2009年08月11日

子供のコミュニケーション不足はインターネットで補えるか


すでに8月に入って1週間以上が過ぎました。学校はすでに夏休みだし、一般企業も夏休みに入っているところも増えてきました。通勤電車が痛勤電車ではなくなっているのがうれしいところですが、暑いと仕事の効率はあまり上がりませんね。しかも、周りに夏休みの空気が流れると特に。

さて、子供は小学生なので、すでに夏休みに入っています。最近は少子化のためなのか、昔のように、ちょっと公園など外に出れば同学年の友人と会えるというわけにいかなくなってきています。そもそも安全を考えて、一人で公園に行かせる親も少なくなってきました。私の近所の小学校(または自治体)だけかもしれませんが、夏休みのラジオ体操もなく、夏休み中の登校日もありません。夏休み中は、学校の友人と触れあう時間が極端に減ってしまっています。

そんなわけで、夏休み中の子供の相手は親がすることになります。小学生も高学年になれば、さすがに一人でも友達のところに遊びに行くのでしょうが、低学年のうちは難しいです。親と子供で遊ぶか、親が連絡を取り合って、遊ぶアポを取るといったことが日常になります。私のところも例外ではなく、妻が子供を映画に連れて行ったり、母親ネットワークを通じて、遊ぶ約束を取り合ったりしています。そして、土日は平日に会えないお父さんと遊ぶというのが、周りの家庭の平均的な姿になってきています。

一番不幸なのは、子供が子供同士で遊ぼうと思っても、なかなか実現できないことです。少子化ゆえに、子供が親から期待されることが多く、それが、習い事の多さなどに出てきています。つまり、いまどきの子供って忙しいんですよね。学校があるときは、学校で友達と遊んだり話をしたりできるけど、放課後は、だれかが習い事だったりして、仲良しグループ全員で集まれないとか、休みの日はお父さんに甘えたいから友達に会えないとか、とにかく、友人とじっくりと触れあう時間がないのです。

小さな子供は就寝時間が早いので、昼間に活動できる時間って、大人が考えるほど長くはないのです。睡眠時間を削って友達と遊ぶという方法も考えられますが、それは別の問題が出てきそうです。大人はなんだかんだ言って、今時の子供より自由時間は多いかもしれません。

そして、大人は携帯電話やメールやSNSなどで、誰かと触れあうことができます。特に、インターネットが普通に使われるようになってからは、友人と連絡をとるのは楽になったと思います。まあ、大人は大人で仕事が忙しくて、飲みに行けなくなるなど大人の事情があります。不況の影響で、飲みに行く時間はあっても飲みに行くための資金がないという状況になっている人もいらっしゃると思います。でもまあ、大人は大人なので、事情がわかれば問題なくなる場合がほとんどでしょう。

一方、子供はどうなのかなあと...。体だけでなく精神も発達途上である子供は、友達と遊ぶことが一番重要な成長エンジンなのではないかなと思っています。子供同士の話って、きっと小学1年生同士でもあると思います。子供同士のコミュニケーションを実現しやすくする仕組みが欲しいかなと。それは、インターネットの仮想空間上でもいいし、もちろん、リアルな場所であればなお良いと思います。現状では、リアルに会うのが難しくなっているので、なんとかインターネットで実現できないかなと思うわけです。もともと、距離を超えたコミュニケーションはインターネットを使うことで容易になります。リアルタイムではないコミュニケーションは電子メールなどで実現できます。リアルタイムコミュニケーションなら、テレビ電話だってできちゃいます。こういうのを活用して、子供の成長を手助けするのもインターネットの役目の1つではなかろうかと、最近考えるようになってきました。

「インターネットがそもそも危険な場所だ」と主張する親御さんもいることでしょう。私はそれを否定しません。でも考えてみてください。インターネットとリアルな世界とどちらが危険なのでしょうか。少なくとも、インターネット上では交通事故に遭いません。外に出なければ誘拐だってされません。危険度で言えば、インターネットもリアルな世界もあまり変わらないのではないでしょうか。むしろ、学校で交通安全指導をするように、インターネット指導を学校のカリキュラムに取り入れた方がいいのではないかと思います。

インターネットはすでに日常に入り込んでいます。その事実から目をそらさないで、きちんと何が危険なのか教えることが教育なんじゃないかなと思います。我が子を見ていると、自分の子供時代より忙しそうに見えるので、ちょっと考えてみました。

「○○くんは、今日は野球の練習があるから、放課後遊べないよ」と言われてがっかりし、次の日は親から「今日は、サッカーの練習があるから友達と遊ぶ約束はできないよ」と言われ肩を落とし、そんな日が続くとかわいそうです。子供の習い事をやめさせれば大丈夫のような気もしますが、習い事は子供が好きでやっていることも多く、続けることで本人のためになることも多いでしょう。とにかく、今時の子供には時間がないという現実があるように思います。なんとかできればなあと、子供の相手をしながら思うわけです。

夏休み前なので、いつもとは違う記事を書いてみました。こんな私でも真面目にいろいろ考えているんですよ。

ということで、今回はここまで。

posted by やすお at 02:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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