2009年08月29日

数学はドラマだ−「ポアンカレ予想」を読んで

ひょんなことから「ポアンカレ予想―世紀の謎を掛けた数学者、解き明かした数学者」という本を手に入れました。私は根っからの理系なので、物理や数学の話は大好きなのです。おっと、そもそも「ポアンカレ予想」って何?という方も大勢いらっしゃるでしょう。競馬で勝ち馬を予想する方法でないことは確かです。数学の話なのです。

ポアンカレ予想をwikiで調べてみたところ、「単連結な3次元閉多様体は3次元球面S3に同相である。」とありました。意味不明ですね。しかも、これは3次元での話に限定したポアンカレ予想です。これをすべての次元を対象にしたのが「n次元ホモトピー球面はn次元球面に同相である」というものです。もっと分かりにくくなりましたね。実は私もよく分かりません。

具体的にイメージできるように3次元の世界を考えてみましょう。まず、ある物体の一点にロープの端を結びます。そのロープを物体の上を這わせます。どの場所を通っても構いません。そして、もう一方のヒモの端を出発した点に結びます。その状態で、ロープを手繰り寄せ、見事にロープを回収できたとしましょう。そうすると、そのロープを這わせた物体は球みたいなものであると言えるというのが、ポアンカレ予想です。

3次元だけでなく、4次元や5次元の物体にも同様に、物体の表面にロープを這わせて、無事に回収できれば、その物体は、4次元や5次元の球であると言えます。文字では4次元の球とさらりと書いてしまいますが、実際にはどのような球なんでしょうかね。想像力が乏しい私には想像できません。

なので、ここでは単純に考えましょう。ボールの1点にヒモを出し、くるくると巻きつけて、元の1点にひもを結ぶ。そして、ひもを1点に回収できることを証明すれば、ポアンカレ予想は予想ではなく、めでたく定理になることを証明できるわけです。イメージできましたか?

3次元のボールであれば、ひっかからずにできそうだと直感的に分かります。でも、それを数学的に証明するのが難しいんですね。なんと、ポアンカレ予想を解くのに100年かかってしまいました。それくらい難問だったわけです。最終的にはロシアの数学者であるグリゴリー・ペレルマンが証明したとされています。すごいですね。

■数学者の100年にわたるつながりが面白い

このポアンカレ予想を解くまでが、読んだ本「ポアンカレ予想」に書かれているわけですが、ものすごくドラマチックです。ある学者が解いたと宣言すれば、反例や説明不足を指摘され、論文を修正されれば、また反例を提示される。そんなことの繰り返しの100年だったわけです。そのドラマを一般向けに書いてあるわけです。まあ、一般向けといっても数学の専門用語がどんどん出てきて、私を含む知らない人にとっては、暗号が書かれているようにしか思えません。

でも、この本の楽しむべき部分は、数学のややこしいところを理解することではありません。あくまでも、100年の間にポアンカレ予想に挑んだ数学者たちの生きざまを楽しむべきなのです。数学の理論なんて二の次です。それだけ理解できれば、理科系が好きな人は楽しめる本だと思います。根っからの文系という人はどうでしょうかね。読み進めるのは難しいとは思いますが、理系の私より、かえって人間ドラマに着目できるかもしれません。

しかし、100年ですよ。100年。人間の一生を超えています。ということは、一人の学者の努力でポアンカレ予想を証明できたわけではないのですよ。たくさんの人が挑戦し、敗北し、その屍の上に乗りつつ、残ったのがたまたまグリゴリー・ペレルマンだったと言っていいかもしれません。人間の知がつながった100年だったと言ってもいいかもしれません。

■100年のつながりはSNSに通じる

この100年のつながりってSNSに似ているような気がしました。FacebookやmixiといったSNSは"距離"を超えて人と人がつながる場所です。この"距離"を"時間"に置き換えると、"時間"を超えて人と人がつながる場所となります。

これまで、比較的長い時間を超えてコミュニケーションするには、書籍などを通じて先人の知識を得るという方法が一般的でした。SNSに蓄積された知というのは、インターネット上に残ります。きっと100年は余裕で保存されるでしょう。その時、先人の知恵を得るのに、先輩の学者からさらにその先輩の学者、さらにその先輩の先輩に・・・と、どんどん過去にさかのぼれます。もし、ポアンカレ予想が現在に提示されていたとしたら、IT技術の発展もありますが、学者のネットワークを構築していくことで、研究内容をより交換しやすくなり、結果的に100年よりずっと短い時間でポアンカレ予想を証明できたかもしれません。

なんか、私の文章も難解になってきましたね。人と人がつながれば、その間に知識(情報)の蓄積が発生します。情報共有というのは、人と人が情報という糸でつながっている状態だと言えます。一人の人はさまざまな色の糸を持っています。ほしい情報を検索するときは、同じ色の糸を辿っていけば、関連する何かを知っている人に出会え、さらに糸をたどると別の人の意見を聞くことができ、やがて、自分が欲しい知識を効率よく収集できた状態になる、と思います。糸をたどった先の人が存命なのかどうかはあまり関係ありません。知の糸をどうたどって、目的の知識を獲得するかが問題になります。

「SNSが知識ベースになる」と思ってきました。言いかえると「SNSが知識を蓄積する場所になり、従来の検索よりもより柔軟に目的の情報を入手できるようになる」となるでしょうか。これを、やすおの予想とでも言っておきましょうか。−冗談です。

