2009年05月02日

分かった!ソーシャルメディアが面白い理由


最近のWebサービスはソーシャル機能を付けるのが流行している。ソーシャル機能を付けたサービスで情報発信・共有するものをソーシャルメディアという。代表的なのは、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)やソーシャルブックマーク、ソーシャルニュースなどがある。ブログやミニブログ(マイクロブログ)なども広い意味でソーシャルメディアといわれる。どれも、サービス利用者が情報を発信し、それをユーザー間で共有することで、効率的に情報収集し、新たな情報価値を生み出す場となっている。

SNSの代表的なものとして、mixiやGREEというサービスがある。これらがなぜ会員を集められるのか不思議に思っていた。私自身、mixi以外にもFacebookやMySpaceなど複数のSNSを使っており、面白いと感じてはいるのだが、なぜ面白いのか説明できなかった。

これが、「ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)」という本を読んで、理由が分かった。ちなみに、この本はソーシャルメディアについて調べようと思って読んだ本ではない。もっとがむしゃらにがんばる自分に変えたいと思って読んでみた。書評を書きたいくらいの良書ではあるが、今回は省略。機会があれば、別の記事で紹介しようと思う。

話を元に戻す。この本では、40年間にわたる脳神経外科としての著者の経験と脳の研究結果から、人が最高のパフォーマンスを出すにはどうすればよいかが書かれている。その中で、いくつか頭に残るフレーズがあった。

まず、「この世の中の構造や仕組みは、すべて人間の脳が考え出したもの」というフレーズ。そして、「脳が本能的に持っている欲求は3つしかない」こと。その3つとは「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」である。

ソーシャルメディアは人間が考え出したものである。そして、ソーシャルメディアは脳の「知りたい」「仲間になりたい」の2つを満たすものである。もうお分かりかと思うが、脳の3つの欲求のうち、2つを同時に満たすサービスがソーシャルメディアなのである。

例えば、ソーシャルブックマークのはてなブックマークであるWebページをブックマークしたとき、自分以外にも同じページをブックマークした人がいることに気がつく。その時、「自分以外にも同じことに興味を持つ人がいるんだ」とうれしく感じることがある。これは、脳の「仲間になりたい」という欲求をくすぐるものだ。さらに、自分と同じ興味を持つ人はきっと自分が欲しい情報を持っているに違いないと思うだろう。そうすると、その人がどのようなWebページをブックマークしているのか知りたくなる。まさに、脳の「知りたい」という欲求である。

そんなわけで、ソーシャルメディアは、脳がうれしく感じるサービスなので自然に人々に受け入れられるのである。なぜ受けるのか考える必要もなく、本能が欲しているのである。




posted by やすお at 16:27 | Comment(0) | TrackBack(1) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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