2008年12月27日

仕事納めの日に飲みながら考えた


今日は仕事納め。仕事は早めに切り上げて、納会なるささやかな飲み会をオフィスで開催。その後、会社近くのお好み焼き屋さんで本格的に飲む。何杯かのビールと何枚かのお好み焼きをいただいたところでお腹が一杯になったので店を出る。帰宅することになったのだが時間はまだ早い。せっかくだから、家から近いお気に入りのバーでウィスキーを飲むことにした。たった一人の二次会だ。

このブログも、そのお気に入りのバーで書いている。バーのカウンターでパソコンや携帯電話を使うのはマナー違反。メモとして使っているRHODIAに、このブログの下書きをしている。男一人がバーのカウンターでいてもヒマなだけなので、もくもくと何かものを書くのに向いている。

カウンターの上には、RHODIAと山崎のロック。山崎を飲むのは久しぶり。このさっぱり感は思考を邪魔せずに心地よい酔いへと誘う。

さて、何を書こうか。仕事納めの日は2008年を振り返るのがいいのだろうか、それとも2009年を占うようなことを書くのがいいのだろうか。ジャズが流れるこの空間は過去を振り返るのにふさわしい。理由はない。私がそう感じるからだ。

ここまで書いておいてなんだが、とあるSNSのブログ向けの記事を書いていたので、山崎のロックは飲み干してしまった。今カウンターの上にあるのはワイルドターキーのロックである。少しパンチが効いたバーボンを飲むことで、頭を切り替えてこのブログを綴ろうと思う。

2008年最大の出来事は、もちろんこのブログを始めたこと。3月から書き始めて現在は200エントリーを越えたところだ。一日に何件もの記事を投稿するタイプではないので、仕事をしたり、ニュースやブログを読んだりする過程で、自分が思ったことをこのブログに書いてきた。まさに雑記である。

Web2.0という言葉が出始め、インターネットの次のトレンドが「ソーシャル」にあることが分かってきた。面白いのは、これまでIT革命という言葉があったが、純粋にコンピュータの技術を活用したビジネスモデルの変革を示していたと思う。Webの活用もIT革命の一つであるが、Web2.0の時代は、さらにソーシャルという要素が加わる。ソーシャルを重視したWebサービスの代表がmixiやMySpace、FacebookといったSNSになる。

ITの歴史は面白い。コンピュータがメインフレームを示していたころは、業務効率を上げて事務処理をする従業員を減らすのがコンピュータ導入の目的だった。これはIT革命と呼ばれた時代まで続く。また、IT革命時代の後半はデルモデルのように、お金儲けのためにITを使うようになった。コスト低減のために、なるべく人手を介さないで自動でビジネスが回ることを目的とした。

そして、Web2.0の時代がやってきた。ITは人を排除し続けてきたが、人を介することでより業務効率や利益の向上を目指すようになってきた。人と人がつながって何かを生み出すサービスがこれまでのWebサービスに取って代わりつつある。ソーシャルニュースは、人が面白いと思ったニュースを投稿(投票)するサービス。たくさんの人が投稿(投票)することで、現在何が起こっているのかが浮かび上がってくる。

SNSも主役となるのは個人である。交流範囲の物理的(地理的)な制限を取っ払った。人と人のつながり(ソーシャルグラフ)内で流れる情報は、ソーシャルグラフ内の人にとって有益だとみなされるのが前提になっている。これまで、ITのみで情報のフィルタリングをしていたが、人をコアにして、ある意味、人が必要な情報を取捨選択できるようになった。地理の壁を越えたインターネットには必要な機能なのかもしれない。インターネット内の情報は爆発的に増えている。すべてを受け取っていると、生身の人間では処理しきれない状態になる。爆発する情報を処理するのにコンピュータを使ったのがIT革命であり、コンピュータと人を使うのがWeb2.0といえる。

このアプローチ(Web2.0)によるコンピュータの進化はしばらく続くだろう。"しばらく"という言葉はあいまいであるが、このWeb2.0の時代がどれだけ続くのか、私には分からないので"しばらく"という言葉を使う。最近ではWeb3.0という言葉を見かける。だが、これはバズワードだ。そもそもWeb2.0という言葉もバズワードに近い。いつ消えてもおかしくない。

また、あいまいさで言えば、"ソーシャル"もあいまいな言葉だ。2009年はSNSをはじめ、ソーシャルサービスがもっと分かりやすいサービスになると思う。法整備もなされるだろう。私はソーシャルメディアを使う人は、まだ慣れていないと思う。プライバシーの問題などがFacebookなどで発生するのは、ユーザーが慣れていないからだろう。

2009年はソーシャルサービスに対する人々の意識を変えなければならないだろう。だんだん分かりにくくなってしまった。ワイルドターキーのパンチが効きすぎたのかもしれない。

これまで、人に合わせるようにコンピュータが進化してきた。2009年内とは言いにくいが、近い未来には人とITが歩み寄る、歩み寄らなければならない状態になる可能性がある。頭の中でもやもやしているが、何か大変な変化が訪れる予感がしている。

なんか大きく出てしまったが、ウィスキーを2杯飲んだ酔っ払いのたわごとと思って気軽に考えてもらいたい。

posted by やすお at 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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