では、今回はここまで。
なにも情報がない割には長くなってしまって申し訳ありません。



posted by やすお at 02:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月28日

超初心者向けのTwitter API入門

Twitterを使っているとAPIという言葉をたまに目にします。Webブラウザではなく、TweetDeckなどのTwitterクライアントなどを使っている人であれば、API制限という言葉を聞いたことがあるかもしれません。今回は、このAPIについて、「何それ?おいしいの?」と思ってしまう超初心者の入門記事にしてみます。

APIとはApplication Programming Interfaceの略で、アプリケーションソフトから別のアプリケーションサービスの機能を利用するときの規則みたいなものと考えてください。いい例が思いつきませんが、ジュースの自動販売機に例えてみます。自動販売機はお金を投入口に入れて、ボタンを押すとジュースが出てくる機械です。ジュースを買うには、お金が必要です。100円硬貨や50円硬貨、10円硬貨などが使えます。1円玉は使えないですね。それに、飲みたいジュースのボタンを押さないと缶ジュースは出てきません。自販機の横をたたいたり、大声で「出てこい!」と叫んだりしてもだめですね。

つまり、缶ジュースを買うという目的を果たすには、「決められた硬貨を投入口に入れる」「決められたボタンを押す」という作業が必要です。これがソフトウエアの世界でAPIと呼ばれるものです。目的を果たすために用意しなればならないもの(自販機の場合は硬貨)や操作内容(飲み物のボタンを押す)というのがAPIにあたると考えていいでしょう。ちょっと強引な説明ですけれども。

Twitterであれば、自分のタイムライン(TL)を表示させるためのAPIや、フォローしている人やフォローされている人の一覧を表示するなど、さまざまな場面でAPIが使われています。サービスを機能させるための裏方がAPIになります。

もう少し具体的なイメージを出すと、TweetDeckといったTwitterクライアントは、Twitterが提供しているAPIを使って、つぶやきの一覧を表示させたりしています。ログイン後のユーザーのタイムライン情報を取得して画面に表示したり、つぶやきの投稿もAPIを使って実行されます。Twitter本体のWebサイト(http://twitter.com/)にWebブラウザでアクセスしなくても、第三者が作成したソフトでTwitterの機能を使えるように、米Twitter社がアプリケーションソフト開発者向けにAPIを用意&公開しているわけです。これにより、Twitterをより便利に使えるアプリケーションが登場していますし、Twitterと連携するWebサービスなども登場しています。

Twitterの書き込みをFacebookやFriendFeedやFacebookに自動投稿したり、スターを付けた書き込みをまとめている「ふぁぼったー」というWebサービスもTwitterがAPIを公開していなければ実現できなかったものです。APIってすごいですね。

■どう使うの?

ここまでは、入門者向けのAPI解説でした。ここからは、Twitter APIとはどのようなものなのか、さわりだけ説明します。全部説明すると1冊の本を書けてしまうので、ここではAPIの利用方法をざっくりと紹介します。

APIを使うには、ジュースの自動販売機の例にもあるように、目的(缶ジュースを手に入れる)と目的を達するための操作(ボタンを押す)、必要なもの(お金)を用意しなればなりません。ここでは、自分がTwitterでフォローしているユーザーのつぶやき一覧を表示してみましょう。


目的:自分のタイムラインに表示されるつぶやき一覧を取得する
必要なもの:表示したい人のスクリーンネーム、出力形式
操作:URLにアクセス

目的を果たすためには、下記の形式でURLにアクセスします。
http://twitter.com/statuses/friends_timeline/id.format

ただし、URL末尾の「id」の部分には表示したユーザーのスクリーンネーム、「format」の部分には、取得するデータの形式を指定します。formatには xml、json、rss、atomのうちのいずれかを指定します。私のTwitterのスクリーンネームは「yasuo110」です。出力形式は人間が読みやすいようにXML形式を指定してみましょう。すると、目的をはたすためのURLは下記のようになります。あらかじめTwitterのWebサイトにアクセスしてログインを済ませておいてください。そうしないとエラーになってしまう可能性があります。
http://twitter.com/statuses/friends_timeline/yasuo110.xml

アクセスした結果はいかがでしたでしょうか。人間が読めるXML形式でも、なにやら奇怪な文字列が並んでいると思います。ゆっくり見れば、Webサイトに表示される内容と同じだと気が付くでしょう。それ以上に、得られる情報が多いということにも気が付くかもしれません。

このようにしてAPIで得られた情報を加工して、他のサービスと連携させたり、独自のTwitterクライアントでTwitterを楽しんだりするわけです、

■Twitter利用の幅を広げられるAPI

今回はこれ以上のAPI解説をしません。実は、この記事を書いたきっかけは、自分がTwitterのAPIについて勉強するためでした。ふと、プログラミングがしたいなあと思い、それならTwitterから何か始めるのが簡単かなと思ったわけです。自分で何かツールを作り上げるのはまだまだ先になりそうなので、勉強の成果だけ記録しようと思ったわけです。

まだ、ここに書いたくらいのことしか知らないのですが、いろいろTwitterだけでも楽しめそうです。これを、FacebookやGoogleのAPI、mixiのAPIと連携させると、どんでもなく面白いことができるのではないかと妄想が膨らみます。

