2009年09月18日

これまで身近ではなかったローカル情報をより身近にする


スタートアップのWebサービスを売り込めるTechCrunch50というイベントで、「RedBeacon」というサービスが優勝した。RedBeaconは地域内のリアルなサービスを見つけることができるサービスである。例えば、水道工事を請け負う企業やパン屋さんなどを探すことができる。日本にあるサービスに例えると、電話帳のタウンページみたいなものだろうか。それをもっと高機能にしたものをWebで実現する。

このサービスの肝は、消費者の生活圏をインターネットにできたこと。インターネットは距離を超えて地球の裏側でおこっていることを知るのに役立ったが、ラーメンの出前の頼み先など、実生活に根差したサービスを探すことは比較的難しかった。想像で書いてしまうが、RedBeaconは、距離の制限を超える必要はない生活圏をもっと身近にすることができたのだと思う。

さらに想像すると、米国では小さな店舗でもインターネットを活用しているのではないかという仮説を立てられる。RedBeaconのようなサービスは、地元の店や中小企業がインターネットでの情報発信をしていなければ、ひっかかりもしないだろう。逆に言うと、十な数のお店や企業が、サービスエリア内の顧客に対して情報発信をしていることになる。日本ではまだまだだろうなあ。今後増えては来るのだろうけれど。

地元の情報って探しにくいものだ。特に規模が小さな個人商店などは、よほど立地が良くない限り、インターネットで話題にならない。口コミ効果が出てこないのだ。それを解決するには、個人商店でも簡単に情報発信できるようなITインフラが必要だろう。Twitterなんかは忙しい個人商店でも始められやすいのではないだろうか。ブログまでできれば、もっと表現力が上がるので、なお良い。

RedBeaconのようなサービスが注目を集めたということは、もっとローカルの情報を整理するサービスを求められているに他ならない。地図情報などをからめて、リアルに自分のいる場所から近いところにあるサービスをより使えるようになるのは面白い。

余談だが、地方が独自に経済対策するときに、地元の商店を連携させるのを公約しておけば、当選できた自民党候補者もいたかもしれない。さらに、バーチャルな商店街を構築し、経済をしっかりと回していくことができたかもしれません。地方の商店街はシャッター通りとなっているところがたくさんあります。これらを解決できればどれほど喜ばれるか。

日本でもインターネット時代だからこそ、リアルに自分に近いものと向き合うことはいいことだと思う。

では、今回はここまで。

◎参考記事
タグ:TechCrunch


posted by やすお at 02:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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