからといって、すべて見せてもいいわけではない。ましてや、ユーザーが意図して“隠したい”と指定した行動を、他人には丸見えにするとはいかがなものか。そもそもユーザーが行動を隠したい場合、赤の他人よりもフレンドに知られたくないことが多いだろう。だのになぜ。

まあ、ネット内で騒ぎになっているようなので、Facebookも早急に対処するだろう。

Facebookも大きくなりすぎたのか、ちょとしたことでメディアにたたかれることが多くなってきた。さらなる成長をするためにあらゆる戦術を検討しているのだろうが、ちょっと勇み足をしているように思える。ベースはすばらしいサービスだと思うので、もう少し想像力を働かして、こうしたらあの人は困るんじゃないか/喜ぶんじゃないか、というのをシミュレーションしてほしい。


とりあえず、参考情報として問題を指摘したTechCrunchの記事リンクを紹介します。

◎Facebook News Feed Reports on You Behind Your Back
http://www.techcrunch.com/2008/04/14/facebook-newsfeed-reports-on-you-behind-your-back/

◎FacebookのNews Feedはユーザーが知らないうちに情報を垂れ流している
http://jp.techcrunch.com/archives/20080414facebook-newsfeed-reports-on-you-behind-your-back/
タグ:Facebook


posted by やすお at 02:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2008年04月03日

ソーシャル翻訳? さすがfacebook

世界第2位の会員数を誇るSNSのfacebookが、英語以外のバージョンを相次いでリリースしている。この多言語版facebookの開発方法がものすごくユニークだ。翻訳作業をユーザーにやらせているのである。2008年4月現在、日本語版の翻訳作業が進行中で、facebookのユーザーであれば、だれでも参加できる。

このユーザーに翻訳作業をやらせる方式は、実にインターネット的だ。集合知でローカライズをしてしまおうというわけだから。受益者負担とも言えなくはないが、翻訳作業はあくまでもボランティアなので、受益者全員に翻訳の義務はない。

ネットワーク上のみんなで何かを作り上げる手本となったのは、オープンソースの開発手法だろう。OSのLinuxやWebサーバーソフトのapacheといったオープンソースソフトは、世界中のプログラマがよってたかってソフトウエアを開発している。開発に携わっているプログラマには基本的に報酬は支払われない。開発したソフトウエアがたくさんの人が使うようになったり、ソフト開発のスキルが向上したことなどが報酬になる。

facebookの翻訳も、facebookの日本語版作成に携わったという名誉が支払われる。私も単語を1つ翻訳してみた。たった1語だけなのに、非常に興奮した。自分が使っているWebサービスの(ごくごく)一部を開発したわけだ。プログラマじゃなくても、サービスを作り上げていく喜びが得られる。これは面白い。

だれがこんなことを思いついたのか分からないが、相当頭のいい人がfacebook内にいるのだろう。日本語版のサービスリリースはまだ先のことだと思うが、集合知の結果を見守っていきたい。

また、もうひとつの効用がある。人間が翻訳しているので、翻訳精度が上がるのだ。facebookで日本語化アプリケーションをインストールすると、一部ではあるが日本語に翻訳されて表示される。全部を見たわけではないが、それなりにこなれた翻訳になっていると思う。機械翻訳とは違うのだよ、というのを見せ付けられた。

これを読んで、自分も翻訳プロジェクトに参加したいと思った方は、facebookに登録するといいだろう。すでに会員であれば、ログインした直後の画面の上部に下記広告のようなものが表示されている。ここをたどってアプリケーションをインストールすればまったく問題ない。

translate_facebook.png  

facebook内には翻訳家などきちんとした人が集まるページが用意されている。ここでは、例えば「poke」はどう翻訳するべきかなどを熱くディスカッションしている。単なるボランティアにせず、きちんとサポートをするfacebookには好感が持てる。

◎翻訳プロジェクト用にユーザー間でディスカッションをする場。
http://www.facebook.com/translations/

posted by やすお at 01:43 | Comment(2) | TrackBack(1) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年09月22日

FacebookがOSになった?

グーグルがWebブラウザ「Google Chrome」(読み方:クローム、愛称:ちょろめ)をベータリリースしたとき、このブログでもグーグルの狙いについて私の見方を紹介した(参考記事:「グーグルの新Webブラウザ「Chrome」の本当の狙いとは」)。簡単に説明すると、ChromeはInternet ExplorerやFirefoxとブラウザ戦争をするのではなく、Windows OSをChromeに変えようとしているのではないかというものだった。

そして、今度はFacebookの出番だ。すでにFacebookは世界一のSNSであるといわれている。また、最近はそれほど言わなくなったが、SNSこそ次世代のOSになると言われてきた。そんなFacebookが画面のレイアウトを少し変更した。言われなければ気が付かないかもしれないが、Facebookの戦略がモロ見えになっているようで滑稽ですらある。

Facebookのスタートメニュー
修正点は画面の下側だ。Facebookのfaviconの横に「Applications」というボタンが配置され、クリックすると自分がインストールしたアプリケーションリストが表示される。あたかも、Windowsの「スタート」ボタンを押したかのように。「Applications」の右側にもいくつかのfaviconが並んでいる。これはユーザーが良く使うであろうアプリケーションを登録するブックマークである。Windowsではクイックリストに相当するものと考えて良いだろう。

画面右下には、フレンドがオンライン状態なのかどうか、チャットできるのかどうか、フレンドなどから通知が来ていないかどうか、といった通知エリアとなっている。Windowsでも通知エリアになっているところだ。Facebookはマイクロソフトの資本が入っている。だからというわけではないだろうが。

さて、グーグルはWebブラウザをOSにしてパソコン市場を握ろうとしている(2008年9月11日の予想)。一方、FacebookはあくまでもWebブラウザはWebブラウザで残し、その上でアプリケーションを動かそうという戦略のようだ。どちらの方が優れているとは言えないが、グーグルの取り組みは理想論に近い。その分、グーグルが考えている以上に普及の道は長くなるだろう。

Facebookの取り組みは現実路線だ。WindowsはWebブラウザを動かすプラットフォームとして残し、Webブラウザ上でFacebook流のユーザーインタフェースを構築する。Webブラウザで動くスクリプトなどの修正だけで済むので、比較的短い時間でユーザーに広まっていくだろう。

Facebookがマイクロソフトの影武者だとするならば、グーグル対マイクロソフトの戦いが発生しようとしている。次のOSキングの座につくのはどこだろうか。

posted by やすお at 11:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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