最後に、参考にしたWebサイトなどを紹介します。


では、今回はここまで。がんばりましょう。
タグ:API twitter


posted by やすお at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月26日

mixiアプリ、盛り上がるといいね

日本を代表するSNSであるmixiで、mixiアプリを使えるようになった。mixiアプリとは、mixi内で動くブログパーツみたいなもの。SNSの特徴をいかしてマイミクと遊べるミニゲームなど、ソーシャルメディアらしいつくりとなっている。

過去記事「mixiがFacebookの後を追う」や「mixi、次世代へ」でも触れたが、SNS内のアプリケーションというものは海外のSNSでは当たり前の機能になっている。最初は米国のSNSであるFacebookがこの機能を公開した。それがきっかけで、世界一のSNSへと成長したわけだ。このSNS内アプリは、音楽を中心としたSNSであるMySpaceにも実装され、日本語版のマイスペースでもアプリケーションが使えるようになっている。そういう意味では、mixiアプリは国内初のSNS内アプリというわけでもない。

■mixiでは爆発しないかも

私もmixiアプリをいくつか入れてみた。入れてはみたものの、最初、何を入れようか迷った。使いたいmixiアプリが多くて迷ったのではない。その逆だ。面白そうなmixiアプリがないのである。始まったばかりのサービスなので、アプリの絶対数が少ないのは仕方がないのだろうが、ミニゲームで暇をつぶしたい人以外は、興味をそそるものがあったのだろうか。

mixiアプリのラインナップが充実するかどうかは、開発者がどれだけ増えるのかとユーザーがどれくらい期待しているかにかかってくる。つきつめれば、ユーザーがmixiに何を求めるかで、需要の大きさが決まる。すでに、SNS内でアプリケーションを使えるようにすれば、ユーザーが勝手にインストールして使う時代は終わったと思っている。MySpaceは、音楽を中心にしたコミュニケーションが中心なので、MySpace内のアプリケーションはほとんど使われていない。アプリケーションで遊んでいる時間があるのなら、好きなアーティストの音楽を聞いたり、ライブの情報を仕入れたりするのに時間を使うからだろう。

一方、Facebookはフレンドとの交流がユーザーの目的となる。単にチャットやメッセージのやりとりだけでなく、Facebookアプリケーションを使ってバーチャルギフトを送るなどでコミュニケーションの幅を広げることができる。アプリケーションがうまい具合にユーザーの目的とかみ合っているのだ。だから、Facebookアプリケーションは爆発的に広がった。ユーザーがたくさんいればたくさんの開発者が参入し、さらにアプリケーションとユーザーが増えると言う好循環になっている。

では、mixiではどうだろうか。mixiのメインコンテンツは、コミュニティでのコミュニケーションで、次に日記といったところだろう。mixiは会員とのコミュニケーションが主目的である。だったら、Facebookのようにmixiアプリも爆発的に普及しそうに思える。

ここで、もう一つ重要なのが、日本人気質である。誤解を恐れずにいうと、mixi内のコミュニケーションはムラ社会のコミュニケーションである。個人と個人のコミュニケーションではなく、集団の中で情報を循環させるコミュニケーションなのである。先ほど、mixiのメインコンテンツはコミュニティと書いたが、まさしく、コミュという集団内の情報交換の場所を提供するのがmixiなのである。決して個人対個人のコミュニケーションではない。そして、SNS内アプリケーションでユーザー間の交流が発生するものは、個人対個人のコミュニケーションが要求される。これは多くの日本人に合わないだろう。もし、mixiアプリが普及するのであれば、日本人のデジタルネイティブ世代が欧米流のコミュニケーションに慣れた証拠になるだろう。

■やはりFacebookの後を追うmixi

少し厳しいことも書いたが、mixiはmixiでがんばっていると思う。Facebookの成功をよく研究していると思う。そして、コラボレーションアプリを用意することで、1つのマネタイズ手法も確立し、Facebookモデルをも越えようとしている。うまくいけばいいけれど。

問題は、mixiアプリの情報を表示しなければならなくなった画面だろう。日記、コミュ、写真、アプリ、エコー・・・と、情報が分散されて表示されるので、かなりごちゃごちゃして見にくくなった。画面をもっとすっきりと見せられるようになれば、mixiアプリも普及するかもしれない。現在は、mixiアプリを入れることで、日記やコミュの更新情報が見にくくなるような感じがする。

では、Facebookのようにユーザー個人に関する更新情報をNews Feedなどストリームにまとめて流してしまえば解決するように思える。しかし、これもいい解決方法とはいえない。先ほども書いたように、mixiのメインコンテンツはコミュの書き込みと日記である。これを読みにくくすると「mixiが使いにくくなった」と批判を浴びるだろう。ストリームに日記やアプリの更新情報を一緒に流してしまうと、mixi内での日記やコミュの書き込みの表示頻度が下がってしまう恐れがある。mixiアプリが普及するとメインコンテンツが弱くなるという皮肉な結果になる。

mixiは情報を整理して、しかもユーザーが求めるものをこれまで以上に見やすいように画面設計しなければならないだろう。mixiアプリを続けるのならね。これも、広告収入との関係があるので、うまくいかないと判断し、広告主が増えないとなったら、あっさりとmixiアプリから撤退するかもしれない。

どちらにしろ、mixiは次世代SNSへの一歩を踏み出した。始めたからには、日本一のSNSらしく普及に努めてほしい。そして、日本に閉じたサービスから抜け出し、世界に通用するSNSになってほしいと思う。コミュニケーションは国境を超える。すでに日本国内だけで交流する時代ではない。mixiアプリが交際展開のきっかけになるといいと思う。難しいだろうけど。

では、今回はここまで。ちょっと長くなったね。

posted by やすお at 01:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月25日

マッシュアップはもう時代遅れ?

