2008年05月28日

なんでもかんでもソーシャルネットワーク


人と人のつながりをベースとしたソーシャルネットワークが次世代インターネットを形作っていく。すでに、"ソーシャル○○"というサービスは星の数ほど立ち上がっている。ソーシャルなんとかで思いつくのは、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)やSBM(ソーシャル・ブックマーク)あたりだろうか。

SNS分野では、日本にはmixiというSNSがあり、知り合いとの交流に使われている。世界に目を向ければ、アーティストとのつながりを重視するMySapceや、どちらかというとリアルのつながりを重視するFacebookなどが、mixiよりも進んだサービスを提供している。SBMでは、日本だったら、はてなブックマークBuzzurlあたりだろうか。これも世界に目を向けると、del.icio.usMa.gnoliaなどがある。SBMはそれほど人と人とのつながりは重視していないが、Webコンテンツを中心にしたゆるやかなコミュニケーションが展開されているようだ。他の"ソーシャル○○"といえば、ソーシャルニュースなどがあるが、これはSBMの一種と考えていいだろう。

さて、この"ソーシャル○○"であるが、最近はこの"○○"にうまく単語が当てはまらないものがある。

ライフストリーミング・サービスと呼ばれるものにFriendFeedというサービスがある。基本的には自分の行動を1つにまとめて閲覧できるものだ。写真投稿サイトflickrに写真をアップロードしたり、ミニブログのTwitterに書き込んだり、ブログを更新したりするとFrinedFeedにも通知される。自分の行動をまとめてチェックできるのが意外と便利だ。で、FriendFeedは他の人のライフストリーミングを購読(subscription)できる。すると、自分のFriendFeedの画面に購読した人のライフストリーミングも表示されるようになる。お互いが購読しあったりすると、ゆるやかではあるが"つながり"を構築できる。そこまでできるので"ソーシャル○○"の仲間に入れてしまっていい。ただ、FriendFeed自体はもっとSNSの分野に進出しようとしているらしく、mixiでいうところのコミュニティに近い機能を持つようになった。「room」とよばれるものだ。このFriendFeedはソーシャル何と呼べばいいだろうか。位置づけとしてはSNSとSBMの中間あたりだろう。"ソーシャルライフストリーミング?"、意味が分からない。

つぶやきを書き込むTwitterもユーザー同士、followしたりされたりでゆるやかなつながりを構築している。Twitterにはコミュニティ機能がないので、仲間内でクローズドなコミュニケーションをするのは向かない。ただし、はてなグループに「ついったー部」というコミュニティが作られたり、そのついったー部のSNSが立ち上がっていたりと、本サービスの外でコミュニティが形成されている。これらを含めると、twitterはミニブログといわれるようなブログの類なのか、SNSの一種と考えていいのか迷うところだ。まあ、最終的にはユーザーが楽しく使えれば、深く考える必要はないんだけどね。

これを書いていて、だんだん何を言いたいのか分からなくなってきた。実は、ソーシャル○○について考えていたいとき、疑問に思ったのがスタートページの「Netvibes」だ。実はNetvibesも友達と"つながる"機能を持っている。どうも、スタートページと"つながる"機能が、自分の頭の中でつながらなかった。スタートページは個人が興味を持っているものを集めることができる場所だと考えている。あくまでも個人のものだ。なので、個人のものを他人に公開したり、他人の画面を見たりしたいと思うだろうか。仕事でNetvibesを使うことは情報収集などで非常に役に立つ。でも友達はものすごく少ない。少ないけれど困っているわけではない。

将来はOpenSocialやFriend Connect、Facebook Connect、Data Availabilityなどがもっとうまく使われるようになり、スタートページだけでなくWebにあるものが人を中心としたつながりを持つようになるかもしれない。スタートページという概念すらなくなり、新しい画面(それが何かは分からないが)を個人のポータル(この概念もなくなるのかな)として使うようになるのかもしれない。そう考えるとNetvibesのフレンド機能はそれの布石かもしれないと深読みしそうである。

すべてのもの(コンテンツ)が人を中心につながる世界を想像しようとするのだが、現在でもSNSなどのように一部は実現している。さてその先には何があるのだろうか。一番近いところにいるのはFacebookなのだと思うが、きっと"ソーシャル○○"の覇者になるのは、まだスタートアップすらしていない企業なのだと思う。私はその企業が早く世に出てくるのを楽しみに待っている。

posted by やすお at 01:05 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/98225051

この記事へのトラックバック



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。