2009年04月18日

有名人が個人としてブログを書くときは本音を素直に出してほしい


一応、前回の記事「サイバーエージェントは著名人を自分のリソースだと思っているのだろうか」の続きである。前回は有名人を広告メディアとして利用することの難しさについて書いた。今回は、有名人が個人としてブログを書くことの難しさについて考えてみようと思う。

想像してみよう。有名人が個人的にブログを書く理由には、どのようなものがあるだろうか。1つ目は、個人的に日記を書くことが元々好きな場合。これは一般人がブログを書く理由と同じだ。とにかく書くことが好きだからブログを書いているパターンである。

2つ目は、自分の宣伝。芸能人であれば自分を売り込まないと仕事は来ない。自分をアピールする場所としてブログを活用するパターンである。いわゆるオフィシャルブログがここに分類される。自分が出演する番組や、新発売するCDの告知などをしていることが多い。ブログが登場する前は、事務所が用意したWebサイト(ホームページ)がその役割を果たしていたのだろうが、ブログの方が写真や記事の更新が簡単で、芸能人自身が更新もできるので、ブログの方が活用されている。

3つ目を挙げようと思ったが、出てこない。まあ、いい。おそらく2つくらいしかないのだろう。私は有名人ではないので、実際には別のブログを書く理由があるのかもしれない。

で、ここで私が言いたいのは、個人のアピールの場所としてのブログは、読者(ファン)との信頼を築くいいツールになるということ。ファンであれば、テレビやラジオ、雑誌で活躍している本当の仕事の仕事以外に、プライベートではどのようなことをしているのかなと気になるだろう。芸能人のゴシップ記事がたくさん載っている雑誌がたくさんあることからも分かるように、好きな人のことは何でも知りたくなるのがファン心理である。

ゴシップ記事は有名人とファンをつなげるツールにはならないが、本人が直接ファンに語りかけられるブログは、関係を築くのに効果的である。そんなファンを裏切らないためにも、嘘は書かないでほしいのだ。前回のブログのように、有名人がブログ運営者の金儲けのために利用されるのは耐えられないのだ。

なので、「あの人があの洋服をほめていた。でもそれはスポンサー企業に言わされているんじゃないのかな」とファンに思わせてしまってはいけない。この状態になってしまうと、有名人とファンの信頼関係がくずれてしまう。有名人にとってファンが離れてしまうことはもっとも恐れなければならない事態のはずだ。CM出演料のように執筆料を受け取って商品広告をするブログを書いても、ファンを減らしてしまっては、本来の自分の仕事に響く。それは本末転倒だろう。

ブログは情報発信のツールであるとともに、コミュニケーションツールであるともいえる。ブログは、書かれた記事に対してコメントを入れられるし、トラックバックでブログを通じてリンクを張ることもできる。ブログはコミュニケーションをするためにあることを忘れてしまってはお互いが不幸になる。ファン(読者)が有名人ブログに求めるのは、本人とのリレーションであり、有名人が紹介する商品やサービスとのリレーションではないのである。

ということで、前回の記事で言いたかったことにつながる。有名人が書いているブログを、ブログ運営者の金儲けの道具にしてしまっては、ファンとのリレーションを壊してしまう危険がある。マーケティング効果が大きいのは理解できるが、長い目で見ると、誰も得をしない可能性がある。ブログで書く記事は本人に関するものだけにしてほしいのだ。それがファンとの関係を長期に築ける道だと思う。

前回といい、今回といい、うまく書けていない気がする。まとまってなくて申し訳ないが、ブログとは何かを考えたときに、自分以外の何かが絡んだ記事は、大小あるけれど嘘が混じる。面白くなくなるのだ。「ブログってなんだろう」で書いたように、ブログは素直なコミュニケーションツールであってほしいのだ。ブログを使ったマーケティングはブログ本体の記事ではないところで実施する方がいいと思う。

posted by やすお at 04:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/117689423

この記事へのトラックバック



×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。