前回の投稿「なんでもやりたい病にかかってます」で、「ソフトウエアを開発したい。自分でプログラミングしたい」と書きました。WebサービスのAPIを使って、何か形ある物を作ることができたら楽しいだろうなあというのがきっかけです(これも前回に書きましたね)。

私がイメージしているのは、複数のWebサービスを連携させて新しいものを開発するマッシュアップが一番近いです。でも、この「マッシュアップ」という言葉を最近はあまり耳にしません。私のフィルタにかかってこないだけかもしれませんが、数年前の盛り上がりに比べると、まったく目立ってない感じがします。数年前は、Google MapsのAPIと経路検索のAPIを組み合わせたマッシュアップサービスがたくさん公開されました。また、ビジネスパーソンの出張をサポートする「出張JAWS」というWebサービスなどが、マッシュアップの成功事例としてよく取り上げられていました。

プログラミングの知識がなくてもマッシュアップサービスを開発できるように、米Yahoo!は「Pipes」というWebアプリケーションを公開したし、マイクロソフトは「Popfly」というWebアプリケーションを公開しました。

エンドユーザーが自分のWebサービスを開発できる−まるで、パソコン普及期のエンドユーザーコンピューティングの時代再来かと感じたほどです。ちなみに、エンドユーザーコンピューティングとは、ノーツといったアプリケーションプラットフォームを使って、エンドユーザーが自分で使うアプリケーションを開発するパソコンの使い方です。パソコンに詳しい人がExcelマクロを使って業務を効率化されるのもエンドユーザーコンピューティングの1つです。

そして、エンドユーザーコンピューティングが主流にならなかったのと同じように、マッシュアップによるエンドユーザーが開発したWebアプリケーションは主流にはならないかもしれません。先ほど紹介したマイクロソフトのPopflyですが、偶然にも2009年8月24日にサービスを停止してしまいました(関連記事:MS、マッシュアップサービス『Popfly』を間もなく閉鎖)。後継サービスには、「Microsoft Web Application Platform」「Microsoft XNA」「Microsoft Kodu」「Microsoft Express」などがあるので、Popflyは発展的サービス停止なのかもしれませんが、それでも何かさびしい感じがするのは私だけでしょうか。

外部に公開しているマッシュアップサービスの成功事例である「出張JAWS」も問題が出てきています。サービスは継続しているのですが、経路検索機能が使えないなど、運営コストに問題が出てきているようです。マッシュアップサービスの開発は低コストでも、サービス運営は通常のサービスと同じくらいのコストがかかるのだと想像します。結局、運営コストまで含めたビジネスモデルがなければ、外部に公開するサービスとしては、開発コストを抑えただけでは成り立ちにくいのでしょう。マッシュアップに限った話ではありませんけどね。

暗い話を書いてしまいましたが、明るい話がないわけではありません。マッシュアップサービスのコンテストである「Mashup Awards(マッシュアップ・アワード)」は、2009年秋に始まります。2006年から始まって、今回が5回目になるようです。続いているということが大切です。マッシュアップという手法はWebサービス開発において、開発コストを下げるのは間違ないと思います。あとは、外部に公開するならマネタイズできるビジネスモデルが必要だし、社内システムとして使うのであれば運用コストをどう捻出するかが課題になると思います。

* * *

とにかく、クラウドコンピューティング時代を迎え、Webサービスが連携する時代は当たり前になっていくでしょう。プログラムの開発が、プログラム部品を組み合わせていく手法が主流になったように、クラウド時代は、クラウドに存在するWebサービスを部品として考え、それを組み合わせていく開発手法が主流になるのは間違ってないと思います。言い方は間違っているかもしれませんが、オブジェクト指向のWebサービスマッシュアップ開発になるのかもしれません。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 02:13 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月22日

なんでもやりたい病にかかってます

自分のいいところでもあり、悪いところでもあるのですが、「あれもこれも、やりたーい!」と思ってしまうときがあります。結局、時間がないので何もできずに終わってしまうので、どちらかというと悪い性質のようです。「あれをやると、こうなるから、もしかするとあーなるかなあ」なんて、勝手に妄想して楽しんでしまい、それで終わってしまうのです。

今回は、公開されているWebサービスのAPIを使って、何か面白いサービスはできないかなあというところから始まりました。そして、「ソフトウエアを開発したい。自分でプログラミングしたい」と思うようになりました。

悪いことではないのですが、プログラミングなんてものすごい久しぶりだし、そもそも自分がプログラムをかじった時と比べると、プログラミング言語が異なるし、開発手法・ツールもかなり違います。最初からやり直す感じになります。

小さくてもいいから何か自力でつくることで、クリエイティブなことをしている空気に浸れます。仕事に関係なく、何かを作る。それが気分転換にもなるのかなあと。

ソフトウエアの開発以外に、何か電子工作をしてみたいなあとか、プラモデルをつくりたなあとか...。ダイエットにも調整したいし、サーキットで車を走らせてみたいし、レースのオフィシャルになって、F1の運営に携わってみたいとか、もう分野なんか関係なく「いろいろやりたい病」の影響が出てきています。そして、何も手を付けていない...。なんだかなあ。

