2009年02月28日

軽い気持ちで投稿した記事が意外に受けた件など

今週の頭に投稿した記事「ブログってなんだろう」は、正直なところ何かを深く考えようとして書いたものではなかった。ソーシャルメディアというものを考える上で、そして自分がやっていることを整理するつもりで書いた。頭の中に思いついたものをひたすら文字にしていくという作業をした結果、できあがったのがこのエントリだった。正直なところ、読みにくい記事だと思う。でも、いつもより多くのアクセスをいただき、私自身が驚いた。

自分で言うのもなんだが、何のためにブログを書くのかについて、いいところを突いたような気がする。これはいい収穫だった。自分でもあやふやなままだった「ブログを書く理由」を整理できた。

そして、この記事をベースにしてもう少し整理したのが、次の日に書いた「ソーシャルメディアとマズローの自己実現理論」である。「ブログってなんだろう」では、思いがけず「マズロー」というキーワードが出てきた。うろ覚えだったものを改めて調べることで、さらにブログを書く目的が見えてきた。ただ、この記事はブログだけではなくソーシャルメディア全体の話として書いた。それは、ブログが自己アピールであるのなら、それは自分だけでは完結しないからだ。自分がいて他人がいる、そして複数の人の間に"つながり"が生まれる。この記事では"つながり"を重視して書いたので、人々のつながりの中で流通するメディアであるソーシャルメディア全体まで話を広げた。ここでは、ブログもソーシャルメディアの1つとして考えたわけだ。

そして次の日、「ブログは個人の意見の発表の場、かなり自由度は高い、ゆえに意見がぶつかる危険がある」という記事は少し異色だ。前回の記事のコメントに返信しようと思ったのだが、長くなりそうなので1つの記事にしてしまった。コメントを書いた人は、私にとって大事な人なので、本来ならきちんとその人にコメントを返すべきだったと思う。だが、コメントしたい内容は自分がブログに対して思っていることなので、あえて広く読んでもらうことにした。ほとんど私信なのだが他の人にも伝えたかった。ブログがソーシャルメディアであるからこそ、自分とつながりがある人に自分の考えをいろいろ知ってほしかったのだ。

そして、前回の記事「インスタントメッセージも使ってみようかな」では、ブログを超えて、自分のコミュニケーションの手段を増やしてみたことを報告。今まで避けてきたインスタントメッセージにチャレンジするという宣言である。宣言というと大げさではあるが、自分の気持ちとしてはそれくらい大きいことになっている。

チャット自体はいろんな人のブログなどを読んでいると、すでに普通に使われているサービスである。ウェブカムを使ったビデオチャットも普通に行われているようだ。本音をいうと、これらのツールを使いこなしている人がうらやましくて、私もいまさらではあるが使ってみようと思い立ったわけである。

インスタントメッセンジャーはいろんなものがあるが、とりあえずGoogle TalkとWindows Live Messenger、Skypeを自宅とオフィスのパソコンに入れた。さっそくチャットに誘っていただいた人もいる。この場を借りてありがとうと伝えたい。

チャットの利点は、短時間に濃密なコミュニケーションができることである。電話や会って話をするよりも濃厚な時間を過ごす場合も少なくない。人と人とのつながりを太くするのに最適なツールなのかなと思う。多人数を相手にしたコミュニケーションは難しいが、少数の特に1対1のインターネット経由のコミュニケーションとしては、これ以上のものはないと思っている。この分野は私にとって未知の分野であるので、インスタントメッセージとソーシャルメディアの関係をもう少し調べてみたいと思う。

ということで、今週は長めの記事をいくつも投稿してしまいました。今回の記事は1週間の書き込みを振り返るというものです。この形式も私にとっては新しいチャレンジでした。書いたものを振り返るのは、予想以上に頭の整理になります。たまにはこんな感じで記事を投稿するのも悪くないですね。

では、今回はここまで。

posted by やすお at 05:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月27日

インスタントメッセージも使ってみようかな

私はSNSやブログを通じてコミュニケーションをとってきました。それに限界を感じているわけではないのですが、あえて挑戦してこなかったコミュニケーションアプリケーションがインスタントメッセージをもう少しなんとかしようかなと思い始めました。もともと1対1のコミュニケーションよりもグループでわいわいとやるのが好きなので、1対1のコミュニケーションがメインとなるインスタントメッセージを使ってこなかったというのが正直なところです。

また、ずっと思っていたことなのですが、世の中にはSkypeを使っている人が結構多いです。Skypeとは電話線のかわりにインターネットを使って会話ができるインターネット電話アプリケーションです。Skypeユーザー同士であれば、通話料金がかかりません。また、テキストチャットもできるし、映像で会話することもできます。便利に使えるアプリケーションなので、テクノロジー系ブロガーは前から使っている人を多く見かけます。ブログのプロフィールにSkypeネームを記載している人もいます。

Skypeの存在は数年前から知っていたのですが、電話は苦手だし、チャットも苦手だったので、これまで手を出してきませんでした。無理に使うほどのものでもないのですが、コミュニケーションについて考えていると、リアルタイムのコミュニケーションを無視するわけにもいかず、今回のSkype導入となりました。

Skype以外にはGoogle TalkWindows Live messengerを入れてあります。自宅と会社の両方で使えるのは、今のところGoogle Talkだけですが、タイミングを見てSkypeとWindows Live messengerを会社のパソコンにもインストールしようかなと思います。また、Windows Live messengerは携帯電話からも使えるので便利かもしれません。iアプリで提供されているのがいいですね。まあ、評価できるほど使っていませんが。

もし、私の相手をしてやってもいいという方はご一報ください。このページの右側にメールアドレスが記載してありますので、そこから連絡を取っていただいて構いません。

では、今回はここまでにします。

posted by やすお at 04:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月26日

ブログは個人の意見の発表の場、かなり自由度は高い、ゆえに意見がぶつかる危険がある

ブログってなんだろう」という記事でいくつかコメントをいただきました。ありがとうございます。

いただいたコメントの1つに対して、最初はコメントで返そうと思っていたのだけど、長くなりそうなので1つの記事にしてみました。私のブログに対する思いを含めて書きたいと思います。

>ココログさん
コメントありがとう。

「ブログは書く人個人の自由の場だと思っています。」というのは、まさにその通り。私が言いたいことと同じです。私はそれを「自分をアピールする場所」と表現しました。自分が思っていること、感じていること、気になっていること、好きなもの・・・、何を書くかはブログオーナーの自由だと思います。いわゆる可愛らしいブログも含めて、何を発信するかは自由だと思っています。

世の中にはさまざまな考えを持つ人がいます。"さまざまな考え"の一つひとつが個々のブログになるのかなと思います。見方を変えると、1つのブログは1つの意見であり、たくさんのブログをまとめると、いわゆる"さまざまな考え"になるというわけです。

"さまざまな考え"の中には、誹謗中傷もあるでしょう。広い意味で、誹謗中傷や批判的なコメントも1つの意見です。自分が自由に意見を言える自由を持っているのなら、批判的なコメントもコメントする方の自由なのかなと思います。ただし、そのようなコメントに対してブログオーナーが真摯に対応することも大切かもしれませんが、何もしないという選択肢もあります。これもブログオーナーに与えられた自由かなと思います。

ブログは一方的な投げかけです。なので、誤解を生みやすいというのはその通りです。そういう意味で、ブログは難しいです。私も誤解をできるだけ少なくなるように書いたり、書きながら「これは誰かが不愉快な思いをするかな」と注意したりしています。でも誤解は絶対になくなりません。私は、最後には誤解されたり不愉快にさせたりするのを覚悟して、それでも自分の意見を通そうと考えています。自分の意見は、誰が何と言おうと自分の意見だからね。
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posted by やすお at 05:12 | Comment(2) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月25日

ソーシャルメディアとマズローの自己実現理論

記事タイトルはなんか難しそうですが、書きたいことは前回のポスト「ブログってなんだろう」の続きである。何の整理もしないまま、ただ自分の頭の中を実況中継しただけの記事だったが、多くの人にアクセスしていただいた。非常にありがたいことである。

