2009年05月26日

やはり若者はスゴイ、そしてオジサン世代は何をすべきだろうか


デジタルネイティブが世界を変える』を読んでいる(まだ読み終わってない)と、自分が40歳になっていることを呪いたくなります。どうして自分は、今、この瞬間に20代ではないのかと。「デジタルネイティブ」という世代がうらやましい。これは本音である。

だけど、ちょっと考えて見ると、いつの時代も若者が新しいテクノロジーを使いこなし、時代の中心に君臨し、最後には新しい世代に道を譲る。こんなことが太古の時代から繰り返されてきた。自分も20代のころは「新人類」などと呼ばれていた。20年たつと、新人類でもなんでもない。ただの人類だ。「歴史は繰り返す」とはよく言ったものである。

では、私のようなオジサンはもう仕事や社会で用なしになってしまったのだろうか。これは、デジタルネイティブ世代に言わせれば、答えはイエスとなるだろう。「あとは俺たちに任せて、引退しろ」と言うかもしれない。「老いては子に従え」という諺がある。これもある意味正しいのだろう。だけど、私のようなアラフォー世代には若者にない経験というものがある。まあ、経験くらいしかないとも言えるのだけれど。

経験を積むには時間が必要である。ただし、時間だけが必要なわけではない。自分たちの経験によって得た知識を若者に伝えることで、若者は私たちが生きてきた時間を追体験できるだろう。私も先輩の声を聞くことで、さまざまな知識を得てきた。本を読むのもいいだろう。本には、著者の経験がつまっている。

私がデジタルネイティブ世代に対してできることは、これまでの経験を踏まえた上で今を見ることくらいだ。そしてブログに自分の意見を記録していく。それがデジタルネイティブ世代の役に立つのなら、それはものすごく名誉なことだ。

私は世代交代というのは、古いものが新しくなるだけではないと思う。古いものがあるのを踏まえて、新しい世代が付加価値を付け、より良いものにしていく。人類がより幸福になるためというと大げさだけど、より良い状態をめざしていくことが世代交代なのだと思う。トヨタ自動車的にいうと、理想の社会を目指したカイゼンが世代交代となるだろう。このたとえは、あくまでも想像だけれども。

デジタル技術は知識の保存に便利なテクノロジーだ。デジタルネイティブ世代だけでなく、その先の世代にも役立ってもらうよう、自分たちの知識を書き記していくことには意義がある。むしろ、デジタル技術も使えるアラフォー世代こそが中心となって、積極的に何かを残していかなければならないと思う。

なんだか、おじさんへのブログのすすめみたいになってしまったが、自分世代ができることを考えると、次世代に向けてできることの1つには違いない。




posted by やすお at 01:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 強く意識しているわけではありませんが、ブログの記事を書いている時には同世代の人間にむかって書いているつもりです。

 でも、40才を過ぎたあたりから、一回りぐらい下の世代の人にも何か伝えることができればればいいなと思ってブログの記事を書くことが増えた気がします。

 といっても、若い人に伝えたいような特別な知識や経験があるわけではありません。

 ただ、ブログを書き続けていれば、googleなんかで検索したときに、たまたま目にしてもらえるような機会も増えると思うのです。そんな感じでブログを見に来た若い人に、ほんのちょっとでもいいから何かを感じてもらえたらなぁと思うのです。

 そんなことを思っているので、自分と同じ40代の人、それからもっと上の世代の人たちにも、ブログをはじめてほしいなと思っています。
Posted by エロケン at 2009年05月26日 21:33
コメントありがとうございます。
何でしょうかね。40歳を過ぎると、若い世代に何かを残したくなるようにDNAがしこまれているかのうようです。

特別な知識や経験がないとおっしゃてますが、特に経験なんてのは、自分は当たり前だと思っていても、他人からみたらスゴイことだったというパターンもあると思います。そういう意味で、役に立つのかどうか分からないけれど、何かを残していくこと自体に意味があると思います。
Posted by やすお at 2009年05月30日 01:20
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