2009年01月29日

Facebookはまだ日本で受け入れられる段階ではない


以前に投稿した「MySpaceはFacebookと異なる道を歩む」では、MySpaceが持っている競争優位性について書いた。MySpaceは音楽産業を見方につけているから大丈夫というわけではない。実は、日本法人を設立しているかどうかもキーになるような気がする。MySpaceには日本法人のマイスペースがある。一方、Facebookは日本法人がない。Facebookは欧州にはいくつか拠点があるものの、アジア太平洋地域には何もない。

だからというわけではないが、日本のFacebook。これはかなりお寒い状況かもしれない。Facebookを使い始めると面白くてたまらないのだが、とにかく会員登録をすませた後は何をやっていいのか分からないし、ある程度の英語のスキルも求められる。画面は日本語版になっているが、これは「ソーシャル翻訳? さすがfacebook」にあるように、ユーザーの力で翻訳したものだ。これを日本語版と言われてもピンとこない。サポートは日本語で受けられるのだろうか。私は問い合わせをしたことがないので不明だが、Facebookには日本語の問い合わせ窓口がないのではないだろうか。ちなみに、MySpaceには日本語で対応するスタッフがいる。これは実際に自分が日本語のメールを書いて問い合わせたことがあるので確認済みだ。

つまり、Facebookはまだ日本のサービスとして受け入れられていないと思うのだ。しかも、Facebookは開かれたSNSだ。Mixiのような閉じた世界ではない。外部のコンテンツを取り込んだり、Facebookの情報を外部サイトで活用したり、かなり利用シーンは広い。新しいWebサービスの使い方であり、mixiやGREEを使いなれた人にとっては、頭の切り替えを強いられるやっかいなものになっている可能性がある。

そんなわけで、世界一を目指そうとするFacebookであるが、日本のSNSと比べると近未来のサービスに見えてしまう。感覚的に受け入れられないものは、なかなか普及しない。なので、Facebookが日本で普及するには、国内のSNSがFacebookのような機能を実装してしまうくらいに進歩しなければならない。そうなって初めて同じ土俵で競争できる。

先行して日本に上陸したMySpaceは着々とユーザーを獲得している。決して爆発的にではないが、音楽を通じることで強いつながりを会員間に持たせることができた。Facebookはマイスペースほどの強力なコネクションはない。一応、日本上陸をしている彼らではあるが、もう少し会員間の中にサービスが入ってこないと、会員増を見込めないのではないだろうか。どのようなSNSが日本人には受けるのか。マイスペースが試金石になっている。

◎参考記事
タグ:Facebook SNS


posted by やすお at 03:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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