今回は少し整理しながらも、この段階ではどのような結論になるのか決めないまま、脳内にたまっている自分の意見を書き記していこうと思う。

前回のポストで、マズローについて触れた。書きっぱなしもなんなので、少し調べてみた。ウィキペディアによると、私が説明したかったのは「マズローの自己実現理論」というものらしいということが分かった。人間は自己実現のために努力をする生き物であり、自己実現に至るまでに、段階的な欲求が人間にはあるという理論だ。「マズローの欲求段階説」ともいうらしい。

マズローが分類した人間が持っている基本的な欲求というのは、低次から挙げていくと下記になる。低次の欲求を満たしながら、最終的に自己実現を果たすというものだ。

  1. 生理的欲求
  2. 安全の欲求
  3. 所属と愛の欲求(社会的欲求)
  4. 承認の欲求(自我の欲求)
  5. 自己実現の欲求

詳しい説明はウィキペディアなどを見ていただくとして、前回のポストではブログを書く理由を、自分を誰かに知ってほしいという欲求からくるものだと説明した。マズローの基本的欲求の「承認の欲求」または「所属と愛の欲求」あたりを満たす行為であると言える。3〜4番目の欲求を満たすためということは、それなりに基本的な欲求を満たしている人が、自己実現のためにブログを書いているともいえる。ブログに限らずSNSやソーシャルブックマークなど、いわゆるソーシャル系サービスをなぜ利用するのかという答えにもなるかもしれない。

ということは、自分が自分であるために、ブログなどを使って人とかかわりを持つのだろうか。SNSを使うのだろうか。正直なところ、自己実現の欲求を満たすことができるブログサービスやSNSといったソーシャルメディアはまだ存在していないように思える。

次世代のソーシャルメディアは、人と人がつながるだけではなく、コネクトした上で、ソーシャルグラフ上にいる人たち同士が相互作用し、しかも個々が自分らしさを表現するためのサービスになっていくのだろう。思い切り抽象的に書いてしまったが、まだ存在しないサービスなのだから具体例を挙げようにも挙げられない。少なくとも、友達のたまり場にはならないし、単なる仕事場をインターネットに置いただけのものにもならない。きっと、自己実現の欲求を満たすサービスを実現するのは、インターネットの中だけでは無理のような気がする。実世界のサービスもからめたものになるのではないかと思う。

このようなサービスのプラットフォームになるのは何かなと考えた時、ブログとSNSは外せない要素だと思う。だからこそ、ブログサービスはソーシャル機能の強化に自然と向かっていっているのだろう。一方、SNSはどうだろうか。まだ、人と人をつなげる機能、つまりソーシャルグラフを構築する機能も十分とは言えない。自己実現の欲求を満たすためのソーシャルグラフ構築には不十分という意味でだ。次世代のSNSは人と人のつながり方でイノベーションが必要かもしれない。

かなり抽象的になってしまった。マズローの欲求段階でソーシャルメディアを考えると、こんな感じになる。おそらく、別の切り口でソーシャルメディアを見ると、別の結論が出るだろう。実際に、次世代のソーシャルメディアが登場したとき、最初はたくさんのサービスが乱立するだろうが、最後は何が万人に受け入れられるのかはまた別の話になる。将来はどうなるかまったく予想できない。1つ思うのは、ビジネスは人がやっている以上、人の欲求に従うしかないのかなということ。こう考えれば、将来登場するサービスは、利用者にとって気持ちがいいものになることは確かだろう。どんな低次の欲求でも満たされた時はうれしくなるからね。

では、今回も長くなるので、ここで失礼します。

posted by やすお at 01:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | オピニオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月24日

ブログってなんだろう

ブログを書いている私が、こんなタイトルのポストをするのはおかしな話ではある。別にブログで悩んでいるわけではないのだが、改めてブログとはなんだろうかと考えてみたい。今回は、タイトルを先に決めて、つらつらと書き始めた。何も準備をしないで、たらたらと思うところを書いていこうと思う。って、いつもと同じかと思うかもしれないけれど、いつもより行きあたりばったりで書いていこうと思う。編集前のビデオのように読みにくいところが出てくると思いますが、ご了承ください。

では、始めます。

インターネットでやることと言えば、Webサイトでさまざまな情報を入手できるところから始まり、次に一般の人々がホームページと呼ぶWebサイトを制作できるようになった。情報発信がマスコミなど一部の人々に与えられた特権であったが、一応、一般人も情報発信者となれるようになった。インターネットをコミュニケーションに使う黎明期である。ただし、コミュニケーションといっても、情報発信者から受け手に対して一方通行のコミュニケーションが主流であった。

さらにWeb技術が改良されて、インターネットでショッピングができるようになった。企業内でもインターネット技術が使われ始め、企業で使う業務アプリケーションがどんどんWebアプリケーションに変わっていった。情報発信のWebサイトが、まるでパソコンのようにアプリケーションを動かす場所へと変化した。

同時に、コミュニケーションのWebも進化した。大きなのはブログの登場であり、個人の情報発信をより簡単にした。Webアプリケーションの進化もコミュニケーションへと向き、mixiやFacebookといったSNSで友達関係を構築するWebアプリケーションが登場した。

ここまでくると、インターネットでの人々の活動は実世界の活動となんら変わらなくなってくる。日常の仕事や買い物、友人との語らいがそのままインターネット内で繰り広げられているだけだ。インターネットが実世界と異なるのは、自分が何か活動をしないとネットだけでつながっている人は、生きているのかどうかさえ分からないこと。ブログの更新は分かりやすい例で、ブログの更新が途絶えれば、何かあったのだろうかと心配する人が出てくる。

なので、インターネットの住民は、自分から何かを発信し続けることが大切になってくる。何でもいい。自分の存在を示すものを発信しないといけない。もっと言うと、最初から何も発信していない人は、インターネットというもう1つのリアル世界では存在していないのと同じことになってしまう。

なんとなくではあるが、ブログを書くという行為は、自分の存在をアピールするためなのかなと思ってきた。もちろん、ブログを書いている人の中には、世のため人のため、役に立つことを調べて、分かりやすく解説する人もいるだろう。そのような人は、自分の存在をアピールするためだけにブログを書いているのではないと反論する人がいるだろう。

でも、ちょっと考えてもらいたい。人には他人から認められたいという欲求がある。マズローかなんかだかのヤツだったと思う(違ったらすいません。行き当たりばったりで書いているのであえて調べていません)。その基本的な欲求を満たすためにブログを書いているのではないだろうかと。そういえば、Twitterというつぶやきを投稿するミニブログが登場してから、ブログを書く人が減ってきているのではないかという意見がある。ブログが自分の存在をアピールするのがメインであれば、ブログよりも簡単なTwitterのようなミニブログを使う理由は分かる。Twitterの方が簡単に情報発信できるし、つぶやきを見てくれる人(自分の存在を感じてくれる人)の数は通常のブログより多いだろう。Twitterでのつぶやきの方が自分の欲求を満たすのに効率がよいのだ。

ブログも自分を認めてほしいという欲求を満たすためのものなら、ブログもコミュニケーションツールの1つといえる。確かに、ブログにはコメント欄もあるし、トラックバックで他のブログともつながりを持てる。立派なコミュニケーションツールに違いない。

そういえば、ブログサービスにはSNSのような機能を持っていることが多い。アメブロはアメンバーという会員組織をつくり、ブログにペタという足跡を残したり、アメンバー同士でメッセージを交換できたり、プレゼント(バーチャルギフト)を送ったりできる。また、ブログの読者(アメンバー)になって、アメンバー限定の記事を読んだりできる。

アメブロ以外にも、ここでお世話になっているSeesaaでも、このブログの読者になる機能がある。Livedoorブログやココログにも似たような機能がある。ブログが人とのつながりを求め、その正常進化系としてSNS機能を備えていったように見える。だんだんブログとSNSの境目がなくなってきた。これらが完全統合された時には、ブログやSNSはどのようなサービスになっているのだろうか。

SNSについても、「なぜ人はSNSを使うのか」について考えてみようと思う。

では、今回はここまで。
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posted by やすお at 03:46 | Comment(6) | TrackBack(2) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月21日