まあ、いろんなことに興味を持てるのは、まだマシなのかなあと思います。また、こんなバラバラな趣味でも、mixiやFacebookにいると、どこかで共感してくれる人もいるので、なにか妄想をしているだけでも楽しくなってきます。でも、これじゃあだめだね。

そもそも、このブログも「何かやりたい病」が発端でした。幸いにも実行に移すことができ、続けることもできています。ブログのおかげで、人脈が広がった気がします。楽しいです。問題は、ブログを通したコミュニケーションで、「何かやりたい病」の対象分野が広がったことくらいかな。いいのか悪いのか分かりませんが、何か1つくらいは、「やりたい」ではなく「やった!」と言えるようにしたいです。

でもなんだか、何かから逃げてるなあ。

意味不明の内容でごめんなさい。
今回はここまでにします。
タグ:日記


posted by やすお at 02:20 | Comment(2) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月21日

少しだけマスメディアについて考えた−「2011年 新聞・テレビ消滅」を読んで

新聞、テレビ・・・これらは構造不況に遭遇しているマスメディアである。構造不況に陥ったのは、言うまでもなくインターネットの登場である。情報の流通を支配していたメディア企業が、インターネットの普及によりオープン化した。旧来のメディアは権力であったが、今では単なる情報提供者である。

読む人が読めば辛口な意見であるが、現実でもある。マスに対して絶対的な権力であったマスメディア。今ではその"マス"が存在しない多様化した世界になった。マスがないからマスメディアは機能しない。当たり前である。

佐々木俊尚氏の著書「2011年新聞・テレビ消滅」(文春新書)を読んで、"メディア"の役割が変わったのだと改めて感じた。私もメディアに携わる人間である。この本に書かれていることは理屈では分かっている。一方、認めたくないという感情も持っている。だが、米国での新聞社の凋落を見るまでもなく、マスメディアには構造改革が必要だ。

では、どう変わればいいのか。本書では、コンテンツプロバイダとして生き残るか、情報を流通させるプラットフォームになるか、そのどちらかであると説明している。私もこの主張に同意する。そして、コンテンツプロバイダに徹することが楽な道であるが、得られるものが小さくなることも分かる。ヤフーやグーグルのようにプラットフォームを提供する側になるのは、厳しい道であるが得られるものも大きい。まさに、ローリスク・ローリターンかハイリスク・ハイリターンかのどちらかを選択しろと言われているのに等しい。

個人的にはプラットフォームを提供する側になりたい。ただし、現在のメディア企業の経営者がこの案を受け入れられるかと言われたら、答えは明確にノーだろう。

人は変化を嫌う。しかもこれまでに築きあげてきたものが大きければ大きいほど、変化を嫌う。メディア企業がプラットフォームを提供する側になるというのは、自分を否定することにつながる。でも、やらなければメディア企業の未来はないだろう。

現在は、mixiやTwitter、Facebook、FriendFeedなど、ソーシャルメディアがインターネット上で情報を伝える役目で重要な位置にきている。口コミを発生させたり、情報をフィルタリングして必要な人に必要な情報を届けたりするのに現時点では最適なプラットフォームに育ってきた。

現在のマスメディアはこのソーシャルメディアを運営する企業に生まれ変わる必要があるのかもしれない。まあ、これは今の仕事を捨てよと言っているのに等しいので、実現は難しいのだが、これこそが、ハイリスク・ハイリターンの道なのだと思う。幸いなことに、マスメディアには良質なコンテンツを生みだす機能はある(と思う)。あとはそれを流通させる手段を持つだけである。

ちょうど衆議院選挙の時期である。民主党が政権を取るかもしれない変化の時である。マスメディアも変化してみてはいかがだろうか。

では、今回はここまで。



posted by やすお at 01:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月20日

インターネットなしの1週間だと思っていたのだけど・・・

夏休みを取っていたので、7日間だけですがパソコンに触らない生活をしていました。この間、子供と遊んだり、帰省を兼ねてUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)に遊びに行ったり、カードゲームの大会に参加したり─普通の夏休みとして過ごしました。

「パソコンがなくても楽しい生活ができるじゃん」と思いましたが、この1週間の生活を振り返ってみると、携帯電話で時刻表を調べるなど、ネットサービスは利用していることに気が付きました。改めて言うことではないですが、携帯電話の情報サービスはインターネットのサービスです。なぜか携帯電話だとインターネットという感じがしないので、パソコンで使うネットサービスと違うような気がします。

「携帯電話のデータサービスってもう空気のような存在なのだなあ」と思った夏休みでもありました。逆に、ネットサービスが存在することを前提にして生活している自分たちがいることにも気が付きました。

ちなみに、私の子供はまだ小学校1年生です。パソコンを扱うことはできないし、携帯電話も使えません(電話をかけるのと写真を撮ることはできるけど)。日常生活にインターネットが入り込んでいる現実を考えると、子供にもなるべく早く携帯電話とかパソコンを使わせた方がいいのかなと思いました。

もちろん、リスクがあるのは承知しています。インターネットや携帯電話を子供に使わせるかどうかで議論がなされていることも知っています。大事なのは新しいテクノロジーを子供から遠ざけるのではなく、どのような危険があるかを子供に理解させることなのではないかと思います。それこそが大人の役目ではないでしょうか。そのためには、大人がインターネットや携帯電話を理解しなければなりません。

