2009年02月24日

ブログってなんだろう


ブログを書いている私が、こんなタイトルのポストをするのはおかしな話ではある。別にブログで悩んでいるわけではないのだが、改めてブログとはなんだろうかと考えてみたい。今回は、タイトルを先に決めて、つらつらと書き始めた。何も準備をしないで、たらたらと思うところを書いていこうと思う。って、いつもと同じかと思うかもしれないけれど、いつもより行きあたりばったりで書いていこうと思う。編集前のビデオのように読みにくいところが出てくると思いますが、ご了承ください。

では、始めます。

インターネットでやることと言えば、Webサイトでさまざまな情報を入手できるところから始まり、次に一般の人々がホームページと呼ぶWebサイトを制作できるようになった。情報発信がマスコミなど一部の人々に与えられた特権であったが、一応、一般人も情報発信者となれるようになった。インターネットをコミュニケーションに使う黎明期である。ただし、コミュニケーションといっても、情報発信者から受け手に対して一方通行のコミュニケーションが主流であった。

さらにWeb技術が改良されて、インターネットでショッピングができるようになった。企業内でもインターネット技術が使われ始め、企業で使う業務アプリケーションがどんどんWebアプリケーションに変わっていった。情報発信のWebサイトが、まるでパソコンのようにアプリケーションを動かす場所へと変化した。

同時に、コミュニケーションのWebも進化した。大きなのはブログの登場であり、個人の情報発信をより簡単にした。Webアプリケーションの進化もコミュニケーションへと向き、mixiやFacebookといったSNSで友達関係を構築するWebアプリケーションが登場した。

ここまでくると、インターネットでの人々の活動は実世界の活動となんら変わらなくなってくる。日常の仕事や買い物、友人との語らいがそのままインターネット内で繰り広げられているだけだ。インターネットが実世界と異なるのは、自分が何か活動をしないとネットだけでつながっている人は、生きているのかどうかさえ分からないこと。ブログの更新は分かりやすい例で、ブログの更新が途絶えれば、何かあったのだろうかと心配する人が出てくる。

なので、インターネットの住民は、自分から何かを発信し続けることが大切になってくる。何でもいい。自分の存在を示すものを発信しないといけない。もっと言うと、最初から何も発信していない人は、インターネットというもう1つのリアル世界では存在していないのと同じことになってしまう。

なんとなくではあるが、ブログを書くという行為は、自分の存在をアピールするためなのかなと思ってきた。もちろん、ブログを書いている人の中には、世のため人のため、役に立つことを調べて、分かりやすく解説する人もいるだろう。そのような人は、自分の存在をアピールするためだけにブログを書いているのではないと反論する人がいるだろう。

でも、ちょっと考えてもらいたい。人には他人から認められたいという欲求がある。マズローかなんかだかのヤツだったと思う(違ったらすいません。行き当たりばったりで書いているのであえて調べていません)。その基本的な欲求を満たすためにブログを書いているのではないだろうかと。そういえば、Twitterというつぶやきを投稿するミニブログが登場してから、ブログを書く人が減ってきているのではないかという意見がある。ブログが自分の存在をアピールするのがメインであれば、ブログよりも簡単なTwitterのようなミニブログを使う理由は分かる。Twitterの方が簡単に情報発信できるし、つぶやきを見てくれる人(自分の存在を感じてくれる人)の数は通常のブログより多いだろう。Twitterでのつぶやきの方が自分の欲求を満たすのに効率がよいのだ。

ブログも自分を認めてほしいという欲求を満たすためのものなら、ブログもコミュニケーションツールの1つといえる。確かに、ブログにはコメント欄もあるし、トラックバックで他のブログともつながりを持てる。立派なコミュニケーションツールに違いない。

そういえば、ブログサービスにはSNSのような機能を持っていることが多い。アメブロはアメンバーという会員組織をつくり、ブログにペタという足跡を残したり、アメンバー同士でメッセージを交換できたり、プレゼント(バーチャルギフト)を送ったりできる。また、ブログの読者(アメンバー)になって、アメンバー限定の記事を読んだりできる。

アメブロ以外にも、ここでお世話になっているSeesaaでも、このブログの読者になる機能がある。Livedoorブログやココログにも似たような機能がある。ブログが人とのつながりを求め、その正常進化系としてSNS機能を備えていったように見える。だんだんブログとSNSの境目がなくなってきた。これらが完全統合された時には、ブログやSNSはどのようなサービスになっているのだろうか。

SNSについても、「なぜ人はSNSを使うのか」について考えてみようと思う。

では、今回はここまで。
タグ:ブログ blog


posted by やすお at 03:46 | Comment(6) | TrackBack(2) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。 平易で読み易く、研ぎ澄まされたプロの文章に、感服しています。