アメーバでも仮想世界が始まった−アメーバピグ

仮想世界はなかなか成功しない。だが、そこにチャレンジする企業はいる。アメーバブログを運営するサイバーエージェントは疑似3次元の仮想空間「アメーバピグ」を提供しはじめた。ユーザーは自分自身のアバターを作成して、仮想空間内を歩き回れる。用意されている空間は、渋谷や代々木公園、浅草など、実際の日本の場所を模している。

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まだ始まったばかりなので、中にいるユーザーは何をやっていいのか混乱しているようだ。とはいえ、一部は仮想空間内でチャットなどを始めており、仮想空間に慣れている人も一定数はいるようだ。

3次元の仮想空間といえば、リンデンラボのSecond Lifeが有名だ。2年くらい前だろうか、多くのマスコミに取り上げられ、さらにIBMや日産自動車など大手企業がSecond Life内でマーケティング活動を始めたものだから、当時は、すべてのものが3次元仮想空間に吸い込まれていくかのようだった。当時の私は、3次元仮想空間は失敗する。Second Lifeがもてはやされるのは、3次元空間の物珍しさであって、実経済とは結び付かない。また、パソコンのディスプレイという中で3次元空間を表現することと、実際に3次元であるかのように歩き回る操作をすることは非常に難しい。だから、一過性のブームであって長続きしないと言っていた。そして、その通りになった。

今回のアメーバピグも似たような仮想空間サービスであるが、ユーザーに定着するかどうか判断するのは早い。アメーバピグの場合は、完全な3次元空間でのサービスではないこと、つまり、3次元空間のように見えるが、実際には2次元の処理でしかないゆえに、完全3次元空間でのアバター操作よりも簡単になる。しかし、私が操作したところ、それほど自由には動かせなかった。チャットもどうしていいのか分からない。発言は容易にできるので、どちらかというとTwitterに近い状態になっている。

今度こそ仮想空間サービスが普及するのか、アメーバピグで試されている。アメブロ登録者(アメンバーという)はすでにたくさんの人がいる。なので、アメーバピグに入れる人の絶対数は多い。この会員数をエンジンにして、一気にサービスを盛り上げることができるかがキーになる。どうなることやら。

今回はここまで。では。



posted by やすお at 05:49 | Comment(0) | TrackBack(1) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月20日

この水を飲めますか?

今日は社会問題みたいなものを考えてみたい。インターネットで世界中のメディアに接触していると、日本にいてはまったく知ることがないことに出会う。今回は"水"についてである。私のような日本在住の日本人と、世界のどこかに住んでいる人々との水に対する感覚の、大きな大きな大きな、とてつもなく大きな差についてである。

ここで1つのビデオを紹介する。英語の動画であるが、言いたいことは映像だけで伝わる。「Would YOU Drink This?」と問いかけられたら、あなたはどう答えるだろうか。



私はここできれいごとを言うつもりはない。この映像を見た後でも、「Would YOU Drink This?」と聞かれたら「No!」と答えるだろう。多くの日本在住日本人の回答ではないだろうか。

水に関して言えば、地下鉄の車両で流れている「東京水」の広告がある。東京水とは高度浄水処理された水道水のこと。私は東京都民ではないので、東京の水はほとんど飲む機会はないのだが、昔と比べるとかなりおいしくなったそうだ。そういえば、たまに会社で薬を飲むときに水道水を飲むことがある。少なくとも我慢して飲むといった感覚はない。おいしいとは思わないけれど、薬を飲む程度ならまったく問題ない。

さて、日本では水道水の水がおいしいかどうかを議論する。飲めるかどうかではない。"飲める"のは当たり前で議論の余地はない。水道局の努力により、日本の水は"飲める"状態にあるのだ。だが、残念ながら日本以外の国や地域では、安心して飲める水が不足しているところがある。泥水と言ってよさそうな水を飲料用としているところもある。これでは健康に影響が出て当然だ。人間の体の半分以上は水である。安全な水を得られないということは、命の半分を削られているようなものだ。これは非常に悲しい出来事である。だが、現実なのだ。

そして、ここでもソーシャルメディアが活躍した。Twestival(ツウェスティバル)というイベントが世界各国で実施された。Twitterを使っている人向けのイベントで、安全な飲み水に恵まれていない国の人たちに持続的にきれいな飲み水が得られるシステムを提供するNPO団体チャリティ:ウォーターの募金が目的だった。イベントが開催されたのは2009年2月12日。日本では準備不足のため、思ったより募金を集められなかったそうだ。一方、海外ではそれなりに盛り上がっていたようだ。イベントの模様は下記の映像を見てもらいたい。





人と人をつなげて大きなパワーにする。これはソーシャルメディアの得意とするところだ。Twitterだけでなく、SNSなどの他のソーシャルメディアも続いてほしい。1つのきっかけが大きな動きになる。これがソーシャルメディアの面白いところなのだから。

今回はここまで。では。

posted by やすお at 04:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | Twitterなどミニブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月19日

ソーシャルメディアを使ったゆるい情報共有は、社内情報システムとしても案外使えるのかもしれない

前回の投稿「社内調整を効率よくするために少し考えてみた」で、ソーシャルメディア・アグリゲーション・サービスのFriendFeedのように、さまざまな人のネット上での振る舞いを1つにまとめて情報共有をすると便利かもしれないと書いた。FriendFeedの企業向けバージョンがあれば、関係者の情報共有とコミュニケーションを次世代のものにできそうな気がするのだ。

情報の配信方法をストリーム1本に絞ることで効率化を狙うわけだ。ただし、現在のFriendFeedを見ていると、そう単純にはいかない場合もある。それは、関係者がもともと多い場合だ。FriendFeedでフレンドのストリームを購読していると分かるのだが、やたらと情報が流れてくる。自分が興味を持っている人の情報なので、まったく興味がないわけではないが、忙しい中、なかなかすべてを見るのは難しい。

社内情報システムに用途を限れば、仕事の情報だけが流通するようになるので、FriendFeedほどノイズが乗る心配はないかもしれない。なお、一般的にノイズが多いと思われているFrinedFeedであるが、ノイズばかりだったのは昔の話で、今ではそれなりに対策がなされていて、ずいぶんマシになっている。まあそれでも、まだ何らかのフィルタ機能やレコメンド機能が必要なのだろうけど。

個人的には、ソーシャルメディアは個人と個人、または個人と集団がゆるくつながっているくらいがちょうどいいと思っている。適切なギブ・アンド・テイクの状態と言っていいし、適切な持ちつ持たれつの関係と言ってもいい。相手または集団に対して過度な期待や依存をしないし、自分が相手または集団に過度なコミットをしない関係である。

きっちりとした情報共有というわけにはいかないので企業内の情報共には向かないと思いがちだが、はたして企業内の情報共有はそもそもきっちりしているのだろうか。社内にグループウエアを導入したが誰も掲示板に書き込まない。ログインする人も少ない。そう嘆くシステム担当者は少なくない。ということは、IT化したところできっちりと情報共有できるわけではないのだ。だとしたら、きっちり伝えるよりも、必要な人にもれなく情報にコンタクトできる状態にしておくことが重要ではないだろうか。「俺は知らねぇ」と言っている人には本当に情報が伝わっていないことだってある。担当者が隠していたわけではなく、限られた時間の中で説明しきれなかった情報だってあるだろう。

ソーシャルメディアで必要な情報をできるだけ公開していく、どんな形であれ公開さえしておけば、「俺は知らねぇ」と言う人に対して、「きちんと公開していますよ。見てない方が悪いんです」と説明できる(実際にこう説明できるかどうかは相手次第であるが)。できるだけ公開する手段として、前回の記事ではFriendFeedのようなストリーム型配信ができるサービスが有効ではないかと書いたわけである。

関係者がつながる仕組みとしてはSNSという方法もある。社内SNSを導入している企業もあるだろう。また、企業向け業務アプリケーションをSaaSで提供しているSalesforceはFacebookのフレンド情報とリンクさせたり、IBMは同社のクラウドサービス「LotusLive」でビジネスSNS大手のLinkedInと連携を目指したりしている。今後は、社内の情報システムと社外のSNSをどう連携させるかが情報共有または他社とのコラボレーションにおいて重要になってくるだろう。