だんだん話が変な方向に行ってしまいました。とにかく、いいか悪いかは別にして、インターネットや携帯電話は日常生活に浸透している事実を認識し、その上で何をやらなければならないかを考えることが大切なのではないかと感じます。我々は、携帯電話やネットがない生活にはもう戻れないだろうから。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:13 | Comment(3) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月12日

FacebookがFriendFeedを買収−どう融合していくか楽しみ

驚いたというか、世界最大と言ってもいいSNSのFacebookがライフストリーミングの世界では玄人好みのサービスを提供しているFriendFeedを買収したというのだ。TechCrunchの記事「FacebookがFriendFeedを買収(更新情報あり)」でも報道されている。両社のサービスは似ているところが多く、ユーザー同士が自分のライフログを交換し合うのは同じである。

このブログでもFacebookとFriendFeedはよく登場する。ミニブログサービスのTwitterと比較して、FacebookやFriendFeedを紹介することもよくある。過去に予想していたわけではないが、FacebookとFriendFeed、そしてTwitterはソーシャルメディアという分野の中で統合への道を歩むと予想していた。


私の予想は、TwitterとFriendFeedが統合されるというものだった。だが、FacebookがTwitterを欲しがり、その交渉が決裂したことでTwitterはとりあえず独自路線を歩むことになった。資金繰りがいいのだろうか。一方、FacebookはTwitterほどのユーザーがいるわけではないが、アルファブロガーのRobert Scoble氏のようにTwitterよりディープに使っているコアなユーザーも多くいる。Facebookとしては、Twitterよりも技術的に深みがありそうなFriendFeedを取ったのであろうか。

さて、FriendFeedとFacebookは似ているサービスと書いておきながら、否定することになるのだが、コンセプトの時点で異なるものがある。それは、ユーザー間のつながり方だ。FriendFeedはTwitterと同じく、片想いを中心とするつながり方をする。ユーザーが一方的に気になるユーザーをフォローできるようになっている。一方、Facebookはmixiと同じように両想いのつながりがサービスのベースとなる。フレンドリクエストを送って、承認されればめでたくお互いのライフログの閲覧が許されるといった感じだ。

ちょっとした違いのように思えるが、"恋人同士の関係"と"カリスマとカリスマにあこがれている人の関係"くらい異なる。もちろん、FriendFeedやTwitterもお互いがフォローすることで"恋人同士の関係"になる。なので、FacebookとFriendFeedは完全に異なるサービスではないが、微妙だが異なる点の方が多いと考えてよい。

そのような違いがある2つのサービスでありながら、FacebookはFriendFeedを買収したのである。Facebookにしてみたら、FriendFeedをそのままFacebookに統合することはできない。なので、買収の目的はFriendFeed自体を手に入れることではなく、FriendFeedの開発者を手に入れることだったのではないかと憶測されている。確かに、技術には定評があるFriendFeedの開発陣だ。FacebookとFriendFeedのエッセンスをうまく統合していくに違いない。もしかすると、それはFacebookではなく、次世代Facebookの可能性だってある。

この分野の開発スピードはとても速い。Mixiしか知らない日本人にとってみれば、Facebookは次世代SNSの姿そのものである、だが、Facebook自体はMixiが追いつく前にその先を行く可能性がある。なんかすごいね。

きっと各ユーザーのストリームをうまくコントロールしてソーシャルグラフ上に流すことができるようになるのだろう。必要な人に必要な情報を漏れなくノイズなく、それを実現するのはストリームによる情報の流れを制御することが必要になる。FacebookとFriendFeedの開発陣はやってくれるだろう。

まあ、将来は分からないけどね。意外と、FacebookとFriendFeedの技術陣の仲が悪かったりするかもしれない。これはITで解決できないリアル人間系の問題であるので、目指すゴールのアイデアを出し合って、素敵なソーシャルメディアライフをユーザーが送れるようにしていただきたいものである。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月11日

子供のコミュニケーション不足はインターネットで補えるか

すでに8月に入って1週間以上が過ぎました。学校はすでに夏休みだし、一般企業も夏休みに入っているところも増えてきました。通勤電車が痛勤電車ではなくなっているのがうれしいところですが、暑いと仕事の効率はあまり上がりませんね。しかも、周りに夏休みの空気が流れると特に。

さて、子供は小学生なので、すでに夏休みに入っています。最近は少子化のためなのか、昔のように、ちょっと公園など外に出れば同学年の友人と会えるというわけにいかなくなってきています。そもそも安全を考えて、一人で公園に行かせる親も少なくなってきました。私の近所の小学校(または自治体)だけかもしれませんが、夏休みのラジオ体操もなく、夏休み中の登校日もありません。夏休み中は、学校の友人と触れあう時間が極端に減ってしまっています。

そんなわけで、夏休み中の子供の相手は親がすることになります。小学生も高学年になれば、さすがに一人でも友達のところに遊びに行くのでしょうが、低学年のうちは難しいです。親と子供で遊ぶか、親が連絡を取り合って、遊ぶアポを取るといったことが日常になります。私のところも例外ではなく、妻が子供を映画に連れて行ったり、母親ネットワークを通じて、遊ぶ約束を取り合ったりしています。そして、土日は平日に会えないお父さんと遊ぶというのが、周りの家庭の平均的な姿になってきています。

