2010年05月26日

TwitterやFacebookがインターネットになる日


なにやら日本でもFacebookがじわじわと普及しているようです。とりあえず登録している人が圧倒的ですが、小さいながらもコミュニティを形成していくのではないでしょうか。ここでいう"小さい"はあくまでも日本国内の話です。ワールドワイドの視点ではFacebookはとてつもない力を持ちます。

さて、FacebookのLikeボタンを一般のWebサイトでも使えるようになりました。この事実はこのブログでも取り上げています。小さなボタンですが、考えようによってはインターネット(正確にはWeb)を根底から変えてしまう力を持っているのではないかと思い始めました。

WebはハイパーリンクでWebページをリンクしていく仕組みです。Webページは情報ですから、Webの登場により、情報と情報をつなげることで新しい情報を生み、関連した情報はリンクをたどることで入手するという情報の入手方法を劇的に変化させました。

このWebという仕組みは便利に違いないのですが、あくまでも情報を整理したに過ぎません。極端に言ってしまえば、図書館で書籍が分野で分類されていることと変わりありません。そういえば、インターネットを大きな図書館と表現することは(インターネット歴において)大昔によくありましたね。結果的に、かつて情報洪水と言われたほどにインターネットで流通する情報は膨れ上がりました。人間が処理できなくなるくらいです。

巨大な図書館から必要な情報を引き出すためにGoogleなど検索エンジンの重要度が増しました。しかし、検索エンジンは大量の検索結果を返すだけで、本当に必要なものを提示できるかというと疑問が残ります。

■情報のつながりから人のつながりへ

人間が処理できなくなった情報をどのように整理するのか―――それが課題になりました。結論から言うと、人間と人間のつながりが情報の整理とリコメンドの仕組みとなりました。つまり、自分と関係する人が自分に必要な情報を教えてくれるというものです。ソーシャルWebの時代がやってきたと言っていいかもしれません。情報のつながりが付加価値を生んだ時代から、人のつながりが付加価値を生む時代になっていきそうな感じです。

Googleなどの検索エンジンは相対的に重要度が低くなっていきます。替わって台頭してきたのがSNSです。日本ではmixiが大手ですが、ワールドワイドではFacebookが圧倒的な存在感があります。そのSNSで構築したソーシャルグラフ内を流通する情報がもっとも信頼でき、役に立つ情報になりつつあります。Twitterも情報流通というインフラという観点で優れています。ゆるいソーシャルグラフではありますが、流通する情報量はFacebookで流れる情報よりも多いと思います。また、ゆるいソーシャルグラフであるがゆえに、自分にダイレクトに関係する情報だけでなく、もう少し外側の情報も入ってくるのが特徴です。

■インターネットって何?

根本的な疑問があります。インターネットとは何でしょうか? 技術的な定義やビジネス的な定義などあるでしょうし、人それぞれで解釈も異なるだろうと思います。

ここでは、コンピューターシステム(携帯電話を含む)を使った情報流通のインフラと捉えます。そうすると、これまでWebページの集合体がインターネットの多くを占めていたわけですが、SNSの登場により、ソーシャルメディアがインターネットになったと考えていいのかもしれません。もちろん、これは私個人の意見なので、異論があることは承知の上で書いています。

言葉を変えると、「インターネット」という単語から想像するものは、これまではWebサイトでした。もちろん私の認識ですが、このように思うのは少数派ではないと思います。もちろん、人によってはメールと答える人もいらっしゃるでしょうし、FTPと答える人もいらっしゃるかもしれません。

3年後にはインターネットを代表するものは何になっているのでしょうね。現在ではパソコンでインターネットをすると言うと、Webサイトの閲覧かメールでのコミュニケーションを示すことが多いです。これが、「インターネットする」という行為がTwitterやFacebookで情報をやりとりすることを示すのが一般的になるかもしれません。

もちろん、人と人とのつながりが情報流通のインフラになったその先には、別のものが生まれてきます。インターネットの歴史の中で生じる変化の1つなのですが、数年後はソーシャルWebがインターネットと認識されるのかなあと思うわけです。

少し長くなりました。
今回はここで失礼しようと思います。

最後に近況を。

今回は久しぶりのブログ更新です。書きたいことはあったのですが、それ以上にAndroidが面白くて...、いろいろ勉強してしまいました。Android携帯はクラウドサービス(主にGoogleですが)と本格的に連携した携帯電話です。いろいろ調べていると、ものすごい将来性を感じます。もちろん、iPhoneも同じくらい将来性があるのだとは思いますが、よりオープンなAndroidがイノベーションを起こすことを期待したいです。

と、Androidのプログラムを書いていて感じました。

posted by やすお at 02:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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