◎参考記事

フラット化する世界を持ち出すまでもないが、これからは仕事で中心に置かれるのは個人になる。個人をベースに仕事(タスク)が動き、個人と個人のつながりを示すソーシャルグラフに含まれる人々が、大きな仕事(プロジェクト)を進めていくことになる。これまでは、大きな仕事は組織が動かしていたが、組織の役割は薄まる。管理職の役割も変わるだろう。

情報共有の方法が変わるから仕事のやり方が変わるのか、仕事のやり方が変わりつつあるから情報共有の手段も変えなければならないのか、これはどちらが正解なのかは分からない。変わらないのは、仕事自体は人がやるものであり、人と人の間で何らかの情報交換がなされていること。これを効率化できるものは何かと言われたら、現時点ではソーシャルメディアと答えるしかない。人が仕事をしている間は、ソーシャルメディアの存在は大きいままでいるだろう。

最後は抽象的な話になってしまいました。
では、今回はここまで。

posted by やすお at 01:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月18日

社内調整を効率よくするために少し考えてみた

社内の情報共有はものすごい力と気を使う作業だ。特に組織が大きくなればなるほど、何か仕事を進めるために社内の関連部署を走り回る社内調整にかかる時間が必要になる。これを怠ると、せっかくリリースまでこぎつけたサービスでも、「俺は聞いてねぇ」の一言で振り出しに戻される。モノポリーで「Go to Jail.」に止まってしまったようなものだ。そこから抜け出すには決して安くはないコストを支払わなくてはならない。

では、どうすれば社内調整をスムーズに行えるのか。正直なところ最適な解はない。あるとすれば、「俺は聞いてねぇ」という発言をさせないことなのだろう。これには、社内のステークホルダーに対して、適切なタイミングで適切な情報を提供することに尽きるとおもう。まあ、この作業を社内調整というのだろうけど。

で、これを効率よく実施するのが難しいので、どうしようかということだ。話がぐるりと回ってしまったが、社内調整で走り回る人の努力だけではどうにもならないと思う。個別にキーマンと接触し、その時は適切なタイミングで適切な情報を提供できても、キーマンの助言(たいていは余計なお世話だが)を反映させていくと、また最初から個別に説明をしなければならなくなる。これは「俺は聞いてねぇ」よりもたちが悪いかもしれない。キーマンの助言(たいていは本人が仕事をしたという満足のために言う戯言であることが多い)に罪はない。重要な指摘だってあるだろう。しかし、重要(だと思われる)助言(条件)が矛盾したものになっていて、あちらの顔をたてればこちらが立たず、なんてことにもなりかねない。

キーマン同士がすり合わせをしてくれればいいのだが、それを期待するのは無理だ。ということで、社内調整に走る人が、キーマン同士のすり合わせをするようになる。もともと相容れない条件であることがほとんどなので、うまく妥協案をみつけなければ、何も先に進めない。そして幸運にも妥協案が見つかっても、今度は別の人が「俺はそんな話になるとは聞いてないし、了承した覚えもねぇ」と言い出すかもしれない。こうして、社内調整サイクルだけが、良質のPDCAの正反対の向きに回っていく。当事者だけが疲弊していく恐怖のスパイラルだ。

このスパイラルを発生させないためには、情報共有のやり方にもう少し知恵を出さねばならないと思う。先ほど、適切なタイミングで適切な情報を提供することが重要だと書いたが、ここにもう1つ、「関係者全員に対して同時に周知する」というのを加えなければならないと思う。

この「関係者全員に対して同時に周知する」は、アナログの世界であれば、全員が1か所にあつまる"会議"を開催することで実現できた。もちろん、ステークホルダー全員の日程を調整するのに骨を折らなければならないのだが、個別に意見を調整するよりはやりやすい。そして、日程調整のために費やされる時間でビジネスのスピードはどんどん落ちていく。

ここまで書いて、まったく救いがないじゃないかと思うかもしれない。確かにその通り、現状のままでは、ステークホルダーの数が増えれば増えるほど、ビジネスのスピードは落ちる。少人数のベンチャー企業の動きが速くて、大企業の動きが遅いのはこういった理由からだ。大企業もベンチャー企業を見習って、少人数のチームでプロジェクトを組んでビジネスを遂行したりしているが、結局、経営陣が余計な口を出すはめになってしまい、うまくいかない場合が多い。うまくいっているように見えても、もともと社員が少ないベンチャー企業には意思決定のスピードはかなわない。

結局、何かプロジェクトに関する情報は1か所にまとめて配信し、それを関係者が必ず見るというオペレーションにしなければならないのかなと思う。昔はグループウエアの掲示板を使ったが、掲示板には、アクティブに見に行かなければ情報を得られないという欠点がある。現在は、掲示板よりもRSSなどを利用してあたかもプッシュ配信されるように情報を得る方式の方が便利だろう。

ちょっと分かりにくくなったと思うが、具体的なイメージはFriendFeedである。FriendFeedとはソーシャルメディアのアグリゲーションサービスである。自分が投稿したブログへのリンクやDelicious.comやはてなブックマークにブックマークした記事、お気に入りのYouTube動画、Twitterでのつぶやきなどなど、さまざまな情報を1つのストリームという形で配信できる(ちなみに私のFriendFeedストリームはここ)。流れてきた情報に対してコメントをつけることもできる。これのエンタープライズ版があれば、適切なタイミングで適切な情報を、関係者全員に対して同時に周知させることが可能になると思う。

問題は適切な情報を確実に伝えられるかであるが、ここは人の方の意識を変える必要があると思う。ストリームに流れたものは全員が見たとみなすか、ストリームの中でなんらかの意識統一がなされた場合、議論をひっくり返すような行為を認めないとか、なんらかのルールが必要になってくる。

たいていの議論は大方の賛成があれば進めて問題になることはない。国連だって多数決で決議している。まあ、国連は拒否権を持つ国があるので、すべてが多数決になるわけではないが、これもやり方次第だと思う。企業版FriendFeedに拒否権を持つことができるユーザーアカウントを設定するだけで、たとえば、誰が何と言おうと社長の了承がなければ先に進めないようにするという運用ルールにできる。

今回の投稿は長くなってしまったが、社内調整という仕事はこれまでなかなかIT化されなかった。これが、ソーシャルメディアの技術を活用することで、ある程度までIT化できるのではないかと思ったわけである。大きな組織であっても、意思決定のスピードを上げられるようになるのではないかと予想できる。そうしたら仕事をしている人は喜ぶよね。

余計な気を使わなくてもすむ世界が早く来てほしいものである。

では。今回はここまで。

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2009年02月17日

クラウドコンピューティングは期間限定イベントと相性がいい

Facebookで大量のバレンタインデー告知をさまざまなアプリケーションから受け取ったからというわけではないが、少し気になったことがあったのでメモを残しておこうと思う。

バレンタインデーに限らず、クリスマスなど期間が決まっているイベントは1年間にたくさんある。まず疑問に思ったのは、Facebookの中にはバレンタインデーやクリスマス専用のアプリケーションがあることだ。クリスマスのアプリケーションが使われるのはいわゆるクリスマスシーズンだし、バレンタインデーだったら2月14日の前後2日くらいしか使われない。はたして、アプリケーション開発者はこれで利益が出るのだろうか。

もちろん、イベント期間中は多くの利益を生んでいるのだろうが、1年を通すと、アプリケーション単体では利益を生まない期間の方が圧倒的に長い。しかも、クリスマスやバレンタインデーについては競合となるアプリケーションも多くなるので、1つのアプリケーションが得られる利益も小さくなってしまうのではないだろうか。あくまでも想像の範囲なので、別の儲け口がきっとあるのだろう。

さて、アプリケーションの利益の出し方以外にも、気がついたことがある。どちらかというと、クラウドって便利だなと思ったことについてだ。

クリスマスやバレンタインデーのように、期間が決まっているイベントに対して、インターネットで何らかのサービスを提供する場合、どれだけのITリソースを確保すべきかが頭を悩ます問題となる。もし、期間限定イベントを事業者のITインフラだけで賄おうとしたら、アクセスがピークになる日に合わせてWebサーバーの台数を確保しなければならない。なので、確保したサーバーはイベント期間が過ぎると、単なる電力を消費する地球にやさしくないサーバーになってしまう。イベント期間中はダウンしそうなほどがんばって稼働したとしても、来年になるまで無用の長物になってしまう。