一番不幸なのは、子供が子供同士で遊ぼうと思っても、なかなか実現できないことです。少子化ゆえに、子供が親から期待されることが多く、それが、習い事の多さなどに出てきています。つまり、いまどきの子供って忙しいんですよね。学校があるときは、学校で友達と遊んだり話をしたりできるけど、放課後は、だれかが習い事だったりして、仲良しグループ全員で集まれないとか、休みの日はお父さんに甘えたいから友達に会えないとか、とにかく、友人とじっくりと触れあう時間がないのです。

小さな子供は就寝時間が早いので、昼間に活動できる時間って、大人が考えるほど長くはないのです。睡眠時間を削って友達と遊ぶという方法も考えられますが、それは別の問題が出てきそうです。大人はなんだかんだ言って、今時の子供より自由時間は多いかもしれません。

そして、大人は携帯電話やメールやSNSなどで、誰かと触れあうことができます。特に、インターネットが普通に使われるようになってからは、友人と連絡をとるのは楽になったと思います。まあ、大人は大人で仕事が忙しくて、飲みに行けなくなるなど大人の事情があります。不況の影響で、飲みに行く時間はあっても飲みに行くための資金がないという状況になっている人もいらっしゃると思います。でもまあ、大人は大人なので、事情がわかれば問題なくなる場合がほとんどでしょう。

一方、子供はどうなのかなあと...。体だけでなく精神も発達途上である子供は、友達と遊ぶことが一番重要な成長エンジンなのではないかなと思っています。子供同士の話って、きっと小学1年生同士でもあると思います。子供同士のコミュニケーションを実現しやすくする仕組みが欲しいかなと。それは、インターネットの仮想空間上でもいいし、もちろん、リアルな場所であればなお良いと思います。現状では、リアルに会うのが難しくなっているので、なんとかインターネットで実現できないかなと思うわけです。もともと、距離を超えたコミュニケーションはインターネットを使うことで容易になります。リアルタイムではないコミュニケーションは電子メールなどで実現できます。リアルタイムコミュニケーションなら、テレビ電話だってできちゃいます。こういうのを活用して、子供の成長を手助けするのもインターネットの役目の1つではなかろうかと、最近考えるようになってきました。

「インターネットがそもそも危険な場所だ」と主張する親御さんもいることでしょう。私はそれを否定しません。でも考えてみてください。インターネットとリアルな世界とどちらが危険なのでしょうか。少なくとも、インターネット上では交通事故に遭いません。外に出なければ誘拐だってされません。危険度で言えば、インターネットもリアルな世界もあまり変わらないのではないでしょうか。むしろ、学校で交通安全指導をするように、インターネット指導を学校のカリキュラムに取り入れた方がいいのではないかと思います。

インターネットはすでに日常に入り込んでいます。その事実から目をそらさないで、きちんと何が危険なのか教えることが教育なんじゃないかなと思います。我が子を見ていると、自分の子供時代より忙しそうに見えるので、ちょっと考えてみました。

「○○くんは、今日は野球の練習があるから、放課後遊べないよ」と言われてがっかりし、次の日は親から「今日は、サッカーの練習があるから友達と遊ぶ約束はできないよ」と言われ肩を落とし、そんな日が続くとかわいそうです。子供の習い事をやめさせれば大丈夫のような気もしますが、習い事は子供が好きでやっていることも多く、続けることで本人のためになることも多いでしょう。とにかく、今時の子供には時間がないという現実があるように思います。なんとかできればなあと、子供の相手をしながら思うわけです。

夏休み前なので、いつもとは違う記事を書いてみました。こんな私でも真面目にいろいろ考えているんですよ。

ということで、今回はここまで。

posted by やすお at 02:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月06日

Twitterの文化に慣れよう

今回もTwitterのネタですいません。別のネタでもよかったのですが、私のTwitterタイムラインで気になることが話題になっていたので取り上げようと思います。

気になったのは、断わりもなくフォローすることについてです。Twitterというミニブログのサービスは、誰か気になった人がいれば、その人のつぶやきを勝手にフォローできます。MixiなどのSNSでは、お互いがOKしないと基本的には日記などの内容が自動的に配信されることはありません。Twitterでは、相手の承諾なしに相手がつぶやいた内容を自動で追っかけることができます。

このフォローするときに、相手に一言かけるかどうか議論になっていました。「相手に断わりもなくフォローするのは失礼だろう」「Twitterは自由に相手をフォローできるのだから断わりなんかいらない」などと、対立する意見が出ていました。

私は、どちらかというと、Twitterの特徴というか良い点は、気になるつぶやきを投稿している人を気軽にフォローできることだと思います。言ってしまえば、これがTwitterの文化だと思います。もちろん、フォローする前に一言入れるのが悪いわけではありません。自由にやればいいと思います。無断フォローを禁ずるのがTwitterの文化に合わない不自然な行為になるのではないかと考えています。

Twitterはまだ新しいサービスです。ユーザーは使い方を覚え、応用の仕方を研究しているところです。Twitterのサービス自体、進化を続けるでしょうが、これに合わせて、使う方も進化というか、Twitterの文化に慣れる必要があると思います。Twitterの文化に慣れると言うことは、Twitterというサービスの根本を知ることになるでしょう。このTwitterの根っこは、一般的なSNSのように、両想いを前提にしたコミュニケーションではなく、片想いでもコミュニケーションできるというコンセプトなのだと思います。そこを理解すれば、無断フォローを禁ずると自分のプロフィールで謳うことが、コンセプトに合わないことが分かるでしょう。

