2008年11月12日

デジタルネイティブ度55%の俺だけど、ちょっと言わせてもらおう


NHKスペシャルで放送された「デジタルネイティブ」についてたくさんのブログで感想などが書かれている。予想通りというか、「物足りない」といった少しネガティブな意見が多かった。これは、私も感じたことである。

ブログに書いている人はそれなりにデジタルと慣れ親しんでいると考えてよいだろう。そのような人を番組は満足させることができなかった。その結果、感想として「続編を期待する」「これで終わりじゃないよね?」という意見になっていく。私も続編を強く希望する。次は、デジタルネイティブが社会人になったときに、デジタルネイティブではない人々にどのような影響を与えるかを知りたい。それも、少年がCEOをしている話ではなく、その少年が22歳のときにどのような仕事をしていて、実際に職場に配属されたときにどのような振る舞いをするのかを見たい。デジタルネイティブだからといって、全員がベンチャー企業で働くわけではないだろう。大企業に勤めるデジタルネイティブだっているに違いない。そんな普通の企業で普通に働くデジタルネイティブの姿を見てみたい。

「デジタルネイティブ」は特別な存在ではない
と前回のエントリで書いた。デジタルネイティブを物心がついたときにはインターネットがあった世代だとすると、単に新しい世代が将来は台頭するよと言っているにすぎない。デジタルネイティブが次代を変えるといわれても、当たり前すぎるのだ。常に若い人が次代を変えてきたのだから。

今となっては40歳を過ぎたおっさんも、かつては"新人類"と呼ばれていた。旧世代の人類とは価値観などがまったく異なるので、同じ人類とはいえないから新人類と呼んだわけだ。これから20年以上たった現在、新人類は普通に会社組織になじみ仕事をしている。長期的に見れば、新人類以前の人はどんどん引退しており、新人類が普通になってしまっただけかもしれない。そして、20年後は新人類も引退し、デジタルネイティブが普通になる。この現象は今にはじまったことではない。これまでも「世代交代」と呼んできた現象だ。新人類からデジタルネイティブに世代交代するだけなのだ。

古代から「いまどきの若い者は...」と言われていたようだ。きっと、デジタルネイティブ世代が就職するようになるころには、彼らは「いまどきの若者」といわれるに違いない。インターネットがあるから特殊なわけではない。もちろんインターネットが及ぼす影響は大きいだろうが、仮にインターネットがなくても新しい世代は古い世代になかなか理解されないものである。それも含めて世代交代なのだから。

ということで、デジタルネイティブ自体の切り口は面白かったので、本当に続編を期待している。ぜひぜひぜひ制作してください。ガートナーが考えるデジタルネイティブについてもっと紹介してほしいしね。

posted by やすお at 02:33 | Comment(0) | TrackBack(1) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「デジタルネイティブ」は特別な存在ではない−NHKスペシャルを見ての雑感
Excerpt: 2008年11月10日(月)の午後10時から放映されたNHKスペシャル「デジタルネイティブ」は、将来、私たちがどのようにインターネットとかかわっていくのかを見せてくれたのだろう。ただし、正直なところ何..
Weblog: ネット雑記 ~3年後のネットが見えるかも~
Tracked: 2008-11-12 02:37



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