2009年05月30日

人間の力を再認識

おかげさまで、このブログで300記事を投稿いたしました。正確には前回の記事「おサイフケータイから銀行ケータイへ」がちょうど300番目の記事でした。

これまで、ソーシャルメディアを中心にインターネット関連のサービスについて書いてきました。おかげさまで、順調にページ数も伸びており、楽しいブログライフを送っています。今後も同じようなテイストで書いていこうと思います。

とはいえ、重点分野みたいなものはないのかと思う人もいらっしゃるでしょう。まあ、大きくは変わらないのですが、今後も下記を重点分野にしたいと思います。

  • ビジネスSNSを含むソーシャルネットワークサービス(SNS)
  • モバイル機器で使うのをメインにしたソーシャルサービス
  • CGM(Consumer Generated Media)機能を取り込んだWebサービス
  • ブログなどソーシャルメディアに対して抱いている意見
  • 新しいWebビジネス/コミュニケーションのトレンド

これまで1年あまり続けてきて分かったのは、ITが人力を求めていることです。ITだけで儲かるビジネスが成立しませんし、効率よくビジネスを遂行するにはITが欠かせません。ITと人の役割分担ができつつあるのかもしれません。

私は楽観的に物事を考えるので、今のようなソーシャルメディアが世界を変えると半分本気で思っています。人が関わるからこそコンピュータだけではできないことを実現できると考えています。やはり、人の情報処理能力はすさまじいです。コンピュータは論理的ですが、人はコンピュータと比べると野性的です。非論理的な行動をしてしまうのも人間です。でも、その不完全さが、不完全な人間を面白がせるサービスを提供しているわけで、多少論理で説明できないところを残す方が、逆に人間的で温かみがあるサービスに仕上がります。

分かった!ソーシャルメディアが面白い理由」で紹介した書籍「ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)」では、「この世の中の構造や仕組みは、すべて人間の脳が考え出したもの」と説明しています。私たちが生活するリアル空間をつくってきたのは人間の力です。この力を過小評価しないで、うまく使うビジネスが次世代のサービスとなることでしょう。

posted by やすお at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月29日

おサイフケータイから銀行ケータイへ

あまり大きな話題にならなかったけど、ちょっと気になることではあったので、取り上げてみようと思う。金融端末としての携帯電話である。

2008年7月にKDDIと三菱東京UFJ銀行と組んで「じぶん銀行」を設立した。そして、NTTドコモはみずほ銀行と提携して金融業務に乗り込むらしい(関連記事「ドコモが金融業務進出、みずほ銀と提携…夏にも個人間送金」)。どちらも、携帯電話から友人などにお金を振り込んだり、公共料金の支払いができたり、ちょっとしたことを携帯電話から便利に行えるようになる。

携帯電話でお金を扱うというと、おサイフケータイがあった。たとえば、Edy(エディ)などの電子マネーを携帯電話で使えるようなサービスがある。今回は携帯電話を銀行にしてしまおうというアイデアだ。

■なんとなく危険なにおいがする

最近の銀行のサービスは良くなったと思う。ATMなんかは銀行にあるから、現金はいつでも手に入るという感覚になってきている。ちょっと前までは、銀行があいている時間に会社を抜け出したり、閉店まであと10分!とか言いながら駆けこんだり、いろんなことをやりました。今は、そんな感覚はなくなってしまいました。

そして、銀行は携帯電話とコラボすることでより便利になります。飲み会の時に、さっと自分の分を支払えるのは便利だし、幹事も後で請求しなくていいから便利だと思う。振り込みもATMに行かなくても、どこからでもできるようになるのは喜ばしいことだと思う。

ただし、便利なものには裏がある。きっと悪用する輩が出てくると思う。お金の動きは携帯キャリアで把握していると思うので、そんなに犯罪に使われることはないとは思う。しかし、タカリやカツアゲしやすくなるのではないだろうか。オサイフ携帯であれば、チャージしている分が被害額になるのだろうが、携帯電話が銀行になった日には、私達は、いつも現金を引き出して銀行を出てきた人のように、常に周りに気を配らなければなりません。

携帯電話キャリアも提携する銀行も、セキュリティには十分配慮してほしい。もちろん、どのようなケースで危険になるのかは考えているのだろうけれども。で、その結果、利便性が下がると、それはそれで問題になるのだろうけどね。

おサイフだけでなく銀行を各自が持ち歩ける時代になってきた。自分はそのような意識はなくても、銀行があなたを追ってくる(意味が違うか)わけなので、くれぐれも"銀行"を落とさないように、今以上に携帯電話に対して注意を払わなければならない。便利になるためのコストだね。

2009年05月26日

やはり若者はスゴイ、そしてオジサン世代は何をすべきだろうか

デジタルネイティブが世界を変える』を読んでいる(まだ読み終わってない)と、自分が40歳になっていることを呪いたくなります。どうして自分は、今、この瞬間に20代ではないのかと。「デジタルネイティブ」という世代がうらやましい。これは本音である。