さて、― ブログ?、人生かも。 ―

私は、2005年に興味を覚え、初めてブログを書き始め、言語表現することの難しさを知り、自分の拙い文章に愕然とし、文字表現力を練磨する目的で再スタートした、と今を振り返っています。

そうして2006年秋、ブログは、あらゆる形態に進化するものと直観。 個人日記に始まり、双方向のコミュニケーションツールになり、広報ツールとして使われ、零細企業のホームページとして、やがては政治のマニフェスト発表の場にもなる。 個人日記はやがて、その人の思考や信条を表現する、いわば人物像をありありと伝える詳細な履歴書であったり、企業の場合、理念の美しさを競い、顧客の高い評価を得て業績を伸ばす会社が現れ、一方で、事業の実状が明らかになり、淘汰され沈没する企業が続出したり。 ブログとは、未来に向けて進化を続ける、社会を豊かにする「生活ツール」なのだろう、というのが私の直観の中身です。

先端をゆく方々の文献と思考を無料で拝見できる、有り難い時代。 オバマ大統領の出現を、パラダイムシフトと捉えるのか、Webによる創発現象と呼ぶのか、いずれにしてもインターネット社会は、仮想ではなく、もうひとつの実社会になったのだなぁと、痛感する只今です。

(長くなり申し訳ありません)

そうして、SBIネットワークの追加、有難うございます。 今後とも宜しくお願い致します。 菅野敦也
Posted by サンベルディエール at 2009年02月24日 12:21
たまたまtwitterで知った通りすがりです、こんにちは。

「自分ブランド」という言葉がはやっていますが、私自身、自分の「ブランディング」を考えたりするために、ブログを続けています。
結局はおっしゃる通り、自分をアピールしたい、認めてもらいたい、一人じゃあ寂しくて誰かとつながりたい、そういうことなのかなぁと思います。

自分を発信することによって、自分を認めてくれる人がいたらいいなということかなと、最近、思ったりしています。

発信するということも、私自身マスコミの人間ですが、楽しいからやっているというタイプで、社会のためとは思ったことがないので、自分メディアなんてなおさらですね。

私ももう少し考えてみたいと思います。
Posted by 水月和香子 at 2009年02月24日 12:45
>菅野さん
コメントありがとうございます。
確かに人生かもしれませんね。時々のステージで役割を変えながら成長していくのは同じかもしれません。

ブログ自体、どのように進化するのか、私も楽しみです。数年後は現在のブログとまったく形が変わっている可能性があるので。
Posted by やすお at 2009年02月25日 00:24
>水月さん
コメントありがとうございます。

ブログは自己表現の場になりますね。自分メディアまで行かなくても、「今ここにいる自分を誰かに伝えたい」くらいの気持ちで十分かなと思います。まあ、これを実践するのが難しくて、私はブログの中で、いかに自分のキャラを出していくのかが私の課題です。日々精進です。
Posted by やすお at 2009年02月25日 00:28
私は、やすおさんが書くような内容をブログと呼ぶと思います。
ブログが初めて存在した時には、専門的な事や誰かの役に立つ情報を書いていたんではないでしょうか?

それが、誰かに自分の存在を認めて欲しいう欲求があったとしても…

私はブログとは何?と思っています。

検索エンジンで、調べ物をした方が、自分のブログに引っかかってしまっているのをみると、
『ごめんなさい』と思っています。

そして、今まさに私がかいているブログは、本来のブログとはくくりの違うブログになるのかもしれません。

かといって、全く内容のないブログには出来ない自分もいます。

今日はお天気がいいとか、○○がおいしかった〜などの、可愛らしいブログです。

本音はそんなこと思ってないはずだ!

でも、それもブログなのかな?

裏表を作って人気がでるくらいなら、私は正直にブログを書きたい。
Posted by ココログ at 2009年02月25日 19:05
もしかしたら、時代はそんなブログを求めているのかもしれません。

私は、他のブログをバカにはしていません。
ブログは書く人個人の自由の場だと思っています。
誹謗中傷の内容は別です。
でもなぜでしょうか?
批判的なコメントをする方に限って匿名なんでしょうか?

面と向かって言えないのなら、言うべきではないと思っています。
そのコメントにもはや意味はない。
が、しかし、もらった方は嫌な気分になる。

何もいわず、そこから立ち去り、二度と見なければよいかと思います。

自由の場であると同時に、一方的な投げかけであるブログは時に誤解や人を不愉快にさせてしまう危険性がありますね。

ブログとは難しい!これが私の答えです。
Posted by ココログです 追加です at 2009年02月25日 19:38
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