2009年11月14日

Facebookは日本市場にどんな夢を見ているのだろうか


世界最大のSNSであるFacebook。説明するまでもないが、米国の企業である。その米Facebook社が日本法人を立ち上げる。早ければ2010年1月にも設立される。開発の拠点も設置し。日本のモバイル環境に合わせたサービスを開発するようだ。詳しい報道は「Facebookが日本法人設立へ 実名SNSでmixi追撃」でチェックしてほしい。

実は、FacebookというSNSはメニューなどを日本語に設定して使うことができる。そういう意味ではすでに日本進出を実現しているのであるが、日本以外のシェアから考えると、とても日本人に浸透しているとは言えない状況だ。Facebook社がどう考えているかは想像の範囲でしかないが、広告出稿やバーチャルギフトの購入など、まだまだ日本市場を有望だと判断しているのかもしれない。

さて、Facebookが2008年に日本語のメニューを用意したときは、FacebookのCEOであるズッカーバーグ氏も来日し、ちょっとしたお祭り騒ぎになった。そして、あの時から現在まで、Facebookが日本で盛り上がっているかと言われればそうではない。

Facebookが日本で盛り上がらない理由はいくつかある。日本の通常の携帯電話でほとんど使えないこと。やはり、英語が少しは必要なこと。mixiやGREEなどの先行サービスが存在すること。そして、日本法人がないことでプロモーションがほとんどできていないことなどだ。

2010年1月にも設立されるかもしれないFacebookの日本法人では、日本のモバイル環境に合わせたサービスも提供するようだ。プロモーションなども強化されるだろう。これらの施策により、日本でのFacebookユーザーは増えるに違いない。

■mixiを追撃できるの?


さて、日本のSNSにはmixiやGREE、モバゲータウン、マイスペースなどがある。Facebookがこれらの先行サービスを追撃できるのだろうか。

成功するかどうかはFacebookがどのようなスタンスで日本市場に食い込んでいくのかによる。冒頭で紹介したITmediaの記事にもあるように、"実名SNS"として進出しようとするのなら、成功は難しいと思う。

私は実名SNSに反対しているわけではない。ただ、日本進出時にFacebookの枕詞を"実名SNS"にしてはいけないと思うのだ。日本以外の国でもFacebookに登録するときは実名を使わないことは珍しくない。Facebook自体は実名登録を推奨しているが、それを強制するかのようなプロモーションはよろしくないと思うのだ。mixiとの差別化をしたいのだろうが、方向性が誤っていると思う。Facebookの強みである会員の多さ、豊富なアプリケーション、自分をコンテンツに仕立て上げるアグリゲーション機能など、Facebookの基本機能をプッシュすべきだと思う。実名かどうかは登録するユーザーに任せればいいだけのことだ。友人に見つけてほしければ実名を使うだろうし、バーチャルではリアルとは異なる人格でソーシャルグラフを構築したい人は別の名前を使えばいい。

えーと、何を書こうとしていたのだっけ。あっ、ちなみに、今日も飲みながらこれを書いている。変な方向に話が行くのはご了承いただきたい。あと、無駄に長くなるのも。

さて、話を戻します。

とにかくFacebook日本法人はもっと日本を研究すべきだ。日本に媚びろと言っているのではない。いい落とし所を見つけるべきだと思うのだ。それにはmixiなどの先行サービスを研究し、Facebookの強みを活かせるところを押していけばいい。

私は、ソーシャルメディアの中で、Twitterの次によく使うのがFacebookになっている。使い出したら分かるが、Twitterと同じような中毒性がある。世界で人気になっているのもうなずけるのだ。ただ、日本ではこれまでも"実名SNS"として売ってきたことが災いし、最初の一歩を踏み出して会員登録するところまで至っていない。まあ、mixiやGREEだけあれば十分な場合もかなりあるので、新しいSNS自体が受け入れられにくい状況であるのも事実だろう。

とにかく、Facebookの日本法人設立のニュースを読んで、Facebookの本気が分かったと同時に、戦略を誤らなければいいなとFacebookファンの一人として願うのである。

最後に、Facebookのプロファイルページへのリンクを書いておきます。よろしければ、会員登録してみてください。ちなみに、私は実名を登録しています。

◎Facebook
http://www.facebook.com/yasuo

では、今回はここまで。
タグ:SNS Facebook


posted by やすお at 00:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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