だけど、ちょっと考えて見ると、いつの時代も若者が新しいテクノロジーを使いこなし、時代の中心に君臨し、最後には新しい世代に道を譲る。こんなことが太古の時代から繰り返されてきた。自分も20代のころは「新人類」などと呼ばれていた。20年たつと、新人類でもなんでもない。ただの人類だ。「歴史は繰り返す」とはよく言ったものである。

では、私のようなオジサンはもう仕事や社会で用なしになってしまったのだろうか。これは、デジタルネイティブ世代に言わせれば、答えはイエスとなるだろう。「あとは俺たちに任せて、引退しろ」と言うかもしれない。「老いては子に従え」という諺がある。これもある意味正しいのだろう。だけど、私のようなアラフォー世代には若者にない経験というものがある。まあ、経験くらいしかないとも言えるのだけれど。

経験を積むには時間が必要である。ただし、時間だけが必要なわけではない。自分たちの経験によって得た知識を若者に伝えることで、若者は私たちが生きてきた時間を追体験できるだろう。私も先輩の声を聞くことで、さまざまな知識を得てきた。本を読むのもいいだろう。本には、著者の経験がつまっている。

私がデジタルネイティブ世代に対してできることは、これまでの経験を踏まえた上で今を見ることくらいだ。そしてブログに自分の意見を記録していく。それがデジタルネイティブ世代の役に立つのなら、それはものすごく名誉なことだ。

私は世代交代というのは、古いものが新しくなるだけではないと思う。古いものがあるのを踏まえて、新しい世代が付加価値を付け、より良いものにしていく。人類がより幸福になるためというと大げさだけど、より良い状態をめざしていくことが世代交代なのだと思う。トヨタ自動車的にいうと、理想の社会を目指したカイゼンが世代交代となるだろう。このたとえは、あくまでも想像だけれども。

デジタル技術は知識の保存に便利なテクノロジーだ。デジタルネイティブ世代だけでなく、その先の世代にも役立ってもらうよう、自分たちの知識を書き記していくことには意義がある。むしろ、デジタル技術も使えるアラフォー世代こそが中心となって、積極的に何かを残していかなければならないと思う。

なんだか、おじさんへのブログのすすめみたいになってしまったが、自分世代ができることを考えると、次世代に向けてできることの1つには違いない。




posted by やすお at 01:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月23日

人と話すと落ち着きます

最近、体の調子が悪いです。今週はものすごい倦怠感がありました。熱はないのでインフルエンザではないのですが、仕事の効率は悪いし、お借りしている本を読むペースも遅くなっています。本を読んでいるときは熱中できるのですが、本を開くまでに時間がかかるといったところでしょうか。

これは自己診断なのですが、フィジカルよりもメンタルな部分でおかしくなっているようです。まあ、このブログで自ら書けるくらいなので、深刻なものではありません。病院に行く必要もないでしょう。

そんなわけで、自分の状態が悪いことを自覚しているので、助けを求めて先輩にインスタントメッセージを出してみました。「こんちわ〜」とだけ。そしたら、こちらからは何も言わずに、夕食を一緒にしてくれるとの返事。うれしかった。

結局、3人で夕飯を食べることになり、いろんな話をしました。話をしたというより、私の愚痴を聞いてもらったと言った方が正確です。おかげさまですっきりしました。ありがとうございます。

で、帰りの電車の中で、なぜこんなストレス状態に陥っているのだろうと考えてみました。自分がやりたいことをやれてないという結論に達しました。詳細は語りませんが、私は最新技術が大好きです。それに関われていない今の状況にストレスを感じているようです。問題点が分かれば、それを解決するために何をすべきか考えればいいだけです。もちろん、さまざまな外部条件があるので、一筋縄ではいかないのですが、小さな光が見えたような気がします。

やはり、人間は一人では生きていけないものだと、今日は実感しました。ソーシャル系のサービスが人を引き付ける理由は分かります。これは過去記事「分かった!ソーシャルメディアが面白い理由」で紹介しましたね。人間が持つ力は偉大です。

はい。今日も意味がないエントリになってしまいました。今度は自分らしく未来を語ってみたいと思います。

これまで、ストレスを解消するのに、Twitterで暴言を吐いていました。しかし、それは私をフォローしていただいている人に迷惑がかかるので、そんなつぶやきはやめました。これからは、建設的に前を見て活動していきたいと思います。