サーバー自体は別の用途で使うこともできるし、1事業者で1つのアプリケーションしか運営していないことはないと思うので、話はここまで単純ではないと思うが、1年を通じて考えると、どうしても無駄が多くなる。サーバーを転用するにしても、設定変更などでコストがかかってしまう。

もう結論は見えているとは思うが、これがクラウドなら柔軟にITリソースを調達できる。クリスマスシーズンのみ、バレンタインデーの前後2日間のみ、Webサーバーを借りることもできそうだ。クラウドサービスを提供している企業にはアマゾンやグーグルがある。これらの企業がどれくらい柔軟に構成変更を許しているかは、サービスごとに異なると思うので各自でお調べいただきたい。クラウドコンピューティングの理想をいえば、1日単位で柔軟にできているとうれしいところだ。

クラウドサービスで便利になるのは、期間限定イベントで1年に1回しか盛り上がらないアプリケーションでも、自社でITリソースを用意する場合と比べて格段に低コストで運営できることだ。また、自社でITインフラを用意できない企業でも、全世界を相手にサービスを提供できる。

問題は、同時に期間限定イベントを1つのクラウドで動かされた場合、クラウド自体がダウンしてしまわないかということ。これも想像ではあるが、クラウドを構成するサーバーは日々増えているだろう。ハードウエアの調達コストはソフトウエアの開発に比べて安く済む時代だ。しかも、サーバーマシンは日々性能を上げており、サーバーを設置するスペースはそのままでも、昨日よりは今日の方がより高いコンピューティングパワーを提供できるようになっている。アプリケーションが増えて必要なITリソースが増加する速度と、クラウドで提供できるコンピューティングパワーの増加速度を比べると、後者の方が速いのではないかと想像する。もし仮説が正しかったら、クラウド全体がダウンすることはない。となれば、クラウド自体、堅牢性が高いともいえるのではないだろうか。

さまざまなところで、2009年はクラウドの時代がやってくると言われている。前にも書いたが、IT利用の方法は、集中と分散を繰り返す歴史になっている。クラウドコンピューティングに向かうということは、これまでにクライアント・サーバースタイルのIT環境からホスト中心型コンピューティングへの回帰ともいえる。今回のクラウドの時代がどれだけ続くのか楽しみだ。自分がその時代(今ならクラウド時代)にどっぷりとつかっていると、この時代が永遠に続くように思える。今でも、クラウドの時代はものすごく長期間になりそうな気がしているが、将来は分からない。でも、しばらく続くクラウドコンピューティングの時代で、クリスマスやバレンタインデー、ハロウインなどをもっと楽しめるようになった。これからは、七夕や花見など日本の期間限定イベントもクラウドを通じて提供されるかもしれない。

細かいイベントをたくさん仕掛けられるので、小売店など流通業などはドンと乗っかってもいいかもしれない。きっと新しい商圏が見つかるのではないだろうか。

ちょっと、話が脱線してしまったが、今回はここまでにする。

では。


◎参考記事


posted by やすお at 02:50 | Comment(1) | TrackBack(0) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月14日

MySpaceとFacebookの戦い−動画を制するものが勝ちなのか

熾烈な戦いをしているSNSの2巨頭。決着はどのようにつくのだろうか。まあ、決着と言っても、どういう状態になったら勝ちなのか判断基準があいまいなところがあるのでなんともいえない。判断材料としては、どちらも民間企業であるので、売り上げまたは利益が多い方が勝ちとした方がいいのだろうと思う。株式の時価総額で比べる手もあるが、Facebookが非公開企業であるので、簡単には2サービスを比較することはできない。

では、売り上げがまたは利益を最大化できるところという観点で見てみよう。TechCrunchの記事「MySpaceの方がユーザーの滞在時間は長い」によると、ユーザー滞在時間が長い方はMySpaceとある。これは納得できる結果だ。MySpaceではフレンドになっているアーティストの音楽を聴いたり、動画を視聴したり、平気で5分から10分くらい滞在していることは珍しくない。

1ページの滞在時間が伸びると、それだけ広告を露出する時間が増え、視聴者に何かを意識させたりできるし、広告をクリックしてもらえる確率も高くなる。なので、少し前のWebサイトからは動画コンテンツをWebサイトに載せるようにしていることが多い。動画をしっかり見るユーザーが増えると、その分、ページビューが減ることになるのだが、最近はあまりページビューを重視していないらしいので、動画は広告を露出させるためのいい撒き餌になっているわけだ。

MySpaceはもともとリッチメディアポータルを目指して、音楽や動画を集めてきた。これが地道に効いてきたようだ。一方、Facebookには滞在時間を増やすコンテンツがあるのだろうか。候補となるのはアプリケーションで提供されるゲームだろうか。私はゲームをしないので、Facebookのゲームアプリがどれほど売り上げや利益に貢献しているか分からないけれども、音楽や動画にはかなわないような気がする。今のところ、Facebookでの音楽は、iLikeアプリケーション頼みであるし、動画にいたってはYouTube頼みである。

とまあ、そんなことを考えながらもMySpaceとFacebookを楽しんでいる。個人的には、音楽を聴きたいときはMySpaceを立ち上げっぱなしにして、フレンドリクエストをもらったアーティストのプロファイルページを表示したまま音楽を聴いている。別のWebブラウザでは自分がやりたいことをやっている。Facebookを立ち上げていることもあるし、ブログを読んでいることだってある。その場合もMySpaceの音楽が流したままだ。

そういえばmixiもなんかmixiラジオなんてものがあったと思うのだけど、きちんと機能しているのだろうか。私は、なんか中途半端なサービスのように思えたので、今はまったく使っていない。Mixiは広告モデルなので、大量の人を長時間引き止めておかなければならない。そのためのmixiラジオだと思うのだが。うまくいくといいなとは思う。

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2009年02月14日

Yammer、SaaSを許さない企業にソリューションを提供

YammerLogoColorSmall.jpg企業内マイクロブログサービスのYammer(サービス概要は「仕事で使うTwitterになるか − Yammer」を参照)が、大企業を想定したIT環境に対応する。これまで、Yammerは、SaaSという形でサービスを提供していた。これは、社内のユーザーが社外のYammerサーバーにアクセスしてサービスを利用し、書き込みの内容も外部のサーバーに保管される。これが、Yammerのサーバーを社内(ファイヤウォールの内側)に配置できるようになることで、社内イントラネットに閉じた環境でサービスを利用できるようになる。

企業によっては、セキュリティポリシーで外部のWebサービスの利用を禁止している場合がある。そのような場合でも、これからはYammerを導入できる。私はYammerもTwitterもコミュニケーションインフラだと思っている。Twitterは個人が個人的に楽しむサービスだ。一方Yammerは企業内の比較的軽い話題でコミュニケーションするためのサービスである。どちらもマイクロブログサービスであるが、Yammerは企業内という閉じた空間でサービスが提供される。そして、企業向けのサービスであれば、セキュリティが重視されるので、Yammer専用サーバーを社内ネットワークに配置できるようになれば、システム担当部門は導入してもいいと思うかもしれない。

また、Yammerが提供するAPIを駆使することで、さまざまな社内システムと連携させることが可能になるのもYammerの利点だ。たとえば、グループウエアや社内SNSと連携させて、簡易ではあるが記録にも残せるマイクロブログを利用するコミュニケーション機能を、既存の社内システムに組み込むことができる。チャットとブログの中間ぐらいのコミュニケーションができるのがマイクロブログのいいところである。議事録をリアルタイムで記録しながら会議をするようなものである。CSRやコンプライアンスの問題があるので、社内の情報を記録しておくのにYammerのような社内マイクロブログサービスは最適なので、これから流行るような気がする。

さて、企業向けのサービスということで、Yammerサーバーを社内ネットワークに設置できることを話題に取り上げた。もしかすると、Yammer以外のサービスでも同様のサービス形態を提供しているかもしれない。表のサービスメニューにSaaS以外の提供方法を載せないだけかもしれない。Yammerはこの提供方法を目立たせただけかもしれないが、それはそれでマーケティングがうまくいった証拠ともいえる。シンプルな機能を提供しているだけあって、将来性には期待したいものがある。Twitterみたいに何年も期待させて、ビジネスモデルが見つからないというようにならなければいいのだが、企業にターゲットを絞ることで逆にマネタイズしやすくなっているようだ。

