2009年12月09日

Amebaなうはマイクロブログなのか疑問に思った


2009年12月8日、サーバーエージェントはマイクロブログ(ミニブログともいう)サービス「Amebaなう」を公開しました。12月8日現在、携帯電話向けのサービスのみの公開ですが、12月16日にはパソコン版も公開される予定です。

マイクロブログの最大手は米Twitter社が提供するTwitterです。AmebaなうはTwitterを研究し、その結果、非常によく似たコンセプトのサービスになってしまいました。140文字以内のつぶやきを投稿するサービスであるところ、通常のSNSと同様に相互のOKがなくても、フォローすることで他人のつぶやきを見られるようになるのは、Twitterと同じです。AmebaなうはアメーバIDを持っていればすぐに使えます。

■AmebaなうはMySpaceに近いかも


Twitterに似ていることで批判を浴びていますが、少し触ってみるとTwitterとは異なる部分も見えてきました。まず、アメーバのサービスの特徴ですが、芸能人を活用していることです。Amebaなうの著名人の投稿を集めたサイト「芸能人なう」もAmebaなうと同時に立ち上がりました。いかにも「芸能人をフォローしてね」というサイバーエージェントの声が聞こえてきそうです。

AmebaなうはアメーバIDを持っている会員同士のコミュニケーションのお手伝いをするかもしれません。ただし、それは副次的なもので、運営側が狙っているのは、アメーバ会員がより多くの著名人をフォローすることではないでしょうか。そして広告や物販で儲けるパターンでしょう。

実はこの仕組、MySpaceの仕組みに似ているなと感じました。MySpaceはアーティストとフレンドになれるSNSです。アーティストは自分の楽曲を聴いてもらうために、たくさんのMySpace会員にフレンドリクエストを出します。会員は音楽を気に入ればフレンド承認するし、自分の好みの音楽を探してフレンドリクエストをアーティストに出すこともあります。

MySpaceはSNSではありますが、フレンド承認は気軽に行います。「相手のことがよく分からないからフレンド承認しない」という文化ではありません。どちらかというと、よほど気に入らなければフレンド承認するというスタンスで利用している人が多い感じです。その結果、芸能人を頂点にした1対多のつながりになりがちです。

Amebaなうも芸能人とリレーションを構築できるという意味でMySpaceに似ています。これは私の予測ですが、Amebaなうでは、芸能人が日頃のなにげないことをつぶやき、それを大勢の一般ユーザーが楽しむという構図になると思います。情報の流れが芸能人から一般ユーザーへというほぼ一方通行であるところがMySpaceに似ています。結果、芸能人を頂点にした1対多のつながりになっていくと思います。

とまあ、いろいろ書きましたが、Amebaなうがサイバーエージェントのサービスであり、アメブロやアメーバピグといったサービスと連携していくようになると、また違う特徴が出てくるかもしれません。

将来も含めて考えると、TwitterとAmebaなうは異なるサービスなのだなと分かります。個人的にはTwitterの方が好きですけどね。Amebaなうは気になる人が使い始めたら使い出すと思います。

では、今回はここまで。

◎参考リンク


posted by やすお at 01:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
twitterとAmebaなうは、サービスとして提供されている機能はほぼ同じだけど、目指す方向や文化は違ってるみたいですね。

Amebaなうは、やすおさんがおっしゃるように芸能人が主で一般利用者が従という上下関係があるようです。一般利用者をフォローしたくても検索できません。

知らない人から無断でフォローされて怒ってる人もいるみたいです。そんなことで怒るんだったら、マイクロブログを使う意味がないと思います。
Posted by エロケン at 2009年12月12日 22:35
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