では、本日はここまで。
よい週末をお過ごしください。

私の週末は、F1のモナコGPがある、インディ500もあり、モータースポーツで忙しくなります。

改めて、よい週末をお過ごしください。
タグ:ソーシャル


posted by やすお at 02:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月22日

Facebookのアプリケーションは良質なものしか生き残れない

今日も軽めの記事ですいません。Facebookの大ブレークのきっかけとなったアプリケーションで変化があったのでメモを残します。

Facebook_Application_Directory.png

大きく変わったのは、Verified Apps(検証済みアプリケーション)プログラムにより、アプリケーション・ディレクトリで上位に表示されるようになったこと。アプリケーションのアイコンの横に緑色のチェックが入っているものが検証済みアプリケーションである。Facebookのユーザーがアプリケーションをインストールするときに、安全かどうか確認できる。

アプリケーション開発者にとっては、開発したアプリケーションが、年間375ドルを支払うことでVerified Appsとし認められれば、たくさんの人にインストールしてもらえる可能性がある。Facebookのアプリケーションも基本的には広告モデルで運営しており、アプリケーションのインストール数を増やせるのは広告収入を増やすのに役立つだろう。

もちろん、Facebookにとっても貴重な収入源となる。Facebook会員から直接お金を徴収するのはなかなか難しいが、代わりにFacebookをプラットフォームとしてビジネスをするアプリケーション開発者から徴収するといったところか。TechCrunchの記事「Facebookはアプリケーションデベロッパから*公式に*冥加金を取り立てます」では、厳しく書かれているが、私はそれほど悪いビジネスモデルだとは思わない。

むしろ、Facebookアプリケーションが大量にあふれている状況においては、まっとうなアプリケーションが生き残れるようにする妙案のような気がする。いくらフレンドが勧めるアプリだからといって、やみくもにインストールしていたら、結局、アプリからの通知メールで自分のメールボックスがいっぱいになる。これではスパムと大差ない。このような状況を避けるためにも、良質なアプリのみが残るような仕組みが必要だと思う。

まあ、この仕組みがユーザーやアプリケーション開発者に受け入れられるかどうかは、近い未来に決着がつくと思う。結果を楽しみに待つとしよう。

Verified Applications on Facebook -- Recommendations from Sandra Liu Huang on Vimeo.


◎関連記事


posted by やすお at 03:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月20日

「デジタルネイティブが世界を変える」という本を読んでます

デジタルネイティブが世界を変える」という本をTwitterフレンドからお借りしています。半年前の2008年11月10日に、NHKスペシャルというテレビ番組でデジタルネイティブの特集を放送していたので、「デジタルネイティブ」という言葉をご存じの方も多いのではないでしょうか。

お借りしている本ですが、かなりボリュームがある本で、なかなか読み終わりません(すいません)。ただ、内容はショッキングでもあり、特に騒ぐほどでもないとも感じるなど、内容を評価するのは難しいです。ただ、重要なことが書いてあるのは間違いないです。知っていて、騒ぐほどのことではないと思うのはいいのですが、知らないでデジタルネイティブに自分の価値観を押し付けてしまっては、デジタルネイティブもそうでない人も不幸になります。

今回は、読んだ分を整理しようと思ったのですが、体調がよろしくないので、後ほど書こうと思います。取り急ぎ、お借りした人への感謝を込めて、「読んでますよ」アピールをさせていただきます。

新しい情報を求めて、この記事にたどり着いてしまった人には申し訳ないです。その代わりといってはなんですが、私もデジタルネイティブに興味を持っている一人として、これまでに書いた記事を紹介します。テレビ番組を見てから自分なりに考えてみたことです。探してみたら、下記のような記事を書いていました。


一見、デジタルネイティブとあまり関係ないものもありますが、実はそれぞれ微妙に関連があります。今読み返してみると、自分も少しはデジタルネイティブの気持ちを理解できる立場にいるのかなと、ちょっとうれしくなりました。あっ、この感想は意味不明だとは思いますが、後日レポートしようと思います。

では、今回はここまで。



posted by やすお at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(1) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月20日

とうとう出ますね、Androidケータイ、グーグルケータイというべきか

2009年5月19日は、ソフトバンクとNTTドコモから2009年夏モデルの携帯電話が発表された。日の目玉は、NTTドコモのスマートフォン「docomo PRO series HT-03A」だと個人的に思っている。HT-03AはGoogleの携帯電話プラットフォーム「Android」を採用した端末だ。端末メーカーは台湾HTC社。

HT-03Aは画面をタッチして操作するスマートフォンであり、最大の競合機種は言うまでもなくiPhoneである。Androidが発表された時は、あのグーグルが仕掛ける携帯電話だし、グーグルのサービスを使いやすい端末がどんどん出てくると思われていたが、現実はなかなか厳しい。今ではiPhoneにかなり水をあけられている状況ではある。

でも、日本で、しかもNTTドコモから登場したのが大きいと思う。日本でのスマートフォン市場は、お世辞にも大きいとは言えない。ウィルコムのW-ZERO3から始まり、ようやくiPhoneまで来た。iPhoneが日本で成功したのかというと、アップルやソフトバンクが見込んでいたものよりは小さな市場におさまっているとは思う。まあ、善戦していると言ってもいいとは思う。

