2010年06月08日

開発者向けイベントが盛り上がるのは強い企業の証拠


もうすぐアップルの開発者向け会議「WWDC 2010」でキーノートスピーチが始まる。日本時間の2010年6月8日の午前2時だ。スティーブ・ジョブス氏がiPhone HD( iPhone 4 でしたね)の発表をするのだろう。もしかすると、iPhone以外のサプライズもあるかもしれない。あのアップルだから、あのジョブス氏だから予想ができない。

今回、新型iPhoneのテスト機がバーの忘れものとして世に出てしまったので、iPhone自体はもう新しさを感じられないだろう。なので、余計にサプライズを期待してしまうのである。

アップルという会社はハードウエアを売る会社ではない。iPodやiPhone、iPadなどすぐれたハードウエアを売っているのだが、実はiTunesとの連携が重要だったりして、ソフトウエアを含めたサービスを売っている会社なのだと思っている。ハードウエアが中心にはなってしまうが、そのハードを中心としたアップルのエコシステムをアップルが統率していることは、いろいろ意見があるだろうが、そこまでできる、しかもユーザーに受け入れられているのは見事としか言いようがない。

と、ここまで書いてWWDC 2010のキーノートまであと15分しかない。先を急ごう。

そもそもこのWWDCは「World Wide Developers Conference」の略である。AppleやiPhoneの文字は一つもなく、"地球規模の開発者会議"と訳せるほど、アップル色がない。というのはイベントのタイトルだけで、実際にはアップル色しかないカンファレンスであるのだが。

地球規模で注目される開発者向けのイベント―――。ここでいう開発者は主にソフトウエア技術者のことを指している。この開発者が元気なプラットフォームは力強い。当然と言えば当然で、すぐれたハードウエアがあってもそれを動かすソフトウエアがなければ何も付加価値を生まないからだ。アップルの開発者会議が盛り上がるということは、アップル製品をプラットフォームを中心としたビジネスが盛り上がることを意味する。説明するまでもないが、アップルの成功は先進的なユーザーと開発者によって支えられていると思う。

では、アップル以外はどうなっているかというと、開発者向け会議で元気なのは、GoogleとFacebookなのかなあと思う。Googleはクラウドとスマートフォンの分野で開発者の注目を浴びている。Facebookはソーシャルグラフを利用したソフトウエアという次世代のソフトウエア利用環境を提示している。

やはり開発者会議が盛り上がる企業は元気だなと思う。一方、昔元気だったのはマイクロソフトだ。今のWWDCのような盛り上がりを見せていたマイクロソフトの開発者向け会議だが、今はイベントの名前を忘れてしまうほど注目されなくなった。昔はビル・ゲイツ氏が何を話すかがニュースになっていたが、今ではマイクロソフトのトップが話すことが影響を及ぼす範囲は狭くなっている。

というところで、あと2分でWWDCのキーノートが始まる。ブログはこのへんにして少し、キーノートを見ようと思う。英語分からないけどね。

posted by やすお at 02:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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