2008年11月13日

子供たちにもっと他人と触れ合える遊び場を


デジタルネイティブの続きではないが、少しだけ関係ある話をします。番組では、ビデオチャットのシーンがよく登場しました。ビデオチャットがかなり一般的になっているのだなあと驚いたこともあるのですが、それ以上に、チャットの相手がネットだけでの交流で完結しており、実際に会ったことがないということでした。テキストだけのチャットと異なり、ビデオチャットでは音声で会話をするので、文字情報以外のノンバーバルなコミュニケーションができます。もちろん、実際に顔を合わすのと同等とはいいませんが、限りなくリアルに会っているのに近くなると思います。

子供たちがビデオチャットをすることを、親の世代の常識から見るとどうなるでしょうか。おそらく、部屋にこもってパソコンばかり触っている。もう少し友達と遊んだらいいのに。といった感情を持つと思います。そこは、デジタルネイティブ世代と感覚がずれていることの1つだと思います。デジタルネイティブらは友達と"会って"会話をしているのだから。

なので、いっそのこと子供たちの遊び場をインターネット内につくってしまえばいいかなとも思ってしまいます。最近は、子供同士が集まって遊んでいるシーンを見かけることが少なくなりました。今にはじまったことではないですが、少子化の影響や親の安全指向、ゲーム機の普及などさまざまな原因があります。子供たちが集まっている場所というと、ショッピングセンターのゲームコーナーくらいで、機械に向かってカードゲームやメダルゲームをしていることが多いようです。私の息子もショッピングセンターのゲームコーナーでポケモンバトリオとか、ちょっと前ならムシキングや恐竜キングといったカードゲームで遊んでいました。

外で遊ばせるのが危険だと考えている親もいるので、どんなことがあっても「子供は外で遊ばせろ」と言うつもりはありません。だったら、せめて部屋の中で友達と触れ合う機会を増やすことを考えるべきだと思います。冒頭のビデオチャットの話は子供たちが気軽に集まれる場所を作るのに役立つのではないかと思うのです。

機械に向かって遊ぶメダルゲームではなく、子供たちには他人と触れ合える遊びをしてほしいと思います。複数人で遊べる人生ゲームのようなボードゲームやトレーディングカード、トランプなどはインターネットを通じて知り合えた友達と一緒に遊べるのではないかと思います。ビデオチャットで相手の顔色を見ながら対戦するのは、同じ場所に集って遊ぶより臨場感は減少しますが、一人で遊ぶよりよっぽど子供たちのためではないかと思います。

私の息子は「バトルスピリッツ」というトレーディングカードゲームにはまっています。遊ぶ相手がいないので、遊ぶのは私がいる土日だけという悲しい現状です。こんなとき、他の人とも対戦できる場があればいいのになあと実感しています。

先日、ショッピングセンターの玩具売り場でバトルスピリッツのイベントがあったので参加してきました。そのイベントで、私以外の人と対戦する始めての機会がありました。やはりというか想像通りなのですが、息子はとても生き生きして対戦していました。結果は負けでしたが、強い人と対戦できたことが楽しかったようです。やはり人との交流は大切ですね。

最近の子供たちは忙しいので、ゆっくり友達と遊ぶ時間もありません。そんなとき、インターネットを中心としたテクノロジーが子供たちの発育に役立つのであればどんどん使っていいのではないかと思います。もちろん危険もあるでしょう。そこは、デジタルネイティブ世代が危険を察知する能力を個々に磨いていく必要があるかなと思います。残念ながら親の世代はデジタルネイティブ世代に対して、子供たちが直面するインターネットでの危険をあらかじめ伝えることができません。ただ、あまり過保護にするのもいかがなものかとも思います。人間が本能として持っている危機回避能力に期待してはいかがでしょうか。きっとデジタルネイティブ世代は彼らなりの危機回避能力を身に付けていると思います。親世代が心配することはないのかもしれません。

posted by やすお at 02:07 | Comment(2) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
■デジタルネイティブ〜次代を変える若者たち〜−デジタル移民も世の中を変える?
こんにちは。デジタルネイティブは、物心ついたころからインターネット環境があった世代のことをいうらしいです。そうして生まれてから物心がついてからしばらくしてインターネット環境を手に入れた人のことは「デジタル移民」というそうです。でも、私は「デジタル移民」でもほとんど「デジタルネイティブ」と変わりがないようになることは可能だと思います。というより、日本の場合は英語という障壁が高すぎて「デジタルネイティブ」になりにくい環境になっているのだと思います。でも、ネットでも英語を学習する機会が増えているので、誰でも、ネイティブになれる機会はあるのではないかと思っています。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
Posted by yutakarlson at 2008年11月13日 17:00
yutakarlsonさん、コメントありがとうございます。
私もデジタル移民の一人です。私自身はデジタル技術や情報を駆使しているつもりですが、デジタルネイティブから見ると、たいしたことないのかもしれませんね。また、言葉の壁も気になりますね。インターネットで世界中とつながれるといっても、英語ができない人はなかなか世界中に飛び出せないですからね。
Posted by やすお at 2008年11月13日 20:30
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