そして、NTTドコモのグーグル携帯である。日本人もW-ZERO3やiPhoneでスマートフォンにも慣れてきた。タッチによる携帯電話の操作もiPhoneがいいお手本になった。iPhoneの功績は日本人がスマートフォンの市場に目を向けさせたことだと思う。なんだかんだいっても、日本ではユーザー数が多いNTTドコモの動きで携帯電話のトレンドが決まってくる。今回のグーグル携帯の発表は、日本でもスマートフォンの時代がやってくることを意味している。

私は過去にこのブログで「iPhoneを買わないことに決めた超個人的な3つの理由」という記事を書いた。で、今はどうかというと、会社から事業の研究用にiPhoneを渡され、日々いろんなことに使っている。過去に書いた記事はうそだったのかと言われれば、ごめんなさいと言うしかない。実際にiPhoneを使うことで、持ち運ぶ情報機器はiPhoneだけでいいなと感じた。ノートパソコンは持ち運ばなくてもいいのだと感じた。新しい時代が到来しつつあることにわくわくしている。

過去記事では、自分の携帯電話のキャリアがNTTドコモだからiPhoneは買わないと書いた。今でも、その考えは変えていない。iPhoneは自分の端末ではない。あくまでも会社の資産だからね。そして、今回のHT-03AはNTTドコモから出た。自分の携帯電話を買い替えようか真剣に考えている。決断するのは、HT-03Aの試用記事を読んでからになるとは思う。でも、AndroidのアプリケーションがiPhone並みに充実するのなら、レビュー記事がどうであれ、購入するかもしれない。価格も、さまざまな割引を適用すれば2万円台後半で入手できるという。

悩むところだ。

では、今回はここまで。

2009年05月19日

新型インフルエンザなど危機管理としての在宅勤務はアリでしょうか

マスクを買おうとしたら売り切れていた。もちろん新型インフルエンザの影響である。とうとう日本国内での感染者が出てきて、兵庫・大阪を中心にちょっとしたパニック状態になっている。大阪で患者が出てということは、もうウイルスは東京にも来ていると思っていてよい。大阪と東京を往復するビジネスマンなんてたくさんいるからね。東京でも感染者が出るのは間違いないだろう。

感染対策として、マスクをすること、手洗いうがいの励行、満員電車など人ごみを避けるといったことが推奨されている。

マスクについては、冒頭で述べた通り。入手困難になっている。手洗いとうがいはできるとして、東京で働く人にとって人ごみを避けるのはどうすればいいのだろうかと、どう実行すればいいのかと、理想論だけを言っているお役所の顔が見えてくる。ここは手洗いとうがいで新型インフルエンザを乗り切ろうと思う。満員電車は仕方がない。時差出勤という手もあるけれど、混雑していない時間帯ってほとんどないから、都心の通勤電車はね。


■在宅勤務で人ごみから離れる

まあ、文句を言っても始まらないので、もう少し前向きな意見を述べたい。

記事タイトルに書いたけど、在宅勤務で人ごみを避ける方法は現実的だろうかと考えてみた。職種はかなり限られるだろうけど、それでも外出する人を減らせば、どうしても外出しなければならない職種の人にもメリットがあると思う。それだけ、人と接触する機会を減らせるので。

工場で製品の生産に携わる人やデパートといった流通業など、その場所にいないと業務ができなかったり、サービスを提供できなかったりする場合は、在宅勤務はできない。そのような職種の人は、万全の備えで業務を継続するしかないだろう。一方、パソコンと電話があれば業務ができる人は、いっそのこと出社しない方が危機管理の観点からも現実的な手になると思う。

問題はセキュリティだったりする。これまでのように、終わらない仕事を自宅に持ち帰るのが、コンプライアンスの観点で難しくなってきたので、ノートパソコンさえあれば仕事を続けられる状態にはない。コンプライアンスに厳しい大手企業ほど、自宅で仕事をすることが難しい環境になっていると思う。個人情報を扱う業務についているならなおさらである。

ということは、会社に行けなくなることを想定して、自宅でも業務を続けられるようにするのも企業の危機管理に必要なのだと思うわけだ。もちろん、自宅でのサービス残業を推奨するのが目的ではない。あくまでも、今回のような新型インフルエンザなどで外出を制限せざるをえない危機的な状況になったときに備えである。会社の許可がなければ、自宅から会社のネットワークに接続できないといった運用ルールを定めておけば、ある程度の自宅サービス残業も防げるだろう。もちろん、サービス残業を抑止するだけではなく、必要なとき以外は使えないようにするのはセキュリティの観点からも望ましい。

テレビのニュースで見たが、新型インフルエンザ対策として学校と幼稚園が休みになったものの、共働きの家庭では、どちらかが会社を休まなければ子供の面倒を見ることができないというシーンだった。もし、父親でも母親でもどちらか片方が在宅で業務を継続できていればと思った。テレビでは母親がしばらく会社を休むことになっていた。仕方がないとはいえ、母親が会社に迷惑をかけていると感じてしまい、休みが長引けばそれが負担で会社をやめることになる可能性だって出てくるだろう。会社にとっても長く休まれるのは困る。