このつかみどころがないYammerというサービス。ブレイクするかどうか、2009年の活動がキーになる。

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2009年02月13日

いまさらだけどOffice Live Workspaceを使い始めた

何をどうしてそこにたどり着いたのか分からないけれど、いつの間にかOffice Live Workspaceにサインアップしていた。サインアップしたのはいいけれど、そのまま放置していたので、マイクロソフトから「もうちょっと活用してみなよ」みたいなメールが届いていたので、試してみた。結論から言うと、使えるサービスだと思う。

Office Live Workplaceは作成したドキュメントをオンラインで保存したり、同僚と共有したり、ドキュメント以外にもTO-DOリストなどを共有できるサービスである。グーグルのGoogle ドキュメントZohoのビジネスアプリケーション群と似ているが、ドキュメントの作成をローカルのPCにインストールしたWordやExcelを使うところが異なる。Google ドキュメントやZohoは、オンラインで作業できるところが特徴である。

私はこのブログでさまざまなWebサービスを紹介しているが、Webが万能だとは思っていない。むしろ、ローカルのパソコンのCPUパワーが強力で、メモリーやハードディスク容量を十分に搭載している環境では、WebアプリケーションとローカルのPCで処理させることを適切に分散しておくべきなのかなとも思っている。

私はこのブログを書くのにWordを使っている。ブログの記事なので特にWordで装飾などはしない。テキストエディタとしてWordを使っている。もちろん、GoogleドキュメントやZoho Writerを使ってもいいのだが、ローカルにインストールしてあるWordだと、入力中に日本語の間違いや英単語のスペルミスを指摘してくれるので、便利に使っている。また、文字入力も速い。Webアプリケーションでも同様の処理をさせることは可能だが、どうしてもレスポンスが犠牲になる。

ただし、ローカルのPCだけで作業するのは、これはこれで不便がある。たとえば、会社のPCと自宅のPCでデータを使いまわしたい時だ。ローカルな環境だけでは、会社で作成したドキュメントファイルをメールで送るか、USBメモリーに保管するなどしなければならない。ファイルの複製を作成することになるが、これは気をつけないとどれが最新なのか分からなくなる。これを解決するために、オンラインのストレージにすべてのデータを保管しておくことがよくある。データは一か所に保管し、自分はどこからでもアクセスできるようにしておくのが最近のドキュメントを扱う仕事のやり方のトレンドである。

Office Live Workplace+Microsoft Officeの組み合わせは、Webアプリケーションとローカルアプリケーションのいいとこ取りをしたようなものだ。ドキュメント作成はWordやExcelを使うが、保存するときはオンラインストレージにアクセスする。そして、オンラインストレージのアクセスは、パソコンのハードディスクに保存するのと手間は変わらない。このユーザーインタフェースも悪くない。

しばらくはこの環境でブログを書いてみようと思う。ブログを読む方にとっては、私の文書作成ツールの使い方が変わったことはまったく関係ないですが、裏側でやっていることを想像してみてください。

posted by やすお at 03:57 | Comment(0) | TrackBack(1) | IT業界動向 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月10日

バーチャルギフトは体に良い?

プレゼントとして食べ物を贈ることはよくある話だ。最近減ったもののお歳暮やお中元としてビールや高級ハムなどを贈るのは定番だ。そして、2月14日はお菓子メーカーが仕組んだバレンタインデーである。日本では女性から男性にチョコレートを贈る習慣がある。まあ、説明するまでもないだろうけど。

このチョコレート、高カロリーのため食べすぎはよくない。もっとも、よほどの人でなければ食べすぎを心配するほどもらうわけではないので問題はない。義理チョコの習慣もここ数年でかなり減ってきた。今年は不景気の影響を受け、さらに義理チョコが減るにちがいない。

話が脱線した。ここで言いたいのは、バーチャルギフトとしてチョコレートを贈ってはいかがだろうかという提案である。もちろん、本命チョコはリアルのものでリアルに渡せばいいと思う。問題は義理チョコである。義理というからにはそれなりの気持ちも入っていなければならない。しかし、このご時勢では義理チョコにかけるコストは最小限にしたい。そんなところだろうと思う。

バーチャルギフトはSNS内で贈られるギフトのことで、リアルなものを贈るわけではない。リアルなモノの代わりにデジタル画像を贈る。日本のSNSではGREEやモバゲータウンが有名だろう。海外のSNSではFacebookが有名である。もちろんこの他にもバーチャルギフトを贈ることができるサービスはあると思う。このバーチャルギフトは有料のものもあれば、無料で贈ることができる場合もある。Facebookなんかは無料のバレンタインギフトが多く用意されている。用意されているというより、ギフト系のアプリケーションのほとんどが備えているのではないだろうか。

バーチャルギフト(デジタルギフトと言ってもいいかもしれない)は、まだ市場が大きくなったとは言えない。ただし、GREEやモバゲータウンの売り上げでギフトだったりアバターであったり、リアルなものではないバーチャルなものの売り上げがそれなりの比率を占める。会員数ではmixiにかなわないGREEであるが、利益をみるとmixiと肩を並べる。これはバーチャルギフトの売り上げが寄与している。

デジタルネイティブ世代が台頭するころには、ギフトというものはデジタルであることが当たり前になるかもしれない。それはそれで、流通業が困ってしまうのだが、バーチャルギフトにお金を支払う習慣がきちんとできていれば、現在のお金の流れ(産業構造)は変えなければならないけれども、なんとか経済を回すことができるのではないだろうか。簡単には想像できない世界ではあるが、ありえる未来ではある。

どちらにしろ、チョコレートの食べすぎやビールの大量消費を心配しなくてすむ未来は健康にはいいかもしれない。と、強引にこの記事のタイトルで締めくくってみる。

ちなみに、バレンタインデーで女性から男性にチョコを贈るのは日本だけの習慣のようだ。海外では男性から女性に何か贈り物をすることの方が多いらしい。Facebookを使っていると、インストールしたアプリケーションから「バレンタインデーのギフトを贈りましょう」という案内メールが最近は毎日のように届く。私は根っからの日本人なので、正直なところ、どう贈っていいのか分からない。Facebookでは、こちらからは何も贈らずに、もし贈られたら返信する形で何かバーチャルギフトを贈るんだろうなと、漠然と考えている。海外生まれのSNSを使っていると、日本との習慣の違いに戸惑うことがたまにある。今回のバレンタインデーも困惑するイベントの1つである。

とりあえず、うまく乗り切ろうと思う。

posted by やすお at 03:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | SNS一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月07日

FacebookがOpenIDになる−便利になるのか、ならんだろう

ソーシャルメディアを使っていて困るのが、サービスごとにプロフィールを作成しなければならないことだ。そもそも、サービスを使用するためにユーザーIDもサービスごとに作成しなければならない。この問題は最近になって浮かび上がってきたものではない。古くは、企業内の情報システムで業務アプリケーションごとに異なるユーザーIDでログインするといったことが普通に行われており、困っている状況ではあった。企業内システムでは「シングルサインオン」という仕組みを導入することで、1つのユーザーIDで複数の業務アプリケーションを使えるようにしているところもある。

企業内で起こっていた問題はある程度お金をかければ解決できるのだが、インターネットで提供されるWebサービスにシングルサインオンの仕組みはなかなか組み込めない。基本的には個人がなんらかのコストを支払って実現しなければならないものであり、プライバシーの問題もあって、自分の家のマスターキーのようなものを自分以外の誰かに預けるといったことは難しい。

もちろん、このような状況は今となっては昔のこととなっている。SNSをはじめ、個人情報を必要とするWebサービスが人気を集め、徐々にではあるが、ユーザー認証を求めるサービスに慣れてきた。

そして冒頭の問題が発生するに至る。複数のソーシャルメディアを使っていると、複数のWebサイトで同じようなプロフィールやユーザーIDとパスワードのペアを登録しなければならないのだ。もちろん技術は進歩するので、それらを解決する仕組みが登場している。最近よく聞くのはOpenIDだ。このIDを持っていれば、対応するWebサービスをすぐに使えるようになる。

