2008年09月08日

勝敗を左右する天気予報


タイトルだけでは何を言っているのか分かりませんが、今回は自動車レースの最高峰であるF1(Formula one)で起こった話です。今週末に開催されたベルギーGPが面白かったので、その報告です。

ベルギーGPはスパ・フランコルシャンで開催されます。天候が不順なところで有名で、スパの天候を「スパ・ウェザー」と呼ぶくらいの名物になっています。今年はレースの終盤、それもラスト5週くらいでひどい雨になりました。これが最終結果に波乱を呼び込みます。このブログではインターネットを中心としたIT関連のことを書くものですので、レース結果については触れません。今回は勝敗を左右した天気予報について雑感を書こうと思います。

天気予報はIT技術なくしては語れません。あちこちの観測所のデータをもとにコンピュータで解析し、気圧配置や雨雲の状況を算出します。この予報精度に今回は驚きました。

スパのように天候が刻一刻と変わる場所では天候をどう読むかが重要になります。雨が降るタイミング次第では、タイヤ交換をするためにどのタイミングでピットインするか戦略を考える必要があります。ピットインしたときは給油もするので、ガス欠をしないように、または多すぎないように、スタート時のガソリン量を調整しなければなりません。さらに言うと、予選上位10台の車は、予選で走り終えた状態のガソリン搭載量で決勝レースをスタートしなければなりません。上位チームは次の日の天候を予想して、予選を走らなければならないこともあるのです。

さて、レースですが、テレビ中継でもありましたが、「あと何分で雨が降るよ」といったインフォーメーションが流れます。今回は、レースの終盤、しかもラスト5週くらいで雨が降る可能性があるとの予報が出ました。天気予報は当たるかどうかは微妙なもの。おそらくですが、ほとんどのチームは「ラスト数週であればタイヤ交換なしにいける。あわよくばドライコンディションのままレースを終えられる」と考えていたのではないでしょうか。

しかし、雨は予報通りに降り始めました。ただし、降り始めはドライ用タイヤで走れないわけではありません。なので、各車そのままの状態で走り続けました。そして、残り3週くらいで、もう普通に走ることは難しい状況になってしまいました。だけど、ここでタイヤ交換すると優勝できなくなる。上位チームはもうギャンブルに出ます。完走するまでの我慢比べに状況になりました。結果は・・・、まあ運がよかったドライバーがトップチェッカーを受け、運がよかったドライバーが優勝しました。

IT技術(演算能力と予報プログラムの性能向上)の進化が、おそらく正確な予報を成し遂げたともいえます。もちろん、まぐれ当たりの可能性もありますけれど。結局、情報システムがはじき出す結果を受け入れるかどうかは、人間の判断なのだなというのが、今回のレースを見て分かりました。

仮に、全チームが天気予報を100%信じていたら、レース展開は変わったでしょうか。今回はあまりにも微妙なタイミングで雨が降るという予報だったので、おそらくほとんどのチームはギャンブルに参加したでしょう。でも、最後にタイヤをレイン用に替えたチームが最終ラップで4台(3台かな?)くらいをごぼう抜きしたのを見ると、やはり予報を素直に信じたほうがよかったのかもしれません。完走しなければポイントも取れないわけですし。


大前提として、今回レース途中で雨が降るという予報が、ITできちんと計算された結果でなければ、今回の投稿は意味がなくなります。もしかすると、スパのお天気予報名人みたいな人がいて、その人の経験とカンで予報していたりして。まあ、その経験とカンがコンピュータを越えることはよくある話なので、こちらの方が面白いといえば面白いですね。

すいません。今回は非常にわけが分からない文章になってしまいました。
タグ:F1 天気予報

posted by やすお at 10:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/106191211

この記事へのトラックバック