不幸中の幸いであるが、今回の新型インフルエンザの致死率は高くなく、タミフルやリレンザも効果があるようだ。これを教訓として企業の危機管理、特に業務の継続性(Business Continuity)について見直しをした方がいいだろう。

なにしろネットの時代である。離れた場所で仕事をするのを実現するのはネットの力が巨大になったからこそできるものだ。危機的状況のときはその力を最大限利用した方がいいと思う。

まあ、でも一番重要なのは自衛かな。手洗いとうがいは励行しよう。特に小さなお子様を持つお父さんやお母さん、ぜんそくなど新型インフルエンザにかかると重篤になるリスクが高い人は自衛が最大の危機対処となる。

では、今回はここまで。

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2009年05月15日

スター・トレック関連のソーシャルサイトまとめ

前回のブログ「映画「スター・トレック」(Star Trek)は映像美と人間ドラマで私たちを魅了する」でも書きましたが、まだスター・トレックの感動がおさまりません。これは私だけではなく、すでに封切された米国ではもっと盛り上がっているようです。そして、現代はソーシャルメディアがマーケティングで力を持つ時代です。スター・トレックに関するソーシャルメディアもたくさんあります。

何かの役に立つかもしれませんので、まとめてみます。元ネタはCNETの「「スター・トレック」ファンのための交流の場--7つのソーシャルサイトを紹介」です。

「スター・トレック」オフィシャルサイト日本語版英語版
とにかくここからアクセスを始めればスター・トレックに関する情報を逃す可能性は小さい。このページからは、さらにFacebookで用意したページに飛んでいくことができる。MySpaceへのリンクも設置しているが、日本語環境のPCではアクセスできなかった。

Star-Trek
Twitterのユーザーグループです。まだグループに所属している人は少ないですが、これから大きくなっていくのではないかと思います。

「Star Trek」グループ(Facebook)
Facebookでのグループもある。

Star Trek Online
多人数同時参加型オンラインRPG(MMORPG)である。

Trek Passions
なぜこのようなWebサイトがあるのか不思議だが、Trek Passionsはオンラインデーティングサービスである。

TrekSpace
Ningをベースにしたソーシャルネットワーク

TrekUnited

このサイトのFacebookページやMySpaceアカウントがある。


今回はかなりあっさりとまとめてみました。
リンク集として使いたいと思います。

posted by やすお at 03:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月14日

映画「スター・トレック」(Star Trek)は映像美と人間ドラマで私たちを魅了する

運がいいことに映画「スター・トレック」のジャパン・プレミアに行くことができました。「スター・トレック」(Star Trek)とは、テレビシリーズとして始まったSF作品です。独特の形状をした宇宙船の乗組員が繰り広げるドラマです。テレビシリーズは「宇宙大作戦」というタイトルで始まりました。古風なタイトルに聞こえますが、それは本当に古いからです。最初のスター・トレック(宇宙大作戦)は1966年の放送です。もう40年以上前なんですね。私が生まれる前からスター・トレックがあったとは驚きです。スターウォーズ(Star Wars)よりも古いんです。

さて、今回の「スター・トレック」はJ.J.エイブラムス監督による新作です。これまでのスター・トレックは、SFでありながら、人間ドラマを中心とした作品でした。もちろん、今回の新作も人間ドラマが中心となるのですが、アクションがスゴイ。ハラハラドキドキの連続です。2時間くらいの作品ですが、あっという間にラストまで連れて行かれます。余談ですが、最近の私は寝不足なので、上映が始まったら寝てしまうのではないかと心配でした。でも、結果は、寝るどころか、興奮してしまって、その日の夜もなかなか寝付けませんでした。そして今夜もまだ興奮が冷めることがないです。

基本的なシナリオがいいと、物語にリアリティなどを味付けする映像も映えます。いまどきのSF映画らしく、コンピュータ・グラフィックス(CG)を活用した映像作りがされているのですが、とても自然で好感が持てました。

ちなみに、CGなどのビジュアルエフェクツは、ILM(Industrial Light & Magic)がメインを担当しています。ILMはルーカスフィルム社の傘下にある映像製作会社で、「Star Wars」のビジュアルを手掛けたことで有名です。さらに、エンドロールを見ていると、デジタルドメインも参画しているようでした。デジタルドメイン(Digital Domain)もILMと同様に、ビジュアルエフェクツでは有名な会社。「トランスフォーマー」の視覚効果を担当しています。この2社が組んだ作品のビジュアルが悪いわけがありません。想像通り、Star Warsのような空気感を出しながら、見事なリアリティを表現していました。まるで、宇宙船「エンタープライズ」がそこにあるかのような臨場感です。

