2009年12月05日

グーグルは言葉の壁を崩せるのか


最近のグーグルの動きは面白い。最近という書き方はあまり正確ではない。いつもエキサイティングではあるが、最近はいつもよりいっそうエキサイティングなだけなのだ。先日も日本語入力ソフトのGoogle日本語入力のベータ版をリリースし、パソコン用OSのChrome OSと組み合わせることで、ITの盟主の座を確固たるものにしそうな勢いだ。

ちょっと待て。グーグルのミッションはIT分野の盟主になることではない。グーグルのミッションはご存知の人も多いかもしれないが、「世界中の情報を整理すること」である。検索機能も地球上の知識を整理して人類が役にたつように整理するものだ。Book Searchで書籍を検索できるようにスキャンしているのも同じ理由だ。

そして、今回は翻訳機能についてである。2009年12月3日に発表した「Translated Search」では、入力されたキーワードを翻訳してWeb検索する機能を提供する。必要な情報が日本語以外の言葉で記述されていても、探し出すことが可能になる。グーグルによる言葉の壁を超えるチャレンジではないかと思う。

実は、翻訳関係の機能はすでにいくつか公開している。記事の最後にまとめて紹介しようと思う。

世界中の知識を、言語の境なく利用できるようになるのは歓迎すべきことだと思う。問題は翻訳精度であったり、使い勝手の部分だったりするだろう。これらは技術の進歩で解決可能ではないかと楽観的に思っている。まあ、時が解決すると思っている。

ベルリンの壁は人民が破壊した。言葉の壁はグーグルが破壊するのだろうか。それとも、バベルの塔を建設したために神の怒りをかい、異なる言葉を話さなければならなくなったように、グーグルはただバベルの塔を建設しようとしただけになってしまうのか。長いスパンで見なければならないが、個人的には言葉の壁はそろそろ撤廃できるのだったらしてほしいと思っている。神様もそろそろ許してくれないだろうか。

◎参考記事


posted by やすお at 01:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/134729506

この記事へのトラックバック



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。