2009年07月29日

Twitterなう


このブログでは何度かTwitterについて書いています。Twitterとはつぶやきを投稿し共有するサービスです。こんな1行解説は山のように書かれているので、何をいまさらと思うでしょう。ただし、1つのサービスが持っている機能と、それを使って実現できる世界は異なります。Twitterはつぶやく場を提供しているだけではありません。うまく言えないのですが、時間とか情報とか気持ちとか、いろんなものを共有する場所なのです。具体的にイメージできないかもしれませんが、だからこそ、たくさんの人が「Twitterとは」についてブログを書いたりするのでしょう。

私もこの前(2009年7月8日)の「ゆるーくTwitterの話でもしてみます(第2回)」では、メジャーに昇格したサービスとしてTwitterを紹介しています。Twitterとは日常生活そのものをWebサービス化したものだと書いています。たまり場とも表現しました。自分と同じような価値観の人をフォローすることで、自分にとって居心地がいい空間を自分自身で構築していけます。上品にいえば、社交場でしょうか。でも、そんな堅苦しいイメージはTwitterには似合いません。上下関係もなければ男性女性の区別もさほど気になりません(私だけかもしれませんが)。やはり、対等な関係でいられる人が集まれるたまり場と表現するのが最適かもしれません。


■最近は居心地が悪いと感じるようになってきた

居心地がいいたまり場であったTwitterですが、最近はあまり居心地がよくありません。良くないと言うと言い過ぎになってしまうのですが、何か不自然な感じ、空気が変わった感じがするのです。偶然ですが、私のTwitterフレンドも同じことを感じている人が何人かいらっしゃいます。

うまく表現しないと個人攻撃と受け取られる危険があるのですが、Twitterユーザー同士の関係が対等ではなくなってきている感じがするのです。分かりにくく(笑)言うと、これまでN対Nの関係でいられるサービスだったのに、1対Nの関係ができつつあるといった感じです。情報の発信者と受信者は対等だったのに、その関係が崩れつつあるように思えるのです。

もう少し具体的に書いちゃいましょう。Twitterにいわゆる有名人という立場の方が参加されるようになりました。自発的にTwitterを使い始めた人もいらっしゃいますし、マーケティングツールとしてTwitterを利用している人もいます。この有名人が曲者なのです。有名人の方は多くのフォロワーを獲得します。すると、有名人とフォロワーの間は1対Nの関係になってしまいます。これはソーシャルメディアでの人と人の関係ではありません。むしろマスメディアにおける情報発信者と受信者の関係に近くなります。


■マスメディアになるなTwitter

個人的には、ソーシャルメディアはマスメディアを否定した存在だと思います。大きく考えれば、テレビなどのマスメディアとTwitterやmixiといったソーシャルメディアも同じメディアです。ソーシャルメディアがマスメディアと異なるのは、情報の流通が一方通行ではないことと、情報を受信する対象者が限定されること、この2点だと思います。

双方向であるからこそ、情報の発信者と受信者が対等な関係を構築することができるようになったと思うし、情報を受信する対象者が限定されるからこそ、必要な人に必要な情報を届けることができ、コミュニケーションの質を高められるようになったと思います。また、双方向と情報取扱者がターゲッティングされることで、付加価値を付けながら情報を流通させることができると思うのです。

抽象的な話になってしまいましたが、ソーシャルメディアはあくまでもメディアでありコミュニケーションのツールなのです。これまで、メディアというと主にマスメディアを指していました。マスメディアはメディア企業とオーディエンスとのリレーションを構築する役割を持っています。企業などで、一般大衆に向けた広報活動であるPR(Public Relations)や投資家向けの情報提供であるIR(Investor Relations)といった活動も一種のマスメディアかもしれません。

繰り返しになりますが、これらは1対Nの関係における情報発信です。Twitterでは、つぶやきを投稿するユーザーから見れば1対Nのリレーションではあります。ところが、ふと自分のタイムラインを見ると、大勢の人が大勢と会話しているように見える場合があります。これこそ、ユーザー間のつながりを持ちつつ、多くの人に情報発信ができるサービスの強みであり、Twitterのマスメディアにはない独創性の部分だと思うのです。

だんだん難しくなってきました。もしかしたら、みなさんを混乱させてしまっただけかもしれません。すいません。

なんだかんだ言いながら、Twitterではどの情報を受け取るかはユーザーが決められます。居心地が悪いと感じるのであれば、原因となっているユーザーをフォローしなければいいだけなんです。それでもフォローし続けるというのは、何か面白いことが起こるかもしれないという偶然に期待しているからです。ぶっちゃけ、野次馬根性ですね。

なんだ!結局、楽しんでいるんじゃん。ならOK。

posted by やすお at 01:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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