よく分からないのは、OpenIDの取得方法だろう。さまざまなインターネット事業者が発行しているので、どこでとればいいのか混乱することだ。Yahoo!やmixiもOpenIDを発行しているし、日本だったらOpenID.ne.jpも発行している。そして、FacebookもOpenID発行事業者になるというのだ。ますます混乱する。

で、FacebookがOpenIDを発行するからといって、何が便利になるかというと、FacebookのユーザーIDで他のWebサイトにアクセスできるくらいだ。他で発行したOpenIDでFacebookの会員になることはできない。実は、Yahoo!なんかもそんな感じで、自社のIDで他社のサービスを使えるようにはするけれど、自分のところは自分のIDしか受け付けないというねじれた運用になっている。これでは、シングルサインオンを実現できない。

Openという魔法の言葉を聞くと、夢の世界が広がるようなイメージがある。OpenIDはオープンのようでオープンではないのが困るのだ。いっそのこと、すべてのWebサービスがFacebookのユーザーIDでログインできるようになった方がすっきりするかもしれない。プロファイル情報もFacebookの登録情報を使えばいいのだし。まあ、これはFacebookの独占につながるので、競争がなくなるなどの弊害がある。

うまくいかないものである。かつては、Microsoftも.NET Passportで世界統一を目指したが成功しなかった。これをFacebookができるのかというと難しいだろう。ただし、FacebookにはFacebook Connectというサービス間を結び付ける仕組みがある。同様にGoogleもFriends Connectという技術でサービスを結び付けることができる。

なんとなくではあるが、Facebook ConnectとFriends Connectが連携すれば、ほぼ世界中をカバーできるのではないかと思うのだ。実現する可能性は低いのだろうけど。

支離滅裂ではあるが、インターネットの世界には、ユーザー認証を統一する仕組みがないのという解けない問題があるのだ。

posted by やすお at 05:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月06日

Web2.0時代は女性がリードする

「Web2.0」というキーワードを最近聞かなくなってきた。Webが新しい時代に突入したことが認識されてきたので、改めて言うこともなくなったのだろう。また、最近よく聞くキーワードとして「ソーシャルメディア」が挙げられる。Web2.0の具体的なサービスとして登場している。MixiやFacebookといったSNSはソーシャルメディアの代表的なものだ。

で、このソーシャルメディアなのだが、人と人とがコミュニケーションをするという性格のものなのだからかもしれないが、女性の参加人数が多い気がする。これまで、インターネットというと男性中心のようなイメージがあった(少なくとも私は)が、リアル世界と同じくらいの男女比でのソーシャルメディアへの参加がなされている。

と思っていたのだが、ソーシャルメディアの代表であるSNSの男女比をFacebookの会員で調べてみた。そうしたら、なんと若干ではあるが女性の比率が高いことが分かった。2009年2月2日時点で、日本人男性の会員数は9万9032人、日本人女性の会員数は11万6740人であった。男性会員は日本人会員の約45.9%で女性会員は54.1%になる。約10ポイントの差で女性の方が多い。米国でも似たような状況になっているので、日本だけの特殊事情ではなさそうだ。


個人差はあるだろうが、一般的に女性の方がコミュニケーションスキルは高い。スキルというかコミュニケーションに対する欲望が大きいと思う。電話やメールを使いこなしているのは女性の方が多いように思えるし、コミュニケーションにかける時間も男性に比べると長いと思う。

SNSの女性参加率が高いというのは薄々感じていた。日記を書くと、コメントを書いてもらうのは女性の方が多いし、さりげないメッセージを送ってくれるのも圧倒的に女性が多い。私が感心するのは、短期間に大量のコミュニケーションをとる能力というか、コミュニケーションに対する情熱だ。私もそれなりにブログを書いたりコメントを残したりしている方だと思っているが、彼女らはその上をいく。どうしてあれだけのことができるのか不思議だし驚きでもある。

何が言いたいのか分かりにくくなってきたかと思うが、結論は記事タイトルにある通りだ。コミュニケーションの要素があるサービスが台頭してきている現代において、女性が活躍する場が多くなってきている。Webサービスの開発は男性エンジニアが多いように感じているが、サービス内容の企画などは女性主導で実施した方がいいものができるのではないかと思ったわけだ。

女性向けサイトを女性に企画してもらうのではない。性別に関係なく、ソーシャルメディアの開発自体が女性に最適だと思うのだ。男性エンジニアが思いつかないものを彼女らは提案できるだろう。男性には気がつかない細かなおもてなしをソーシャルメディアサービスで実現できるだろう。男の私としてはくやしい思いはあるが、コミュニケーション能力の素地の差はどうにもできないと思う。

きっとWeb2.0時代は女性が活躍する時代なのだろう。男は次のWeb3.0時代にがんばろう。活躍する場所があればだが。

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2009年02月05日

Facebookが5歳の誕生日、私が感じたFacebookについて書いておこう

世界最大といわれる米国生まれのSNSであるFacebookがサービスを開始してから5年たつという。もう5年というべきか、まだ5年というべきか、インターネットのサービスは当たればものすごい勢いで成長するので、5年たったサービスというと、社会人であれば入社10年目の中堅社員というところだろうか。

TechCrunchの記事「5回目の誕生日前夜、Facebookのデザインを回顧する」で昔のデザインを載せているのが面白い。私がFacebookを深く知るようになったのは、画像を見ると2007年だったようだ。ただし、実際に登録したのはFacebookアプリケーションが使える前だったので、2006年以前だったことも分かった。

登録した当時は、世界には巨大なSNSがあって、mixiしか知らない私には衝撃的なことだった。当時は世界最大のSNSは何だったのだろう。MySpaceだったのだろうか。それとも、Friendsterだったかもしれない。もっと別のSNSだったかもしれない。

まあ、何の因果か分からないが、当時は英語でしかサービスをしていないFacebookに興味を持ち、何か感じるところがあって、ユーザー登録し、現在に至っている。当時からNews FeedとかMini Feedとか、mixiにはない機能があって、さっぱり理解できなかった。しかもフレンドが一人もいない状態だったので、面白さもまったく分からなかった。

やっと使えるようになったのは、Facebookアプリケーションが登場してからだ。当時は、アプリケーションが使えるようになることで、Facebookのユーザーが増えるだろうと騒がれていたが、それが現実になった。また、Facebookの会員が増えたことで、私のつたない英語で書かれたプロフィールページを見て、ありがたいことにフレンド申請をしてくれる人も登場した。

せっかくフレンド申請をしていただいても、私の英語力がプアなので、メッセージを出したりなどはあまりできなかったのだが、それをFacebookアプリケーションが救ってくれた。実は、英語を母国語としない私たちにとって、Facebookアプリケーションは、言語を使わないで海外の人とコミュニケーションするのに大切な役割を果たした。たとえば、バーチャルギフトを送るアプリケーションは、メッセージを添えなくても贈ったもので気持ちを伝えることができる。プレゼントで気持ちを伝えるのは万国共通である。

日本人が増えたなと思ったのは、やはり2008年の日本語版が登場したときだ。まあ、日本語版と言っても、翻訳しただけなのだが、技術系ブロガーなどを中心に日本人会員が増えていった。

そして、2009年2月にFacebookが5歳の誕生日を迎えた。現在のFacebookはとても国際色豊かだ。英語圏の人はもちろんのこと、中国人などアジア圏の人もたくさんいる。中東の人もいる。コミュニケーションで使われる言葉は基本的には英語であるが、母国語でWallにメッセージを書き込むのも普通になってきた。Wallに「読めないから英語に翻訳してくれ」と英語でメッセージを残す人もいて、ものすごく多国籍である。

基本的にフレンドになるのは、自分と同じ興味や考えを持っている人である。そのような人が国境を越えてこんなにたくさんいると実感できることが楽しい。Facebookを知ってしまうと、mixiはガラパゴスSNSと呼びたくなるくらい閉鎖的で、井の中の蛙にサービスを提供しているようなものである。もちろん、日本人に向けて日本人に合ったSNSを提供することは悪いことではないので、ビジネスとして成立している限りは問題ない。だけど、どうなのだろうか、米国発の恐慌により経済が縮小している状況で、狭い世界にとどまっているのはいいことなのだろうかと思ってくる。

