2009年10月08日

日本でも電子ブックリーダーのKindleを購入可能に−でも騒ぎ過ぎでは?


2009年10月7日にアマゾンで電子ブックリーダーのKindleを買えるようになりました。アマゾンのトップページにも大きく告知されています。私は日本にいますので、米国でのKindleの状況はよく分からないのですが、結構な人気商品になっているようです。

では、日本でもKindleはヒット商品となるのでしょうか。

私はすぐにはヒットしないと思っています。まず、Kindleで購入できるコンテンツは米国で販売されている英語の本や新聞に限られていること(2009年10月現在)。なので、現状では日本語で本や雑誌を読みたいという欲求にこたえることができません。これがすぐにはヒットしない最大の理由です。

もちろん、日本人を含む日本国内にいる方で英語のコンテンツを難なく読める人も大勢いらっしゃいます。そのような人には、日本でKindleを使えるメリットは大きいと思います。それ以外の人には、今のところKindleを購入する理由がありません。

日本語のコンテンツも将来的には出てくるでしょう。新聞が始めるのか雑誌が始めるのかは分かりませんが、出てくる可能性は高いと思います。ただし、電子化に慎重なマスコミですから、Kindleが一定数出ていない状況ではなかなかコンテンツをKindle向けに配信するのは難しいと思います。特に大手新聞社や出版社は慎重になると思います。

そして、コンテンツがなければKindleの普及も進まない、という鶏が先か卵が先かの話になり、電子出版というビジネスのパイがなかなか大きくならないような気がします。Kindle自体の価格も高いです。本を読むために2万円以上のお金を支払うよりも、紙の本や雑誌を購入した方が手軽だと感じる人は多いでしょう。紙であればカラーで読めるわけだし。

では、Kindleのメリットはないのかというと、読みたい本や雑誌を常に持ち歩けるところくらいかなと思います。自分が持っている楽曲をすべて持ち歩けるようにしたiPodのような感覚で本や雑誌をすべて持ち歩けるようになるわけです。

しかし、これも2万円以上を支払う価値があるのかというと疑問が残ります。自分のことを振り返ってみましょう。読みたい本がある場合、自分は何冊の本を持ち歩きたいだろうかと。私が持ち歩いている本は1冊だけの場合が多いです。もうすぐ読み終わるというときには2冊の本が鞄の中に入っていることもありますが、基本は1冊だけです。

本が重たいからではありません。外出中に読めるのは時間的に1冊が限度だという意味です。これが1日で何曲も聞くことができる音楽と異なる点です。つまり、持ち運びも紙の状態であまり困らないわけです。

結局、Kindleを積極的に購入する理由を見つけられませんでした。少なくとも私にとっては。

希望があるとすれば、画面がカラーになったKindleでしょうか。これが出れば、2万円以上を支払う価値が出てくるような気がします。そして、日本語のコンテンツも十分にあることも前提条件になります。

米国でKindleが売れている理由をまったく理解していない私ですから、ここに書いたことなどまったく関係なく日本でもKindleブームが起こるかもしれません。予想は難しいです。

Twitterのタイムラインを見ていると、Kindleを予約した人も何人かいらっしゃいました。ちょっとしたKindle騒動みたいな感じに見えたので、この記事を書いてみました。とにかく日本語のコンテンツの登場が待たれますね。Kindleが普及するかどうかはこれにつきると思います。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 02:25 | Comment(0) | TrackBack(1) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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