2009年10月14日

新しいテクノロジーが怖いのではない。ついて行けないことが怖いのだ


自分の子供が何歳になったら携帯電話を持たせるかでよく議論になります。個人的には、生活をする上で便利になるもの、欠かせないもの、いつか使うようになるもの、に関しては早めに使わせたいなと思っています。この意見に反対をする人も大勢いらっしゃることは承知の上です。それでも、自分の子供を信じ、新しいテクノロジーにはどんどん触れてほしいのです。

例えば、携帯電話。「子供が出会い系サイトなどで犯罪に巻き込まれる」「親が子供の友人関係を知るきっかけがなくなる」「アダルトサイトなど有害サイトにアクセスしてしまう危険がある」といったことが、携帯電話反対派の意見でしょうか。子供の安全を第一に考えれば、これらも素直な意見だと思います。

ここで、雑談で出てきた話を紹介します。小学3年生の女の子が携帯電話を使って、SNSのGREEを利用しているという話でした。彼女の友人もGREEを使っているそうです。最初、この話を聞いたときは「小学3年生なのにGREEを使っているんだ。しかも携帯電話で」と驚きました。と同時に、これが現実なのだなと、うれしいやら悲しいやら、複雑な気持ちになりました。

どのような利用をしているのか詳しくは聞きませんでしたが、きっと自分の生活を楽しむために使っていることと思います。親が心配するほど子供は無茶をしないし、悪いことに使うこともないのかなと思います。もちろん、絶対に無茶をしないということもないし、悪いことに使わないという保証はありません。

■親が不安に感じるのは子供が危険に遭遇することではないかも


親が不安に思うのは、子供が無事にいることだと思います。私も子供を持つ親ですから分かります。携帯電話ばかり例にしますが、親は携帯電話に対して何を不安に思うのでしょうか。人間は自分の知らない物事に対して恐怖感を持ちます。もしかすると、携帯電話の可能性に恐怖感を持っているのかもしれません。親になっている人のほとんどはデジタルネイティブではありません。自分でも携帯電話を使いますが、高校生や大学生ほど使いこなしている自信はありません。新しいテクノロジーに対する理解のギャップが不安感を誘います。自分は新しいテクノロジーについていけないのではないだろうかと。

自分が知らないものを自分の子供に使わせるには勇気が必要です。そして、分からないものを禁止するのは自然な流れです。大人は頭がいいですから、子供のためというマジックワードで子供の行動を規制できます。

これが正しい行動なのか、正直なところ分かりません。しかし、子供も子供なりに考えて正しい判断をする。そう信じなければ子供がかわいそうかなと思います。新しいテクノロジーは人を幸せにします。一方で不幸な人を生みだす原因にもなります。例えば、インターネット経由で音楽をダウンロードして聞けるのは便利です。一方で、違法コピーなどによるCDの売り上げを減らしました。便利になって幸せな人が出てきましたが、音楽業界にとっては不都合な部分も出てきたわけです。

なお、音楽業界は、完全ではないですがインターネットという新しいテクノロジーを見方につけようとしています。iTunesなどが良い例です。

このように、携帯電話なども危険性だけを議論するのではなく、どうすれば便利になるのか議論する方が建設的ではないでしょうか。そして、ここが重要なのですが、新しいテクノロジーについて教師役となるのは、子供たちであることです。きっと、子供たちは大人より自由な発想で新しいテクノロジーを使いこなすと思います。使い方は子供たちから教わるのが良いでしょう。

大人は、子供たちが人間としてやってはいけないことに使おうとしたときに待ったをかけるくらいがちょうどいい関わり方だと思います。物事の善悪の判断は、大人のこれまでの人生経験が役に立ちます。子供たちの人生経験は浅いです。道徳的なことを教えるのが大人(親)の役目ではないでしょうか。

つまり、怖がらずに思い切って子供に任せてみても、案外うまく新しいテクノロジーと付き合ってくれるのではないかというのが私の意見です。「案ずるより産むが易し」とも言いますしね。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(1) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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