2008年06月17日

世界一のSNSになるかFacebook、グローバルSNSゆえの死角はないのか


これまで"世界第2位のSNS"だとか"MySpaceに次ぐ大手SNSの"とかいう枕詞をつけられていたFacebook。その枕詞が使えなくなるかもしれない。いつかくるとは思っていたが、トラフィック(ユニークビジター数)でMySpaceを抜いてしまったのだ。完全に抜き去ったわけではないので、Facebookに対して"世界一のSNS"という枕詞を付けるにはまだ早い。

Facebookは世界中からトラフィックを集めているという特徴がある。米国でのトラフィックはまだMySpaceに追いついていない。私個人はMySpaceの方がユーザーは世界中に散らばっているのかなと思っていたが、実態はそうではないようだ。そういえば、Facebookは英語版以外の言語に翻訳するのに、Facebookユーザーがボランティアになって翻訳作業を進めた。日本語版のリリースもユーザーが翻訳をし、Facebookはリソースを与えただけだった。そんな仕組みを使用したからかどうか分からないが、急速にFacebookの多言語化が進んだ。今では35言語(2008年6月現在)でFacebookを使うことができる。一方、"世界一のSNS"であるMySpaceは29カ国の言語(あれ?中国がないぞ。あるはずなのに)に対応している。

Facebookの戦略がグローバル市場を狙っているのかどうか分からないが、いい意味でユーザーを巻き込んだグローバル展開の方法は斬新で面白い。海外のサービスを使おうとするユーザーはアーリーアダプター層であるから、そのサービスに対してユーザーが参加できるイベントがあるのは、ユーザーにとってうれしいことだと思う。

あとは各国で運営するのに、米国法人だけでやっていけるのかが微妙なところかな。各国に特化した広告を集める必要があるはずなのだが、日本法人なしでやっていけるのだろうか。まあFacebookにログインすると日本語の広告が表示されることもあるので、もしかしたらそんな心配は無用なのかもしれない。

だとすると、広告以外のことが気になる。例えばユーザーサポート。2008年6月現在、ユーザーサポートはないに等しい。日本ではまだ先進ユーザーがほとんどだと思うので、サポートはいらないと思うが、これからは一般ユーザーが入ってくる。そうなったとき、「使い方が分からない」となげくユーザーをどうフォローするのだろうか。これもユーザー同士で助け合えと主張するつもりなのだろうか。もちろんそういう手法もあるだろう。でもなんだかねえ。

サービスが大きくなると、それはそれで問題をかかえるわけだね。
posted by やすお at 06:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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