ソーシャルメディアというくくりの中でTwitterやSNSが語られることは多いです。しかし、TwitterとSNSはまったく異なるサービスです。このことを、ユーザーが共通認識として持っていた方がいいかなと思います。

とはいえ、SNS感覚でTwitterを使いたい人は、自分のタイムラインは鍵付きの非公開とすればいいかなと思います。そうすれば、自分のタイムラインを自分がフォローしている人以外に見られることはありません。自分でつぶやきの公開範囲をコントロールできます。私はあまりお薦めしませんけれど。

やはり、つぶやきは公開しておいて、誰に読まれているか分からないけれど、誰かのセレンディピティによって、情報に新たな付加価値が付いていく−それがTwitterの醍醐味であり、ソーシャルメディアの醍醐味だと思います。人を介することで情報が化学変化を起こし、別の人に影響を与えられるようになるのが面白いのだと思います。

さて、またいつものようにぐだぐだと書いてしまいましたが、ソーシャルメディアというコンセプトも新しければ、Twitterというミニブログも新しいサービスです。自分を含めて人々はこれらのサービスにまだ慣れていないのを踏まえたうえで、サービスの本質を捉えて楽しめていければいいなと思います。きっと役に立つから。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月05日

レーシングドライバーのTwitterアカウント(追加)

じわじわと増え続けていたTwitterユーザーがですが、いつの間にかみんなが使っているサービスになってきました。この前の記事「F1ドライバーもTwitterを始めている(Twitterアカウントのリンク一覧付き)」で、F1ドライバー(他のカテゴリも含む)のTwitterアカウントを紹介しました。今回はそれのアップデート版です。

といってもほとんど情報はないのですが、フェラーリのドライバーであるフェリペ・マッサ(事故で頭蓋骨を骨折して療養中)もTwitterの認証アカウントになっていました。本人なんでしょうかね。

レーシングドライバーがフォローしているアカウントを見ると、やはりレース関係者が多いですね。私が知らない人もいらっしゃいますけれど。

あと、なぜか美しい女性を結構な人がフォローしているんですよね。やはり、レーシングドライバーですから、いくらセレブと呼ばれようと、美しい女性をフォローしてしまうのかもしれません。ただ、フォローされている女性は多くのレーシングドライバーで重なっている場合が多く、もしかすると、レース界では有名な女性なのかもしれません。奥さんや恋人というケースもあるかと思います。

ダニカ・パトリックさんのように、レーシングドライバー自身が美しい女性であることもあります。レーシングドライバーというと一般的には男性の仕事というイメージが強いですが、私が知らないだけで女性のドライバーも増えているのかもしれません。

とりあえず、レース関係者のTwitterアカウントを追加しておきます。


Twitterとは関係ないですが、F1界でTwitterを広めた男であるネルソン・ピケJrは、これまで所属していたルノーを解雇されたようです。理由は成績不振なのですが、背景にはいろいろどろどろとしたものがありそうです。ちなみに、ネルソン・ピケJrは、Twitterでフォロワーに対して、応援してくれてありがとうと感謝のメッセージを残しています。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年08月01日

参考ピープルは参考にならないかも

朝日新聞が提供している携帯電話向けのSNS「参考ピープル」で、ベータテスターを募集している。本サービスは2009年9月1日からスタートするという。早速、私も登録してみた。ベータテスターは1000人の募集なので、試してみたい人は急いだ方がいいかもしれない。まあ、そんなに急ぐ必要もないかもしれないけれど。

参考ピープルは、ソーシャルブックマークとSNSを組み合わせたようなサービスだ。ユーザーが、「これは役に立つなあ」と思ったら、リンクを登録すると会員間で情報をシェアできる。ミニブログ機能もあり、Twitterのようなつぶやきを投稿することができる。Mixiのようなコミュニティもある。もちろん、SNSなので、会員同士が友達になることもできる。

このようにスペックを並べると、何でもできるサービスのように思える。しかしながら、現時点ではどうも中途半端なサービスとなっている。基本的には携帯電話で使うサービスである。ユーザーがみんなに知らせたいWebページがあったとしても、はてなブックマークやDelicious.comのようにすぐにブックマークできるわけではない。わざわざ参考ピープルにアクセスし、知らせたいWebページのURLを直接入力するか、参考ピープルの検索エンジンを使って、目的のWebサイト(携帯サイト)を再検索しなければならない。

とにかく面倒である。いくら面白いWebページを見つけたからといって、人はこのような面倒な作業をするだろうか。人間はそんなにお人よしでもないし、ヒマでもない。携帯電話でURLを入力するのなんて、想像しただけでいやになるし、参考ピープルの検索エンジンで目的のページが見つからなかったら、ユーザーの努力は無駄になる。

このようなサービスはパソコンをベースにした方が便利だと思う。ブックマークするのに、わざわざ今見ているページを離脱しなければならないのは不自然である。携帯電話向けのサービスであっても、ブックマークはパソコンで、リンク先を見るのは携帯電話で、という使い方なら理解できる。ベータが取れるころには、そうなっているのだろうか。

まあ、まだベータ版なので、9月1日の正式版サービスでは使い勝手がよくなっている可能性はある。私の想像ではその可能性はかなり低いとは思うが。まあ、大手新聞社のお手並み拝見といったところだ。

ちなみに、私の参考ピープルでのニックネームは「やすお」となっています。飼っている犬の写真をプロフィール画像にしています。参考になるピープルになる自信はまったくありませんが、よろしければ友達になりましょう。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 02:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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