★ ★ ★

元は大学生向けのSNSとして登場したFacebook。若い人を中心に広がってきたサービスであるが、一般人に公開してから年齢層も変わっている。まだ学生を中心とした年齢層が多数派であるが、30歳以上の割合も無視できないくらい増えている。メディアパブの記事「学生中心であったFacebook,中高年ユーザーが急増」によると、34〜54歳の中高年層が,1年2ヶ月の間に約10倍もユーザー数が増えていた」とのことだ。

FacebookはSNSというよりコミュニケーションインフラの性格が強くなってきているので、年齢を問わず普及しているのだろう。私も40歳を超えているが、Facebookの中では少数派には違いないが、珍しい存在ではない。

とにかく、Facebookは5周年を迎えた。まだまだ会員は増えるだろうし、これからどんなサービスが実装されるのか楽しみだ。

posted by やすお at 03:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | Facebook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2009年02月05日

【解決】「友達を検索」メニューに隠れていたのか−Twitterのマネタイズ部分

昨日の投稿「どこかで読んだ気がするんだけど − Twitterのマネタイズ」で適当なことを書いた。元記事を見つけたので紹介しよう。実は、前の記事で紹介したブログヘラルドの記事が元ネタだった。

「Twitter」の収益化 : フレンズを買う (ブログヘラルド)


このブログヘラルドの記事も参考にしていた記事があって、これはReadWriteWebの「Twitter May Have Found Its Business Model」だった。道理で読んだことがある記事のはずだ。いかに自分が記事を流し読みしているのか分かった。Delicious.comとかはてなブックマークを使って、気になったものはブックマークしているのだけど、全然活用してないね。

ちなみに、おすすめユーザーの紹介は、Twitterの「友達を検索」メニューで「おすすめのユーザー」タブをクリックした画面で表示される。これがどのようなロジックでリコメンドされるのかは不明だ。Twitterに料金を支払っているユーザーとも思えない。ちなみに、私のおすすめユーザーは下の画像の通りである。みなさんのおすすめにはどのような人が出ているのだろうか。

Twitter_recommended_user.png

さて、このおすすめのユーザーの画面であるが、アイコンと簡単な紹介文が表示されるものの、実際のタイムラインを見ることができない。これでは、どのようなつぶやきをしているのか分からないので、フォローすべきなのか判断できない。なぜか、フォローするかどうかのチェックボックスだけはあるので、Twitterの目論見としては、とにかくフォローさせたいのだろう。だが、ユーザーには不便なだけだ。改善するべきだと思う。
タグ:twitter


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2009年02月04日

どこかで読んだ気がするんだけど − Twitterのマネタイズ

みんなから愛されていながら収益に結び付かないWebサービスの代表として「Twitter」がある。Twitterとは、140文字以内のみじかい“つぶやき”をどんどん投稿するサービスで、ミニブログとも呼ばれている。英語圏ではマイクロブログ(Microblog)と呼ばれることが多い。収益に結び付かない以外にも、「何が楽しいの?」と聞かれて、「使ってみれば分かる」としか答えようがない、つかみどころがないゆるいサービスである。ほめているのか、けなしているのか分からないけれど、ユーザーからは愛されているサービスであることは間違いない。

のっけから脱線しているが、今回はTwitterのマネタイズについて考えてみたいと思う。ただ、私のアイデアではなくて、オリジナルはどこかの記事で紹介されていたものだ。今回、ブログヘラルドの「「Twitter」を利用するセレブ達のランキング」という記事を読んで、思い出した。

以前に読んだ記事では、アーティストや俳優/女優がTwitterアカウントを作成し、そこで自分について情報を流す。ファンはその人の情報を知りたがるので、Twitterでフォローする。と、こんな感じでファンをつなげておくためにTwitterを使おうというものだった。つまり、PR媒体としてのTwitterだ。Twitterはアーティストをプロモーションし、獲得したフォロワーの人数分を成果報酬として料金を受け取るというものだったと記憶している。その記事を読んだ時は「なるほど」と納得した。素直だが効果はありそうだ。

セレブのTwitterランキングが記事になるくらいだから、どんな有名人がTwitterにいるのか、多くの人が気にしているに違いないだろうからね。

さて、ブログヘラルドの記事で紹介されていた記事「The 50 most popular celebs on Twitter」にはたくさんのセレブが紹介されているが、日本在住の日本人である私にはなじみが薄い人ばかりであった。私が無知なだけかもしれないけれど。

まあ、そんな中からYoko OnoGeorge Lucasをフォローした。Twitterでは少しでも興味があれば勝手にフォローしていい文化である。MixiなどのSNSと異なり、フォローする人の承認なんかいらない。このような文化であるから、プロモーションしたいアーティストなどにとって、コアなファン以外ともつながりを構築できるいい媒体といえるだろう。

ちなみに、ここで挙げたセレブたちであるが、Twitterへの書き込みを本人が行っているとは限らない。改めて言うことではないが、念のため記しておく。


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2009年02月03日

ソーシャルメディアの利用は節度を持って

決して私のことではない。まあ、いろいろ考えるところもあって、今日の記事としたい。まあ、何度も議論されていることではあるのだが、自分のことをどこまで公開するのか考えた方がいいよということ。

テクノロジー系のブログであるReadWriteWebでも「How to Friend Mom, Dad, and the Boss on Facebook...Safely」という記事で改めて指摘している。この記事ではFacebookでのプライバシーセッティングについて書かれているが、日本ならmixiでどこまで日記や写真を公開するかの参考になる。

で、実はもっと問題なのは、コンテンツアグリゲーションのFriendFeedやTwitterかなと思っている。FriendFeedがサービスを開始したときは、こんな情報も自分のストリーミングに流せるのかと驚いた。いや、面白がったと言った方が適切かもしれない。とにかく、設定できるものは何でも設定した。そして、Twitterでは、最初はつぶやきだけを公開していたものの、さまざまなTwitter関連のツールが登場したり、ソーシャルサービスの方がTwitterに対応したり、Twitterで投稿するつぶやき以外の情報を自分のタイムラインに流せるようになってきた。FriendFeedで流した情報をTwitterのタイムラインに流すといった芸当もできるようになっているので、もうどこで何を投稿したのか混乱するほどである。

そんなわけで、自分が発信した情報がどこに記載されているかコントロールするのが難しくなってきた現状がある。特に、ソーシャル系サービスは相手があって成立するものがあり、たとえば、Twitterで自分あての返信をもらったとき、自分のタイムラインだけにその返信が表示されるように思えるが、実際には、相手が登録しているソーシャルアグリゲーションサービスにも投稿される。登録していれば、Twitter以外のidenti.caやPlurkといったミニブログやFacebook、FriendFeedなどにも配信される。自分のTwitter IDが含まれた格好でだ。おまけに、FrinedFeedなどだとストリームを公開していれば、グーグルなどの検索エンジンで検索することも可能になる。かなり広範囲に自分の情報が流れていると思っていいだろう。

そんな背景があり、自分のはずかしい情報はなるべく流さない方がいいのではないかと指摘する次第である。正直なところ、自分の子供がインターネットを使うようになって、何かを検索したら親父のブログが出てきた、なんてことは十分考えられる。その時になって、「親父はこの程度か」とか「変なつぶやきをしてんじゃないよ」と言われるのだけは避けた方がいいのかなと思ったわけだ。

そうこうしているうちに、mixiやGREEを使い始めて、もしかすると私のプロフィールを探し出すかもしれない。意図していようとしていまいと。そうなると、親父の交友関係が分かってしまう。まあ、あやしいことをしているわけではないので、見られてもいいのだが、なんかはずかしい。親子ならSNSではなくて、できるだけリアルで接したいところだ。親と子供の犯してはならない領域というのもありそうだし。

ということで、子供がインターネットを使うような時になったら、各種SNSのプライバシー設定は適切に設定しようと思う。みなさんも少し見直してはいかがだろうか。変なトラブルになる前に。

posted by やすお at 03:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | ソーシャルメディア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする



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