スター・トレックはもともとテレビ版です。テレビ版の製作費は低く抑えられていたと思われます。私も、スター・トレックというと、映像は、業務用でありながら価格が安い3次元CG制作ソフトの「LightWave 3D」をメインに使って、製作費を抑えているという印象が強いです。今回の新しい映画版のスター・トレックは、おそらくLightWave3Dではなく、MayaやSoftimage3Dというハイエンドの業務用3次元CG制作ソフトをメインに使っているのではないかと思います。あくまでも想像なので正解かどうかは分かりません。なんかそんな気がするだけです。

あー、でも面白かった。映画自体はスター・トレックを見たことがない人も楽しめると思います。でも、どのシリーズでもいいので、これから映画を見る人は予習をした方がいいかもしれません。きっと初期の作品「宇宙大作戦」が予習するには最適かもしれません。私は、過去にスター・トレックを見たので予習をせずに鑑賞しました。深くマニアックに楽しむのでなければ、いきなり見に行っても大丈夫だと思います。

私は、復習がしたくなりました。40年以上前の「宇宙大作戦」をまともに見たことがないので、まずはこれから始めようかなと思います。

ちなみに、スター・トレックについて知りたい情報がある人は、グーグルやヤフーなどで検索してみてください。スター・トレックのファン(トレッキーという)がさまざまな情報を発信しています。もちろん映画の公式サイトもあるので、そちらもチェックしてみてはいかがでしょうか。

では、今回はここまで。
ネットとまったく関係ない話をしてみましたが、たまにはいいですよね。

「スター・トレック」オフィシャルサイト




posted by やすお at 04:24 | Comment(0) | TrackBack(23) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月12日

俺、2400万ドルの男

自分の価値が2400万ドル(約23億4000万円)と言われたら、どう思うだろうか。自慢するわけではないが、今日時点の私の評価額は2400万ドルを超えている。3000万ドルを突破するのも時間の問題となっている状況だ。

もちろん、これは現実世界の話ではない。Facebookのアプリケーションでの話だ。実際の私を、生涯賃金23億円で雇ってくれる人は、残念ながら今のところいない。すいません。変な話をしてしまって。

私の価値を2400万ドルまで高めたFacebookアプリは「Friend's Value」という。このアプリケーションをインストールした人たちが、ユーザーを売買して遊ぶアプリケーションである。ユーザー自身が株券などの投資商品になっていると考えれば分かりやすい。人気があるユーザー(株券)は買い手が多いので、売買が活発になり、価値が高騰するといった仕組みである。

Facebookのフレンドに招待されてこのアプリをインストールしたところ、ものすごくアクティブなユーザーがいて、訳が分からないうちに、私の評価額が2000万ドルを突破してしまった。アプリをインストールしてものの1時間くらいの出来事だった。しかも、アプリ内のWallには、親切にもFriend's Valueの遊び方のコツをポストしてくれたりして、かなり活発に使われている印象を受けた。

断わっておくが、Friend's Valueでのユーザーの売買は実際のお金が動くわけではない。あくまでもアプリケーションの中だけの話だ。分かっているとは思うが、念のため説明した。

Facebookには、このようなユーザーを売買するアプリケーションがいくつかある。最初に流行ったのは「Friends For Sale!」や「Owned!」だ。最初は「Friends For Sale!」で遊ぶ人が多かったが、いつしか「Owned!」がよく使われるようになった。そして、今は「Friend's Value」である。このほかにもいろいろありそうだが、私がインストールしているのは、今回の「Friend's Value」を含めて3つである。

これらのアプリケーションは単なるゲームではない。FacebookというSNSで動いている以上、売買対象としたユーザーにコンタクトするなど、コミュニケーションツールでもある。

さて、人に対して勝手にプライスタグをつけて遊ぶという感覚は言葉で伝えるのは難しいし、私のような投資の経験もないような人間には、よく分からない部分も多い。だけど、Facebookでアプリケーションが使えるようになってから、このようなアプリはいつも人気がある。欧米人は慣れている感覚なのだろうか。私はフレンドになっている人を"買う"というのはなかなかできなかった。なんか失礼な気がするからだ。

まあ、私がどう思おうと人を売買するアプリケーションは人気がある。単純に、(バーチャルではあるが)お金が増えていくからであろうか。実際に私も、2400万ドルの評価額がついたと喜んで、ブログにまで書いてしまうのだから。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 03:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月09日

TwitterとFacebookとFriendFeedが似てきた

大型連休(ゴールデンウイークまたは黄金週間ともいう)後の5月7日が、多くの人にとって久しぶりの出勤となったのではないだろうか。私も5月2日から5月6日まで休みを取った。で、その5月7日なのだが、奇妙なことにFriendFeedのサブスクライブ(購読)要求がたくさんきたのだ。何がきっかけなのかは分からないが、とにかくたくさんの人に私のFriendFeedのフィードを購読していただいた。一度に複数の人から購読されるのは滅多にない。「とうとうFriendFeedも日本でブレイクか」と思ったのだが、次の日の金曜日になったらそれほどフィードは購読されなかった。いったい何だったのだろうか。

さて、FriendFeedとはコンテンツアグリゲーションサービスの1つである。ネット上でのさまざまな活動を1つのフィードにまとめるサービスだ。たとえば、自分のブログのRSSフィードを登録しておけば、ブログを更新するとFriendFeedにも記事のタイトルをストリームに流せる。また、写真投稿サイトのflickrで新しく写真を投稿したときも、何を投稿したのかをストリームに流せる。「twitterとFriendFeedとFacebookのゆるい関係(1)」でも説明しているが、自分のソーシャルメディアでの活動を1つにまとめて見せてくれるサービスである。

このFriendFeed、リニューアルして画面がTwitterそっくりになった。また、リニューアルといえば、Facebookも画面をリニューアルしてTwitterに似てきた(関連記事:Facebookの新画面は派手な変化だけど、・・・)。FacebookというSNSはフレンドの活動をストリームに流すサービスである。ここでいう活動はFacebook内の活動だけではなく、各種アプリケーションを利用したり、FriendFeedのように取り込みたいRSSフィードを登録したりすることで、Facebookの外のサービスでの活動もFriendFeedと同様にストリームに流せる。

この3サービスの画面が似てきたのは、やはりストリームを閲覧するには、Twitterスタイルが適しているからなのだろう。FacebookやFriendFeedのリニューアルでは、画面が変更になったことで、文句を言う人(私もその1人だった)が大勢いるが、使っているうちに新しい画面の方がいいなと思うようになってきた。単に慣れてきたからかもしれないが。

■TwitterとFriendFeedが統合したりして(笑)

サービスの似ている度で比べると、ストリームに流せるものは、TwitterとFriendFeed、Facebookで大きな差はない。Twitterは基本的にはユーザーのつぶやきを流すのがメインになるが、各種APIを公開しているため、さまざまな周辺サービスが充実している。それらのサービスを併用することでFriendFeedと同じように、自分のネットでの活動内容をストリームに流すことができる。FriendFeedの方がワンストップで設定が可能なので、使い勝手が良いのは事実であるが、ユーザー数ではまだまだTwitterの方が上である。

TwitterとFriendFeedの似ている度は尋常ではない。2つのサービスを統合してしまえばいいのにと思うくらいだ。ついでにTwitterのようなミニブログサービスはすべて統合してしまえば、何か面白いことが起こるのではないかと期待するのはいけないことだろうか。

一方、Facebookは先ほど説明したように、Facebookアプリケーションなどを利用することでFriendFeedと同様のことを実現できる。外部サービスとはFacebook Connect機能で連携されることも可能だ。使い勝手も悪くない。

■つながり方が異なるFacebook

FriendFeedとTwitterはもうほぼ同じサービスといってもいいかもしれない。しかし、Facebookは先の2サービスと異なるものがある。それは、ユーザー間のつながり方だ。

Facebookはどちらかがフレンドリクエストを出して、承認されればお互いのストリームを見られるようになる。両想いになってから始まるサービスである。ユーザー間のつながりが比較的強い。これはmixiなど日本のSNSと同じなので、感覚的にどれくらいの強さを求められるのか分かるかもしれない。まあ、Facebookはmixiほどの義理みたいなつながりは求められないし、足跡もないのでmixi疲れみたいなものもそれほどない。

一方、FriendFeedとTwitterは自分が気に入ったユーザーのストリームをどんどん自分の画面に表示できる。片想いでも楽しめるサービスとなっている。ユーザー間のつながりがあるのかどうかも微妙な状態ではあるが、お互いがフォローし合っていればつながっている状態になる。

■つながり方が異なっても必要とされる機能が同じという不思議

つながり方が異なっても見せ方が似てくるのは、流している情報がストリームをベースとしたものだからだろう。これは新しいコミュニケーションだと思うのだが、いかがだろうか。これについては、今回は長くなってきたので触れない。次回以降で、ストリームというコミュニケーションについて考えてみたいと思う。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年05月08日

ビジネス書でだめなら脳を知れ−【書評】ビジネス<勝負脳>

先日の記事「分かった!ソーシャルメディアが面白い理由」で1冊の本「ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)」を紹介した。前回の記事で書いたように、ソーシャルメディアについて調べようと思って読んだ本ではない。仕事に役立つビジネススキルを得るためのヒントになると思い購入した。私は根っからの理系人間なので、本書の「脳科学が教える」といった理系チックなキーワードに魅了されたのも事実。何か新しい切り口で脳の機能から見たビジネススキル向上のヒントが見つかることを期待して読んでみた。

前回も書いたが、目からうろこが落ちたのは「この世の中の構造や仕組みは、すべて人間の脳が考え出したもの」ということ。そして、脳が本能的に持っている欲求は3つしかなく、その3つとは「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」であること。その2点が最も気になった部分である。

「生きたい」と「知りたい」から科学が生まれ、「知りたい」と「仲間になりたい」から文化が生まれ、「生きたい」と「仲間になりたい」から宗教が生まれたと説明している。さらに、それらを組み合わせたり、組み合わせの配分を変化させたりすることで世の中の"仕組み"が出来上がっているとのことだ。日本人のムラ社会と西洋人の個人主義も「仲間になりたい」が強いのか、「生きたい」が強いのかの配分の差で説明がつくという。これら脳の3つの欲求を満たすような世の中になっているのが自然であり、安定した状態であると著者はいう。

逆にいえば、これらを満たさない仕組みは不自然なので、いつかはその仕組みは崩壊する運命にあるらしい。たとえば、日本の会社で導入された米国式会社経営や成果主義などだ。これらは欧米の文化に適しており、欧米人の脳は気持ちよく感じる制度である。一方、日本人の「仲間になりたい」が強い脳は不快に感じるという。確かに、成果主義がうまくいっている例を聞いたことはないし、自分も完全成果主義が自分の会社に導入されたら、居心地が悪いと感じると想像できる。なるほど。脳の機能は奥が深い。

本書は、脳の3つの本能をベースに、ビジネスにおいてリーダーになるためにはどのようなことに気をつければいいのか書かれている。著者は、リーダーになるためのヒントが書かれたビジネス書はたくさん出ている割に、立派なリーダーがたくさん登場しないのは、そもそも方法論に誤りがあるとバッサリと切っている。

ビジネス書をたくさん読んでいるのに、自分は何も変わってないと感じている人は、視点を変えたスキルアップができるようになるのではないだろうか。本書の後半では、あくまでも脳の機能から考えて、どのような行動をすべきかを解説している。「否定語を使わない」など、実践するのが難しそうな項目もあるが、心に留めておいて損はない。

今回は、このブログのテーマにあまり合わないけれど、いつもと異なる視点でソーシャルメディアを見ることができた本を紹介した。



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2009年05月02日

分かった!ソーシャルメディアが面白い理由

最近のWebサービスはソーシャル機能を付けるのが流行している。ソーシャル機能を付けたサービスで情報発信・共有するものをソーシャルメディアという。代表的なのは、SNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)やソーシャルブックマーク、ソーシャルニュースなどがある。ブログやミニブログ(マイクロブログ)なども広い意味でソーシャルメディアといわれる。どれも、サービス利用者が情報を発信し、それをユーザー間で共有することで、効率的に情報収集し、新たな情報価値を生み出す場となっている。

SNSの代表的なものとして、mixiやGREEというサービスがある。これらがなぜ会員を集められるのか不思議に思っていた。私自身、mixi以外にもFacebookやMySpaceなど複数のSNSを使っており、面白いと感じてはいるのだが、なぜ面白いのか説明できなかった。

これが、「ビジネス<勝負脳> (ベスト新書)」という本を読んで、理由が分かった。ちなみに、この本はソーシャルメディアについて調べようと思って読んだ本ではない。もっとがむしゃらにがんばる自分に変えたいと思って読んでみた。書評を書きたいくらいの良書ではあるが、今回は省略。機会があれば、別の記事で紹介しようと思う。

話を元に戻す。この本では、40年間にわたる脳神経外科としての著者の経験と脳の研究結果から、人が最高のパフォーマンスを出すにはどうすればよいかが書かれている。その中で、いくつか頭に残るフレーズがあった。

まず、「この世の中の構造や仕組みは、すべて人間の脳が考え出したもの」というフレーズ。そして、「脳が本能的に持っている欲求は3つしかない」こと。その3つとは「生きたい」「知りたい」「仲間になりたい」である。

ソーシャルメディアは人間が考え出したものである。そして、ソーシャルメディアは脳の「知りたい」「仲間になりたい」の2つを満たすものである。もうお分かりかと思うが、脳の3つの欲求のうち、2つを同時に満たすサービスがソーシャルメディアなのである。

例えば、ソーシャルブックマークのはてなブックマークであるWebページをブックマークしたとき、自分以外にも同じページをブックマークした人がいることに気がつく。その時、「自分以外にも同じことに興味を持つ人がいるんだ」とうれしく感じることがある。これは、脳の「仲間になりたい」という欲求をくすぐるものだ。さらに、自分と同じ興味を持つ人はきっと自分が欲しい情報を持っているに違いないと思うだろう。そうすると、その人がどのようなWebページをブックマークしているのか知りたくなる。まさに、脳の「知りたい」という欲求である。

そんなわけで、ソーシャルメディアは、脳がうれしく感じるサービスなので自然に人々に受け入れられるのである。なぜ受けるのか考える必要もなく、本能が欲しているのである。




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